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しばらく見かけていなかった鉱夫仲間のアルゴニアン、デルキーサスがダークウォーター・クロッシングに戻ってきた。なんでも、ダークウォーター峠で、ファルマーに捕まって囚われていたらしい。
そこを、親切な旅人に助けられたのだとか。
それからというもの、デルキーサスはその旅人の話ばかりするようになった。
ファルマーといかに勇敢に闘ったか、とか。自分にとても優しく接してくれた、とか。
「彼にヒストの加護があるように、祈っている」とか、「彼なら、ヒストの試練も突破出来るだろう」とかも言っていた。
毎日毎日、命の恩人の話をするデルキーサス。
ああ、デルキーサスは恋をしているのだな、と思った。
さすがに、件の恩人がドラゴンボーンだというのは話を盛り過ぎだろうと思うが。
ある日、ダークウォーター・クロッシングにドラゴンが襲来した。お伽噺でしか聞いたことがなかった存在が頭上を旋回している。
「ああ、ショールよ、お助けください」
私は神に祈った。
しかし、我々を助けに来た救世主はショールではなく、ひとりの男である。
「Joor Zah Fru!」
男は何かを叫ぶ。すると、ドラゴンが地上へと引きずり下ろされた。
今のは、まさかノルドに伝わる秘術、シャウトか? この男こそがデルキーサスの恩人で、ドラゴンボーンだとでもいうのか?
謎の男は、ドラゴンに対して接近戦を仕掛けている。熟練の戦士のような闘いぶりだ。
やがて、彼によってドラゴンは倒される。そして、驚くべきことに、男はドラゴンのソウルをその身に吸収したのである。
間違いない、ドラゴンボーンだ。
よく見ると、彼はマーラのアミュレットを身につけている。そして、デルキーサスの元へ行くと、彼に婚約を申し込んだ。
デルキーサスは、心底嬉しそうに申し出を受ける。
「オブリビオンにだって付き合うよ」
ドラゴンボーンの冒険にも一緒に行くことに決めたらしい。
ふたりの新しい門出を祝おう。
自分は、彼らに幸いあれ、と九大神に祈った。
そこを、親切な旅人に助けられたのだとか。
それからというもの、デルキーサスはその旅人の話ばかりするようになった。
ファルマーといかに勇敢に闘ったか、とか。自分にとても優しく接してくれた、とか。
「彼にヒストの加護があるように、祈っている」とか、「彼なら、ヒストの試練も突破出来るだろう」とかも言っていた。
毎日毎日、命の恩人の話をするデルキーサス。
ああ、デルキーサスは恋をしているのだな、と思った。
さすがに、件の恩人がドラゴンボーンだというのは話を盛り過ぎだろうと思うが。
ある日、ダークウォーター・クロッシングにドラゴンが襲来した。お伽噺でしか聞いたことがなかった存在が頭上を旋回している。
「ああ、ショールよ、お助けください」
私は神に祈った。
しかし、我々を助けに来た救世主はショールではなく、ひとりの男である。
「Joor Zah Fru!」
男は何かを叫ぶ。すると、ドラゴンが地上へと引きずり下ろされた。
今のは、まさかノルドに伝わる秘術、シャウトか? この男こそがデルキーサスの恩人で、ドラゴンボーンだとでもいうのか?
謎の男は、ドラゴンに対して接近戦を仕掛けている。熟練の戦士のような闘いぶりだ。
やがて、彼によってドラゴンは倒される。そして、驚くべきことに、男はドラゴンのソウルをその身に吸収したのである。
間違いない、ドラゴンボーンだ。
よく見ると、彼はマーラのアミュレットを身につけている。そして、デルキーサスの元へ行くと、彼に婚約を申し込んだ。
デルキーサスは、心底嬉しそうに申し出を受ける。
「オブリビオンにだって付き合うよ」
ドラゴンボーンの冒険にも一緒に行くことに決めたらしい。
ふたりの新しい門出を祝おう。
自分は、彼らに幸いあれ、と九大神に祈った。