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諏訪が墓参りをしている。オレの墓だ。
オレは、おまえを呪いたくてしょうがない。
冷たい手で彼の首筋を撫で上げると、わずかに身震いした。
おまえが好きだ。
死んだ後があるなんて、予想外だったが、生きてた頃と同じように、おまえを想えるのなら僥倖だ。
オレは、帰路に着く諏訪の首に抱き付き、憑いて行くことにした。