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君の一生を読ませてもらったよ。
当真勇くん。君は、私に出会ったせいで、こんなところまで来てしまったワケだけど。ご感想は?
「後悔はない。あんたがいるなら、悪くないしな」
そう。それは何より。
「それで、あんたの感想は?」
私は、批評家ではないから、率直に言うね。君の物語は、とても面白かったよ。ありがとう、私に付き合ってくれて。
「……やっと、また会えたな」
ははは。本当に私を追って来るとはね。執念深いのか、愛情深いのか。勇くんは、変な人だね。
「あんたに言われたくねーな」
ごめん。私も、相当変な人間だったかもね。私は、人間が好きで、憎らしくて。全てを物語にしてしまった。
「あんたの物語を最前列で見てたけど、美しい物語だったんじゃねーか?」
ありがとう。そうだったら嬉しいな。
私が生きた意味なんてないかもしれないけど、星を遺せたのなら、それは素晴らしいことだ。
「遺ってるぜ。あんたが書いたもの。歌ったもの。話したもの。あり過ぎるくらいだ」
よかった。最期までペンを持ち続けた甲斐があったな。
「ところで」
ん?
「感動の再会なのに、ハグもなしか?」
んー。いいよ。おいで。
「やっぱ、小さいなぁ」
君がデカいんだよ。身長が183㎝もあってさぁ。
私、自分の体が嫌いだった。女なのが嫌だった。私は、男でもあり女でもあったのに。
力が欲しかった。全てを捩じ伏せられる力が。
「それが、あんたのペンだろ?」
そうだね。折れないペンこそが、私の力の全てだった。それしかなかったんだよ。
「あんたが最後に書いたのは、俺への遺書だったな」
名文だったろ?
「そうか? SNSで死んだことを報せてくれとか、サブスクの解約をしてくれとか。そんなんだったろ、アレ」
いやいや。当真勇を永遠に愛するって書いといたろ。
「あー、まーな。でも、そんなことは知ってたし」
可愛くないなぁ。
「じゃ、まあ逝きますか。手を繋いで」
うん。やっと門を通れるよ。
絶対に離さないから。
当真勇くん。君は、私に出会ったせいで、こんなところまで来てしまったワケだけど。ご感想は?
「後悔はない。あんたがいるなら、悪くないしな」
そう。それは何より。
「それで、あんたの感想は?」
私は、批評家ではないから、率直に言うね。君の物語は、とても面白かったよ。ありがとう、私に付き合ってくれて。
「……やっと、また会えたな」
ははは。本当に私を追って来るとはね。執念深いのか、愛情深いのか。勇くんは、変な人だね。
「あんたに言われたくねーな」
ごめん。私も、相当変な人間だったかもね。私は、人間が好きで、憎らしくて。全てを物語にしてしまった。
「あんたの物語を最前列で見てたけど、美しい物語だったんじゃねーか?」
ありがとう。そうだったら嬉しいな。
私が生きた意味なんてないかもしれないけど、星を遺せたのなら、それは素晴らしいことだ。
「遺ってるぜ。あんたが書いたもの。歌ったもの。話したもの。あり過ぎるくらいだ」
よかった。最期までペンを持ち続けた甲斐があったな。
「ところで」
ん?
「感動の再会なのに、ハグもなしか?」
んー。いいよ。おいで。
「やっぱ、小さいなぁ」
君がデカいんだよ。身長が183㎝もあってさぁ。
私、自分の体が嫌いだった。女なのが嫌だった。私は、男でもあり女でもあったのに。
力が欲しかった。全てを捩じ伏せられる力が。
「それが、あんたのペンだろ?」
そうだね。折れないペンこそが、私の力の全てだった。それしかなかったんだよ。
「あんたが最後に書いたのは、俺への遺書だったな」
名文だったろ?
「そうか? SNSで死んだことを報せてくれとか、サブスクの解約をしてくれとか。そんなんだったろ、アレ」
いやいや。当真勇を永遠に愛するって書いといたろ。
「あー、まーな。でも、そんなことは知ってたし」
可愛くないなぁ。
「じゃ、まあ逝きますか。手を繋いで」
うん。やっと門を通れるよ。
絶対に離さないから。
