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先輩の頭がスイカになった。
私の家に夏に浮かれた不審者が来たのかと思ったら、よく知る先輩だったのである。
「どうして、こんなことに?!」
「さぁ」
目や耳がないのに、会話するのに支障はないらしい。
「スイカの呪い?」
「呪われるようなことしたかなぁ」
先輩は、あまり危機感がない調子で話す。
私は、一生このままだったら色々と困ることになるので、とても心配になった。
「あ、呪いと言えばなんだけど」
「はい」
「やっぱり、キスで解けるんじゃないかな?」
「はい?」
それは、つまり。
「私が王子様になるってことですか?!」
「うん」
「口はどこなんですか~!」
「そんなに細かいことは気にしなくていいんじゃない?」
先輩は、楽観的だ。
「うう。じゃあ、本当にやりますからね?」
「よろしく」
「……失礼します」
私は、先輩の口辺りにキスをする。
そうしたらスイカが真っ二つに割れて、本来の先輩の顔が出てきた。
「おお、戻った」
「うわわ……このスイカ、どうしましょう…………?」
「ふたりで食べよう!」
「えーっ!?」
少し、いや、かなり不気味に思えるが。
結局、先輩に言いくるめられて、私はスイカを食べることにした。
「いただきます」
ふたりで、切り分けたスイカを食べる。
「美味しい……」
「これは、もしかしたら、神様からの贈り物だったのかもね」
「普通、贈り物を頭にすることはないと思いますが…………」
「それはほら、なんかのミスとか」
「…………」
先輩は、相変わらず能天気だ。
スイカは、私たちの体を冷やしてくれる。
「意図せずスイカ割りが出来たから、あとは虫取りと海水浴と花火をすれば、夏にやりたいことはコンプリート出来るね」
「先輩、レポートやるの忘れないでくださいよ」
「大丈夫、大丈夫」
「はぁ」
私は、小さく溜め息をついた。
先輩は、いつも遊ぶことに全力なのである。
そんな先輩に毎回付き合う私も、あまり強くは怒れないけれど。
ふたりの夏休みは、まだ続いていく。
私の家に夏に浮かれた不審者が来たのかと思ったら、よく知る先輩だったのである。
「どうして、こんなことに?!」
「さぁ」
目や耳がないのに、会話するのに支障はないらしい。
「スイカの呪い?」
「呪われるようなことしたかなぁ」
先輩は、あまり危機感がない調子で話す。
私は、一生このままだったら色々と困ることになるので、とても心配になった。
「あ、呪いと言えばなんだけど」
「はい」
「やっぱり、キスで解けるんじゃないかな?」
「はい?」
それは、つまり。
「私が王子様になるってことですか?!」
「うん」
「口はどこなんですか~!」
「そんなに細かいことは気にしなくていいんじゃない?」
先輩は、楽観的だ。
「うう。じゃあ、本当にやりますからね?」
「よろしく」
「……失礼します」
私は、先輩の口辺りにキスをする。
そうしたらスイカが真っ二つに割れて、本来の先輩の顔が出てきた。
「おお、戻った」
「うわわ……このスイカ、どうしましょう…………?」
「ふたりで食べよう!」
「えーっ!?」
少し、いや、かなり不気味に思えるが。
結局、先輩に言いくるめられて、私はスイカを食べることにした。
「いただきます」
ふたりで、切り分けたスイカを食べる。
「美味しい……」
「これは、もしかしたら、神様からの贈り物だったのかもね」
「普通、贈り物を頭にすることはないと思いますが…………」
「それはほら、なんかのミスとか」
「…………」
先輩は、相変わらず能天気だ。
スイカは、私たちの体を冷やしてくれる。
「意図せずスイカ割りが出来たから、あとは虫取りと海水浴と花火をすれば、夏にやりたいことはコンプリート出来るね」
「先輩、レポートやるの忘れないでくださいよ」
「大丈夫、大丈夫」
「はぁ」
私は、小さく溜め息をついた。
先輩は、いつも遊ぶことに全力なのである。
そんな先輩に毎回付き合う私も、あまり強くは怒れないけれど。
ふたりの夏休みは、まだ続いていく。
