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先輩が結婚することになった。
「それは、おめでとう、ございます……」
あまりにも突然の報告で、私はぎこちなくお祝いの言葉を述べる。
「それで、よかったらスピーチしてほしいんだけど」
「私がですか?!」
「うん。だって、一番仲良いし」
先輩に恋人がいることも知らなかったんですけど!?
「……分かりました。がんばります。結婚式はいつですか?」
「今月」
「今月!?」
先輩には、いつも驚かされてばかりだ。
「ダメ?」
「大丈夫です…………」
私は、脳内で結婚祝いのスピーチ原稿を考え始めている。
その後。原稿を完成させ、スピーチの練習をした。
そして、当日。
「私と先輩が出会ったのは、訓練学校ででした。私が、爆発物の扱いが苦手で居残りしていたところに先輩がやって来て、丁寧にコツを教えてくれたんです」
式場で、懐かしい思い出を話す私。
「卒業してからも、私たちはよく一緒にいました。ふたりで組んで、任務を遂行する日々は、私の平凡な人生の中で、美しい宝石のように輝いています」
煌めく記憶。先輩と背中合わせで敵を薙ぎ払ったり、機密文書を運んだり、要人の警護をしたり。たくさんの仕事をしたなぁ。
「私と先輩は、切っても切り離せない仲だと思っています。そんな先輩が、急に結婚すると言ってきた時は、本当にびっくりしました。結婚して、その上引退もするという話でしたから、少し寂しくもありましたが、先輩たちには、末長く幸せでいていただきたいです」
私は、涙をこらえてスピーチを続ける。
先輩の方をちらりと見ると、照れくさそうに笑っていた。
「私は、先輩たちの幸福を脅かすものを決してゆるしません。全て、私が退けます。その覚悟をして、スピーチの依頼を引き受けました」
私のこの両手は、先輩のためにある。どんな敵でも排除してみせる。
「本日は、ご結婚おめでとうございます!」
拍手に包まれて、私は自分の席に戻った。
そこから見た先輩の笑顔を、私は生涯忘れることはないだろう。
「それは、おめでとう、ございます……」
あまりにも突然の報告で、私はぎこちなくお祝いの言葉を述べる。
「それで、よかったらスピーチしてほしいんだけど」
「私がですか?!」
「うん。だって、一番仲良いし」
先輩に恋人がいることも知らなかったんですけど!?
「……分かりました。がんばります。結婚式はいつですか?」
「今月」
「今月!?」
先輩には、いつも驚かされてばかりだ。
「ダメ?」
「大丈夫です…………」
私は、脳内で結婚祝いのスピーチ原稿を考え始めている。
その後。原稿を完成させ、スピーチの練習をした。
そして、当日。
「私と先輩が出会ったのは、訓練学校ででした。私が、爆発物の扱いが苦手で居残りしていたところに先輩がやって来て、丁寧にコツを教えてくれたんです」
式場で、懐かしい思い出を話す私。
「卒業してからも、私たちはよく一緒にいました。ふたりで組んで、任務を遂行する日々は、私の平凡な人生の中で、美しい宝石のように輝いています」
煌めく記憶。先輩と背中合わせで敵を薙ぎ払ったり、機密文書を運んだり、要人の警護をしたり。たくさんの仕事をしたなぁ。
「私と先輩は、切っても切り離せない仲だと思っています。そんな先輩が、急に結婚すると言ってきた時は、本当にびっくりしました。結婚して、その上引退もするという話でしたから、少し寂しくもありましたが、先輩たちには、末長く幸せでいていただきたいです」
私は、涙をこらえてスピーチを続ける。
先輩の方をちらりと見ると、照れくさそうに笑っていた。
「私は、先輩たちの幸福を脅かすものを決してゆるしません。全て、私が退けます。その覚悟をして、スピーチの依頼を引き受けました」
私のこの両手は、先輩のためにある。どんな敵でも排除してみせる。
「本日は、ご結婚おめでとうございます!」
拍手に包まれて、私は自分の席に戻った。
そこから見た先輩の笑顔を、私は生涯忘れることはないだろう。
