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先輩が、ぽんっと卒業証書入れの蓋を鳴らした。
「卒業おめでとうございます」
「ありがとう」
先輩は、嬉しそうに笑う。
「大学生になっても、私と遊んでくださいね」
「もちろん」
「さっそくなんですけど、卒業祝いに遊園地などいかがでしょう?」
「いいね~」
乗り気みたいだ。よかった。
そんなことを話しながらも、私は、あることを切り出せずにいる。
そもそも、ブレザーのボタンをもらうのってありなんだろうか?
「どうかしたの?」
「いえ、別に…………」
先輩は、太陽の光を背にして微笑んでいる。その美しさに、私は見惚れてしまった。
呆けていると、先輩が私の手を取る。
「先輩?」
「これ、あげる」
「これ…………」
それは、第二ボタンらしかった。
「いいんですか? 私がもらって」
「うん。君にもらってほしいんだよ」
「ありがとうございます。大切にします」
先輩が、どういうつもりでボタンを渡してきたのかは分からないけど、これは私の宝物にしよう。
「肌身離さず持っててね。きっと、君を守ってくれるから」
「はい」
その後。私は、ボタンを小さな布袋に入れて持ち歩くようになった。
先輩といる時も、いない時も。
ある日。私は、眼前で停車したワゴン車から出てきたふたりの男に、中に無理矢理押し込められた。
猿ぐつわを噛まされ、手足を縛られ、身動き出来ない。
この男たちは、私をどうするつもりなんだろう? 殺されるのかな。
傍観者みたいに、私は私を見ている。
やがて、どこかの倉庫内の椅子に座らされ、拘束された私は目隠しをつけられた。
しばらくして。
「なんだお前?!」
「ぎゃっ!?」
「うわぁっ!?」
周りが騒がしくなった。一体なに?
「待たせて、ごめん。今助ける」
「先輩?!」
拘束を解かれてみると、そこには心配そうな顔の先輩がいた。辺りには、伸びた男たちがいる。
「どうしてここが分かったんですか?」
「あのボタン、実は発信器なんだよね」
先輩は、「ごめんね」とイタズラっぽく笑った。
私の保護者から卒業するつもりはないってことでしたか。
「卒業おめでとうございます」
「ありがとう」
先輩は、嬉しそうに笑う。
「大学生になっても、私と遊んでくださいね」
「もちろん」
「さっそくなんですけど、卒業祝いに遊園地などいかがでしょう?」
「いいね~」
乗り気みたいだ。よかった。
そんなことを話しながらも、私は、あることを切り出せずにいる。
そもそも、ブレザーのボタンをもらうのってありなんだろうか?
「どうかしたの?」
「いえ、別に…………」
先輩は、太陽の光を背にして微笑んでいる。その美しさに、私は見惚れてしまった。
呆けていると、先輩が私の手を取る。
「先輩?」
「これ、あげる」
「これ…………」
それは、第二ボタンらしかった。
「いいんですか? 私がもらって」
「うん。君にもらってほしいんだよ」
「ありがとうございます。大切にします」
先輩が、どういうつもりでボタンを渡してきたのかは分からないけど、これは私の宝物にしよう。
「肌身離さず持っててね。きっと、君を守ってくれるから」
「はい」
その後。私は、ボタンを小さな布袋に入れて持ち歩くようになった。
先輩といる時も、いない時も。
ある日。私は、眼前で停車したワゴン車から出てきたふたりの男に、中に無理矢理押し込められた。
猿ぐつわを噛まされ、手足を縛られ、身動き出来ない。
この男たちは、私をどうするつもりなんだろう? 殺されるのかな。
傍観者みたいに、私は私を見ている。
やがて、どこかの倉庫内の椅子に座らされ、拘束された私は目隠しをつけられた。
しばらくして。
「なんだお前?!」
「ぎゃっ!?」
「うわぁっ!?」
周りが騒がしくなった。一体なに?
「待たせて、ごめん。今助ける」
「先輩?!」
拘束を解かれてみると、そこには心配そうな顔の先輩がいた。辺りには、伸びた男たちがいる。
「どうしてここが分かったんですか?」
「あのボタン、実は発信器なんだよね」
先輩は、「ごめんね」とイタズラっぽく笑った。
私の保護者から卒業するつもりはないってことでしたか。
