世界観

《闘技場ファイター》

毎日の様にエンシューズコロシアムに通っては試合に参加している戦士の事。
戦いの事しか考えておらず野蛮なイメージを与えがちだが、厳しい規則を守り、試合前と後に行われる身体検査をクリアしなければ続けられない為、実は真面目で礼儀正しい戦士が多い。
その規則というのは以下の通り。

☆闘技場の外で暴力行為を行ってはいけない。
☆闘技場の内外に関わらず殺害行為を行ってはいけない。
☆モンスター討伐、犯罪の容疑者確保の協力、その他の依頼の受理はジャスティスギルドを通して許可を貰う事。
☆身体検査は必ず受ける。
☆試合中で毒物を持ち込んではいけない。
☆違法毒物(ドーピング)による筋力や魔力の増強をしてはいけない。

これらの中に1つでも破れば1年以内の出場停止、最悪の場合は闘技場内の出入り禁止が言い渡される。
エンシューズコロシアムで行われる大会に優勝する、もしくは勝ち抜きバトルで優秀な成績を収めると、有力貴族の一人―ジャスティン・S・アヴェンジットから名誉と賞金だけでなく、生活や鍛練に関しても優遇措置を受けられる。この事から、戦士のほとんどが賞金と生活保障を求めてトップを目指している。


《クリアトラックス王国》

分断戦争が起こる直前までの約200年間、聖冥諸島が一つの大きな島だった時代に存在していた島国。
5代に亘る歴代国王の統治により成り立ち、特に最後の王と云われる5代目の国王が盤石な政治で繁栄と平和を築き上げ、人々は豊かな生活を送っていた。
しかし分断戦争の始まりを機に瞬く間に崩壊し、その国王も戦争の真っ只中に命を落としたと記録されている。
クリアトラックス王国時代の遺跡は東の島アイドライズにて発見の報告が相次ぎ、エクスプローラーギルドに出入りする考古学者や冒険家達が積極的に調査している。
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