ごめん寝シリーズ
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【ツォンver】
私は今とんでもなく落ち込んでます。
任務に失敗してめちゃくちゃ怒られました。
何で先輩達みたいにスマートにカッコよく任務完了、って出来ないんだろ。
あーあ、流石に凹む。情けなくて消えちゃいたい。
あ、涙出てきた…どうしよ。もういいや、今誰もいないし泣いちゃおう。
泣いてスッキリしたら、また頑張ろう。
***
「…おい、起きろ」
ふわふわの意識の中で誰かに声をかけられた気がしてゆっくり瞼を開けた。
「んん…誰…?」
「勤務中に居眠りとはいい度胸だな」
「え、あ、主任…ん?!」
呆けながら顔を上げると、目の前に訝し気に顔を顰めた主任の姿。
さっきこんこんと叱られたばっかりなのに居眠りとか、もっと怒鳴られるに決まってる。
「ご、ごごごめんなさい…!!」
慌てて身体を起こして主任に向き合うと、私の顔を見た主任が少しだけ目を見開いた。
「…泣いていたのか?」
「へ?」
「随分身体を丸めて蹲っていたが…少し、叱りすぎたようだな」
珍しく少しだけバツが悪そうな表情を浮かべる主任を見て、慌てて手を振る。
「いや、叱られる程のことをした私が悪いんで…ホントにすみませんでした。」
「…泣くほど反省したのならいい。」
すっと主任の手が伸び目尻に残っていた涙を指で拭われて、一気に顔面の熱が上がった。
「ちょ、、しゅ、しゅに…!」
真っ赤になってしまった顔で名前を呼ぶと主任はふっと笑った。
「元気がでたようだな」
え、策士ですか?
不意打ちはずるいです…。
ちゃんちゃん