薄青の瞳に溺れて
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ドラコと付き合い始めて、数ヶ月が経った。
最初は変わらないままだと思っていたドラコの態度も、少しずつ変化していることに気づく。
「今日もホグズミード、行くんだろ?」
朝食の席で、背中合わせで座っていたドラコが何気なく尋ねる。
「うん、行くつもりだけど……なんで?」
「じゃあ、迎えに行く。」
「……え?」
「寮の前で待ってるから、遅れるなよ。」
さらっと言いながら、ドラコはパンをちぎって口に運ぶ。
まるで、それが当たり前のことかのように。
私は、思わず顔が熱くなるのを感じた。
────
ホグズミードに着くと、いつの間にかドラコが私の手を引いていた。
「……手、繋ぐの?」
「嫌か?」
「ううん、むしろ嬉しいけど……」
「なら、いいだろ。」
ドラコはそれ以上何も言わず、しっかりと指を絡めて歩き出す。
「バタービール、飲んでいくか?」
「うん!」
三本の箒に入り、席に着く前に私はメニューを見ながらどれにしようかと迷っていた。
そうしてようやく決めて、いつものように財布を取り出しかけたとき──
「私の分、払うよ」
そう言うと同時に、ドラコはあっさりと返す。
「もう済んでる。」
「……え?」
「君がメニューに夢中になってる間にな」
そう言って、当たり前のようにバタービールを口にする彼の横顔は、どこかそっけないけれど、やさしかった。
私はしばらく驚いたまま動けずにいたが、やがて小さく笑った。
「……ありがとう。」
「ん。」
以前のドラコなら「感謝しろよ?」なんて言いそうなのに、今はただ、それだけ。
その変化が妙にくすぐったくて、ふふっと笑みがこぼれた。
「何笑ってる?」
「なんでもない。ただ……ドラコって、ほんと優しくなったなって。」
「……そうか?」
ドラコは少し視線を逸らして、バタービールに口をつけた。
────
それからドラコと買い物を楽しんだ後、最後の店を出ると、日が傾き始めていた。
「……もう夕方か。」
「そろそろ帰らなきゃかな?」
「いや。」
ドラコは私の手を引いたまま、街の外れへと歩いていく。
「え? どこ行くの?」
「ちょっとだけ、散歩。」
「散歩?」
「……ホグズミードに来ると、いつも人混みばかりだろ。」
「あー、まあ確かに。」
「たまには、静かなところでゆっくりするのもいい。」
「……ドラコ、そういうの好きなんだ?」
「なまえが好きそうだから。」
「……っ。」
心臓が跳ねる音が聞こえそうなくらい、鼓動が速くなる。
「……ほんとに、変わったよね。
……今のドラコ、すごく好き。」
ドラコは少し目を見開き、それから微笑んだ。
「……そうか」
そのまま、私をベンチに座らせて、肩を引き寄せる。
「寒くないか?」
「……ちょっとだけ。」
「じゃあ、もう少し近くに来い。」
優しい声でそう囁くドラコの腕の中は、冬の冷たさを忘れるくらい暖かかった。
最初は変わらないままだと思っていたドラコの態度も、少しずつ変化していることに気づく。
「今日もホグズミード、行くんだろ?」
朝食の席で、背中合わせで座っていたドラコが何気なく尋ねる。
「うん、行くつもりだけど……なんで?」
「じゃあ、迎えに行く。」
「……え?」
「寮の前で待ってるから、遅れるなよ。」
さらっと言いながら、ドラコはパンをちぎって口に運ぶ。
まるで、それが当たり前のことかのように。
私は、思わず顔が熱くなるのを感じた。
────
ホグズミードに着くと、いつの間にかドラコが私の手を引いていた。
「……手、繋ぐの?」
「嫌か?」
「ううん、むしろ嬉しいけど……」
「なら、いいだろ。」
ドラコはそれ以上何も言わず、しっかりと指を絡めて歩き出す。
「バタービール、飲んでいくか?」
「うん!」
三本の箒に入り、席に着く前に私はメニューを見ながらどれにしようかと迷っていた。
そうしてようやく決めて、いつものように財布を取り出しかけたとき──
「私の分、払うよ」
そう言うと同時に、ドラコはあっさりと返す。
「もう済んでる。」
「……え?」
「君がメニューに夢中になってる間にな」
そう言って、当たり前のようにバタービールを口にする彼の横顔は、どこかそっけないけれど、やさしかった。
私はしばらく驚いたまま動けずにいたが、やがて小さく笑った。
「……ありがとう。」
「ん。」
以前のドラコなら「感謝しろよ?」なんて言いそうなのに、今はただ、それだけ。
その変化が妙にくすぐったくて、ふふっと笑みがこぼれた。
「何笑ってる?」
「なんでもない。ただ……ドラコって、ほんと優しくなったなって。」
「……そうか?」
ドラコは少し視線を逸らして、バタービールに口をつけた。
────
それからドラコと買い物を楽しんだ後、最後の店を出ると、日が傾き始めていた。
「……もう夕方か。」
「そろそろ帰らなきゃかな?」
「いや。」
ドラコは私の手を引いたまま、街の外れへと歩いていく。
「え? どこ行くの?」
「ちょっとだけ、散歩。」
「散歩?」
「……ホグズミードに来ると、いつも人混みばかりだろ。」
「あー、まあ確かに。」
「たまには、静かなところでゆっくりするのもいい。」
「……ドラコ、そういうの好きなんだ?」
「なまえが好きそうだから。」
「……っ。」
心臓が跳ねる音が聞こえそうなくらい、鼓動が速くなる。
「……ほんとに、変わったよね。
……今のドラコ、すごく好き。」
ドラコは少し目を見開き、それから微笑んだ。
「……そうか」
そのまま、私をベンチに座らせて、肩を引き寄せる。
「寒くないか?」
「……ちょっとだけ。」
「じゃあ、もう少し近くに来い。」
優しい声でそう囁くドラコの腕の中は、冬の冷たさを忘れるくらい暖かかった。