ネームレス
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先生を好きなのは、私だけだと思っていた。
蛭田先生を見ているのは、私だけだと思いたかった。
それなのに。それなのに、あの転校生が、アイツが!
どうして? どうしてなの?
人目を忍んで手を、指を絡ませて繋いでいて…………気持ち悪くなった。
抱き合っていて…………吐き気がした。
それから、それから…………思い出したくもない。
死んじゃえばいいのに。