一次創作夢
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殺し屋、愛坂狂次は、目立つ容姿をしているが故に狙い難い人物であった。
だから、夜、帰宅するところを狙われたのである。
殺し屋専門の殺し屋は、狂次の背中を一突きし、室内に押し入った。
「愛坂狂次だな?」
「はい」
「お前を殺しに来た」
「そうですか」
狂次には、実はナイフは刺さっていない。彼は、防刃ベストを着ているからだ。
「チッ。ナイフじゃダメか」
それに気付いた相手は、サイレンサー付きの拳銃を取り出す。
刺客が撃った弾を、ナイフで銃身を逸らさせることで回避し、狂次も拳銃を取り出した。
逸れた銃弾は、壁に穴を空けている。
狂次は、刺客と掴み合いながら、リビングまで後退した。
足払いをされて背中から倒れるが、すぐに横に転がって銃撃を避ける狂次。そのまま、両足で刺客を転ばせる。
「ぐっ」
「どなたか知りませんが、おとなしく殺されるつもりにはなれませんね」
「はっ! あんまり調子に乗るな、よ!」
上半身をバネのように跳ね上げた刺客は、狂次に向かって何かを投げた。
ピンを抜かれた小型の手榴弾。それに気付いた狂次は、刺客から体を離し、蹴り飛ばす。
爆発で、テレビや観葉植物などが吹き飛んだ。
狂次が立ち上がると、いつの間にか近付いていた刺客の銃口が額に押し付けられる。
「終わりだな、愛坂狂次」
「……ふふ」と、狂次はギザギザの歯を覗かせて笑った。
「何がおかしい?」
「ねぇ、オレとも遊ぼうよ」
「なっ!?」
刺客の銃を持つ腕に、深々とナイフが突き立てられる。
「きょーちゃん、この人だあれ?」
「知らない人です」
「じゃ、殺しちゃお」
狂次を待っていた愛坂慧三は、兄を撃とうとしている者に牙を剥く。
「クソッ!」
形勢逆転。刺客は、ナイフを引き抜いた慧三に詰め寄られた。
「お前、きょーちゃんより強いの?」
「うるせぇ!」
銃を左手に持ち替え、慧三を狙う。そして、慧三の胸部を撃つ。はずだった。
左手は、狂次の正確な射撃で撃ち抜かれる。
「ぎぃッ!」
「お手をどーぞ」
慧三が一礼し、刺客の負傷した両手を取って踊り出した。
「あははっ! 楽しいね!」
ステップを踏み、痛みで小さく声を上げた刺客の背をくるりと兄の方へ向ける。
狂次は、刺客の背中に、二発の銃弾を撃ち込んだ。
刺客の体から力が抜け、膝から崩れ落ちる。
「もっと華麗にダンスしてくれない?」と嘲笑いながら、慧三は、刺客の首にナイフを刺した。
「やれやれ。災難でしたね、慧三君」
「きょーちゃん、部屋の中めちゃくちゃなんだけど」
土足で歩き回ったから床は汚れたし、リビングの一角は破壊されているし、床と壁には銃弾がめり込んでいる。
「引っ越します。次は、もっとセキュリティが高いマンションにしますよ」
「そ。引っ越し祝い、なにがいい?」
「ストームグラスに興味があります」
「了解!」
愛坂兄弟は、ほのぼのとした会話を繰り広げている。
その後。狂次が事のあらましを協会に報告し、翌日には引っ越し先が決まった。
セキュリティのしっかりした高級マンションの一室。
引っ越した後に、一番にやって来たのは、弟の慧三で。約束通りに、ストームグラスを贈り物としてくれた。
「また一緒に遊ぼうよ、きょーちゃん」
「いけませんよ、慧三君。遊ぶなら、ゲームでです」
「きょーちゃん、ゲーム下手じゃん!」
