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「アナタのはぁとをシュガシュガスウィート☆ さとうしんこと、しゅがーはぁとだよぉ☆」
テレビから、甘ったるい声が聴こえてくる。
内巻きカールのツインテール。天真爛漫な笑顔。ヘソ出しのアイドル衣装を身にまとい、堂々としている彼女。
私の友人、佐藤心は本当にアイドルになったのだな、と実感する。
26歳。私と同い年。で、アイドルをやり始めた。
彼女のチャレンジ精神には、感服する。
私は突然、アイドルになりませんか? とか言われたとしてもなれないだろうし。
テレビの中の、しゅがーはぁとさんは、私の友達である佐藤心とギャップがある、ということはない。ないのだ。
ぶりっ子的な言動は、私の前でもそのままである。
本人はともかく、周りの人間は胃もたれしないのだろうか? 私は、若干する。
しかし、彼女は可愛い。アイドルが様になっている。私は素直に感心した。
元々彼女は、私の親友なのだから、私が一番始めに推してきたと言っても過言ではないのではないだろうか? 過言か?
心のことは、昔から大好きだ。周りを、私を明るく照らしてくれる、太陽みたいな女だ。
もしくは、口に入れても、決して溶けない砂糖菓子みたいな女。
いや、我が強いな、ほんと。そんなところも魅力的だけれども。
彼女がアイドルをやると、私の人生にも当然影響が出てくる。私は、私の人生に「推しアイドル」というものが出来るなんて夢にも思っていなかったし、ライブを現場に観に行く日が来るとは考えていなかったし、アイドルのグッズを愛用している鞄につける日が来るとも、想像したことがなかった。
これから、佐藤心こと、しゅがーはぁとは、何人も何十人も何百人もの、もしかしたらもっとたくさんの人生に影響を与えていくのだろう。
それこそ、人生を狂わされる人も出てきたりして。
この頃の私は、まだ自分こそが、その狂わされる人間になるとは、全く思っていなかったのである。
テレビから、甘ったるい声が聴こえてくる。
内巻きカールのツインテール。天真爛漫な笑顔。ヘソ出しのアイドル衣装を身にまとい、堂々としている彼女。
私の友人、佐藤心は本当にアイドルになったのだな、と実感する。
26歳。私と同い年。で、アイドルをやり始めた。
彼女のチャレンジ精神には、感服する。
私は突然、アイドルになりませんか? とか言われたとしてもなれないだろうし。
テレビの中の、しゅがーはぁとさんは、私の友達である佐藤心とギャップがある、ということはない。ないのだ。
ぶりっ子的な言動は、私の前でもそのままである。
本人はともかく、周りの人間は胃もたれしないのだろうか? 私は、若干する。
しかし、彼女は可愛い。アイドルが様になっている。私は素直に感心した。
元々彼女は、私の親友なのだから、私が一番始めに推してきたと言っても過言ではないのではないだろうか? 過言か?
心のことは、昔から大好きだ。周りを、私を明るく照らしてくれる、太陽みたいな女だ。
もしくは、口に入れても、決して溶けない砂糖菓子みたいな女。
いや、我が強いな、ほんと。そんなところも魅力的だけれども。
彼女がアイドルをやると、私の人生にも当然影響が出てくる。私は、私の人生に「推しアイドル」というものが出来るなんて夢にも思っていなかったし、ライブを現場に観に行く日が来るとは考えていなかったし、アイドルのグッズを愛用している鞄につける日が来るとも、想像したことがなかった。
これから、佐藤心こと、しゅがーはぁとは、何人も何十人も何百人もの、もしかしたらもっとたくさんの人生に影響を与えていくのだろう。
それこそ、人生を狂わされる人も出てきたりして。
この頃の私は、まだ自分こそが、その狂わされる人間になるとは、全く思っていなかったのである。