ごめん寝シリーズ
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【レノver】
私は今とんでもなく落ち込んでます。
任務に失敗してめちゃくちゃ怒られました。
何で先輩達みたいにスマートにカッコよく任務完了、って出来ないんだろ。
あーあ、流石に凹む。情けなくて消えちゃいたい。
あ、涙出てきた…どうしよ。もういいや、今誰もいないし泣いちゃおう。
泣いてスッキリしたら、また頑張ろう。
***
「…なんだぁ?」
オフィスに戻れば誰もいない、と思えばソファの上に…黒くて丸い塊?
まじまじと見てみれば誰か丸まってる。
最近入った新人、のようだ。こんなとこで寝てんなよ。
んん?よく見れば、泣いた跡。
…そういえば、今日調査の任務失敗したって報告あったな。それでか。
まぁ誰にでも失敗はある。いちいち気にしてたら前に進めねーぞ、って前にも言ってやったばかりなのに、ホント真面目なやつ。
てか、それにしてもなんだ、この土下座してるみたいな寝方は。
懺悔でもしながら寝ちまったのか?
さら、と前髪を避けるように撫でたら気持ちよさそうに顔を擦り寄せてきた。
ちょっと待て、可愛いことしてくんなよ!
…あ。よく見るとコイツ、睫毛すげぇ長ぇし、顔もそこそこ…。
まあまあ好みってゆーか…って待て待て、相手は後輩。変な気起こすなよ。
つーか、めちゃくちゃ気持ちよさそーに寝やがって。俺まで眠くなってきた。
動物みたいに丸まってるコイツを見てたら、抱き枕にしたら気持ちよさそう、とちょっとだけ欲が出た。
起こさないように横に寝転び丸まるコイツを腕に閉じ込めるとフニフニの感触が伝わって、予想以上の気持ちよさ。あっという間に睡魔が襲い、程よい眠気に身を委ねた。
「ん…?え?え、なに?レノ、先輩?!?!」
「ん…うるさい、まだ寝たりねーぞ、と」
「ふぎゃっ?!?!」
起きたら目の前に先輩の顔があって驚きで飛び起きたけど完全ホールド。
結局、先輩が起きるまで抱き枕にされました。
(というかツォンさんに叩き起された)
ちゃんちゃん