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騙している?
そうかもしれない。
「これ飲むとカロリーが抑えられるんだよね?」
「そうだよ」
友達の月村手毬に、私はそう言った。
「だから食べよう、豚カツ」
ボディすこやかドリンクを飲んでから、私と手毬は豚肉を揚げたものを口にする。
「美味しい」
「どうも」
豚カツは、私の手作りだ。褒めてもらえて嬉しい。
「やっぱ、人生には必要だよね。揚げ物とかスイーツとか」
「…………」
「無言で、かっ込むんじゃないよ」
隣に座る手毬を見て、私は呆れた。
月村手毬。歌唱力が物凄く高くて、体力が追い付いてなくて、ワガママで甘えん坊で。
私、あなたのことが大嫌い。
だから、体力つけないでよ。嫌われ者でいてよ。破滅してよ。
「ごちそうさま」
「早っ。早食いはよくないよ」
「……しまった」
「しょうがない奴……」
私は、手毬の口元に付いてる食べカスをウェットティッシュで拭ってやった。
「あのさ」
「うん?」
「ありがとう…………」
声、小さっ。
「どういたしまして」と返せば、手毬は俯いたまま頬を赤くした。
騙している。
そうだ。私は、嘘をついている。
あなたに、アイドルとして勝ててない私。あんな風に、SyngUp!を解散してもなお、歌い続けているストイックなあなた。
私は、本当にアイドルになれるの? 星のように輝けるの? こんなに醜い私が。
私は、月村手毬の友達。そして、ライバルだと思っていた。けれど、彼女と私では、比べられないほどの実力の差がある。
だから、友達じゃないの。本当は。
ライバルにはなれないの。本当は。
あなたが憎らしいの。本当は。
あなたが羨ましいの。本当は。
いつから、こんなにぐちゃぐちゃになったんだっけ?
「どうかした?」
「ううん、なんでもない。手毬、実は、クレープも作ってきたんだけど」
「食べる」
「あはは。はい、どうぞ」
私は、クレープを渡す。
そして、こっそりと溜め息をついた。
本当に愛してたのに。
そうかもしれない。
「これ飲むとカロリーが抑えられるんだよね?」
「そうだよ」
友達の月村手毬に、私はそう言った。
「だから食べよう、豚カツ」
ボディすこやかドリンクを飲んでから、私と手毬は豚肉を揚げたものを口にする。
「美味しい」
「どうも」
豚カツは、私の手作りだ。褒めてもらえて嬉しい。
「やっぱ、人生には必要だよね。揚げ物とかスイーツとか」
「…………」
「無言で、かっ込むんじゃないよ」
隣に座る手毬を見て、私は呆れた。
月村手毬。歌唱力が物凄く高くて、体力が追い付いてなくて、ワガママで甘えん坊で。
私、あなたのことが大嫌い。
だから、体力つけないでよ。嫌われ者でいてよ。破滅してよ。
「ごちそうさま」
「早っ。早食いはよくないよ」
「……しまった」
「しょうがない奴……」
私は、手毬の口元に付いてる食べカスをウェットティッシュで拭ってやった。
「あのさ」
「うん?」
「ありがとう…………」
声、小さっ。
「どういたしまして」と返せば、手毬は俯いたまま頬を赤くした。
騙している。
そうだ。私は、嘘をついている。
あなたに、アイドルとして勝ててない私。あんな風に、SyngUp!を解散してもなお、歌い続けているストイックなあなた。
私は、本当にアイドルになれるの? 星のように輝けるの? こんなに醜い私が。
私は、月村手毬の友達。そして、ライバルだと思っていた。けれど、彼女と私では、比べられないほどの実力の差がある。
だから、友達じゃないの。本当は。
ライバルにはなれないの。本当は。
あなたが憎らしいの。本当は。
あなたが羨ましいの。本当は。
いつから、こんなにぐちゃぐちゃになったんだっけ?
「どうかした?」
「ううん、なんでもない。手毬、実は、クレープも作ってきたんだけど」
「食べる」
「あはは。はい、どうぞ」
私は、クレープを渡す。
そして、こっそりと溜め息をついた。
本当に愛してたのに。