ゲームは、狂次の反射神経について来てくれないため、対戦すると、いつも負けてしまうのである。
ふたりは、同じ表情をして笑った。
だから、夜、帰宅するところを狙われたのである。
殺し屋専門の殺し屋は、狂次の背中を一突きし、室内に押し入った。
「愛坂狂次だな?」
「はい」
「お前を殺しに来た」
「そうですか」
狂次には、実はナイフは刺さっていない。彼は、防刃ベストを着ているからだ。
「チッ。ナイフじゃダメか」
それに気付いた相手は、サイレンサー付きの拳銃を取り出す。
刺客が撃った弾を、ナイフで銃身を逸らさせることで回避し、狂次も拳銃を取り出した。
逸れた銃弾は、壁に穴を空けている。
狂次は、刺客と掴み合いながら、リビングまで後退した。
足払いをされて背中から倒れるが、すぐに横に転がって銃撃を避ける狂次。そのまま、両足で刺客を転ばせる。
「ぐっ」
「どなたか知りませんが、おとなしく殺されるつもりにはなれませんね」
「はっ! あんまり調子に乗るな、よ!」
上半身をバネのように跳ね上げた刺客は、狂次に向かって何かを投げた。
ピンを抜かれた小型の手榴弾。それに気付いた狂次は、刺客から体を離し、蹴り飛ばす。
爆発で、テレビや観葉植物などが吹き飛んだ。
狂次が立ち上がると、いつの間にか近付いていた刺客の銃口が額に押し付けられる。
「終わりだな、愛坂狂次」
「……ふふ」と、狂次はギザギザの歯を覗かせて笑った。
「何がおかしい?」
「ねぇ、オレとも遊ぼうよ」
「なっ!?」
刺客の銃を持つ腕に、深々とナイフが突き立てられる。
「きょーちゃん、この人だあれ?」
「知らない人です」
「じゃ、殺しちゃお」
狂次を待っていた愛坂慧三は、兄を撃とうとしている者に牙を剥く。
「クソッ!」
形勢逆転。刺客は、ナイフを引き抜いた慧三に詰め寄られた。
「お前、きょーちゃんより強いの?」
「うるせぇ!」
銃を左手に持ち替え、慧三を狙う。そして、慧三の胸部を撃つ。はずだった。
左手は、狂次の正確な射撃で撃ち抜かれる。
「ぎぃッ!」
「お手をどーぞ」
慧三が一礼し、刺客の負傷した両手を取って踊り出した。
「あははっ! 楽しいね!」
ステップを踏み、痛みで小さく声を上げた刺客の背をくるりと兄の方へ向ける。
狂次は、刺客の背中に、二発の銃弾を撃ち込んだ。
刺客の体から力が抜け、膝から崩れ落ちる。
「もっと華麗にダンスしてくれない?」と嘲笑いながら、慧三は、刺客の首にナイフを刺した。
「やれやれ。災難でしたね、慧三君」
「きょーちゃん、部屋の中めちゃくちゃなんだけど」
土足で歩き回ったから床は汚れたし、リビングの一角は破壊されているし、床と壁には銃弾がめり込んでいる。
「引っ越します。次は、もっとセキュリティが高いマンションにしますよ」
「そ。引っ越し祝い、なにがいい?」
「ストームグラスに興味があります」
「了解!」
愛坂兄弟は、ほのぼのとした会話を繰り広げている。
その後。狂次が事のあらましを協会に報告し、翌日には引っ越し先が決まった。
セキュリティのしっかりした高級マンションの一室。
引っ越した後に、一番にやって来たのは、弟の慧三で。約束通りに、ストームグラスを贈り物としてくれた。
「また一緒に遊ぼうよ、きょーちゃん」
「いけませんよ、慧三君。遊ぶなら、ゲームでです」
「きょーちゃん、ゲーム下手じゃん!」
ゲームは、狂次の反射神経について来てくれないため、対戦すると、いつも負けてしまうのである。
ふたりは、同じ表情をして笑った。
