お礼画面




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 ( キスの場所 )


「キスする場所によって、その人の心理が分かるんだって。」


知ってた?とベッドの中で俺に抱きしめられたままの彼女がそう言った。

「…へぇ、心理?」
「うん、例えば…」

ちょっとだけ身体を伸ばして、俺のまぶたにチュっと軽くキスをする。

「ここは、憧れ。」

そして次に頬へ唇を寄せる。

「頬は、親愛…だったかな。」

さらに、耳。

「誘惑。」
「お、誘ってんのか?と」
「これは説明!」
「くくっ、んで、ここは?」

トントンと、自分の唇を指してニヤリと笑う。
彼女は少しだけ恥ずかしそうに顔を赤くして、控えめに唇を合わせてきた。

「…愛してる。レノ」
「ん、俺も」

彼女の後頭部に手を添えて、より深く唇を重ねた。
さっきまで気が遠くなるくらい熱く身体を重ねあったというのに、また熱を帯びてきそうになる。

「あ、じゃぁ、ここはどうなんだ?」
「ここ…あっ…」

唇を離し、つん、と彼女の鎖骨辺りを指さす。
そこには首筋から胸元辺りまでに散らされた大量の赤い印。
その数に驚いて更に顔を紅潮させる彼女。


「まぁ、だいたい想像つくけどな、と」


俺の物、って言いたくてつけたもんだし。


(首筋は執着、胸元は独占欲)


<end>

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