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先輩は、真剣な顔で小さな世界を見つめている。
その世界には、白菜、長ねぎ、豆腐、しいたけ、鶏肉が詰まっていた。
「よし、オーケー! 食べよう!」
「はい」
「いただきます」とふたりで声を揃える。
私たちは、具材を取り、白米と共に食べた。
「美味しい!」
「はい。さすが先輩」
先輩は、料理が特別に得意なワケではないけれど、鍋だけは大得意である。
「やっぱり、先輩の職業柄?」
「ん? なに?」
「先輩が鍋を得意としているのって、魔女だからなのかなって思いまして」
「それもあるかもね~」
「なるほど」
そう。先輩は、現代を生きる魔女なのだ。
大釜で薬の調合をしたり、飼っている黒猫と話したり、私に自作のお守りをくれたりする。
「この鍋って、普通の鍋ですよね?」
「…………」
「先輩? なんで黙るんですか? 先輩?」
「あーその、実は普通の鍋じゃないんだよね……」
先輩は、片手で頬を掻いた。
「この鍋には、幸運に恵まれる材料が混ぜてあって……」
「その材料とは?」
「焼いたヤモリを粉にしたやつと、カエルの目玉」
「なっ!?」
私は、知らないうちに、ヤモリとカエルを食べさせられていたらしい。
「な、んで、黙ってやるんですか?! 覚悟をさせてくださいよ! ヤモリとカエルを食べる覚悟を!」
「ごめーん」
魔女は、片手を顔の前に立てて、片目を瞑った。
これは、反省してないな。
「もう! そのうち、コウモリとかも食べさせる気ですか?」
「いや、コウモリはもう……」
「もう!?」
「失言した」
「いつの間に食べさせたんですか?!」
「はは」
私は、思わず食器を置いて立ち上がり、「はは、じゃないですよ!」と叫ぶように言った。
「ごめんね。魔女だから、つい、ね。」
「先輩……」
先輩は、他者を幸せにしたいと願う魔女である。
取り分け、私のことを。
それが善意なのは分かっているけれど、私は珍味を好んでいるワケではない。
「先輩、お気持ちはありがたいのですが、ちゃんと事前に了解を取ってください」
「はーい」
先輩は、まさに魔女という感じの笑顔を浮かべた。
その世界には、白菜、長ねぎ、豆腐、しいたけ、鶏肉が詰まっていた。
「よし、オーケー! 食べよう!」
「はい」
「いただきます」とふたりで声を揃える。
私たちは、具材を取り、白米と共に食べた。
「美味しい!」
「はい。さすが先輩」
先輩は、料理が特別に得意なワケではないけれど、鍋だけは大得意である。
「やっぱり、先輩の職業柄?」
「ん? なに?」
「先輩が鍋を得意としているのって、魔女だからなのかなって思いまして」
「それもあるかもね~」
「なるほど」
そう。先輩は、現代を生きる魔女なのだ。
大釜で薬の調合をしたり、飼っている黒猫と話したり、私に自作のお守りをくれたりする。
「この鍋って、普通の鍋ですよね?」
「…………」
「先輩? なんで黙るんですか? 先輩?」
「あーその、実は普通の鍋じゃないんだよね……」
先輩は、片手で頬を掻いた。
「この鍋には、幸運に恵まれる材料が混ぜてあって……」
「その材料とは?」
「焼いたヤモリを粉にしたやつと、カエルの目玉」
「なっ!?」
私は、知らないうちに、ヤモリとカエルを食べさせられていたらしい。
「な、んで、黙ってやるんですか?! 覚悟をさせてくださいよ! ヤモリとカエルを食べる覚悟を!」
「ごめーん」
魔女は、片手を顔の前に立てて、片目を瞑った。
これは、反省してないな。
「もう! そのうち、コウモリとかも食べさせる気ですか?」
「いや、コウモリはもう……」
「もう!?」
「失言した」
「いつの間に食べさせたんですか?!」
「はは」
私は、思わず食器を置いて立ち上がり、「はは、じゃないですよ!」と叫ぶように言った。
「ごめんね。魔女だから、つい、ね。」
「先輩……」
先輩は、他者を幸せにしたいと願う魔女である。
取り分け、私のことを。
それが善意なのは分かっているけれど、私は珍味を好んでいるワケではない。
「先輩、お気持ちはありがたいのですが、ちゃんと事前に了解を取ってください」
「はーい」
先輩は、まさに魔女という感じの笑顔を浮かべた。
