性癖パネルトラップ
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私の膝の上で、糸色望は、すやすやと寝ている。
先生が、いつもみたいに「絶望した!」と叫んでから、何故か精神が幼児になってしまったのだ。
親指をおしゃぶりみたいにしている先生は、私には可愛く見える。
そもそも、何故私が先生の面倒を見ているのかと言うと。クラスの女子のほとんどが糸色先生のことを好きなので、争いが起こり、全く恋愛をしない私に白羽の矢が立ったのである。
私は、アロマンティックだから。
でもね、先生のことは好きなんです。恋愛ではないけれど。
「うぅん」
先生が、目を覚ました。
「おはようございます」
「おはよう、ございます」
「せ……望くん」
「はい」
名前を呼んだものの、話題が浮かばない。
「あ、何か飲む? リンゴジュースならすぐ出せるんだけれど」
「いただきます」
「どうぞ」
ペットボトルを渡した。
真夏だから、水分補給は大事。でも、この後どうしよう?
先生は、あどけない顔でジュースを飲んでいる。
絶望したり、自殺しようとしたりなんてしない。ただの子供。
でも、みんな元の先生に戻したいみたい。先生のことを好きな娘たちは、大人の先生じゃないと困るもんね。
「このままじゃダメなのかなぁ?」
「なにがですか?」
あなたのこと。だって、幸せそうじゃない?
「ごめんね。なんでもないの」
「そうですか」
「なにかする? しりとりとかオセロとかなら出来るよ」
「オセロで」
「うん」
先生に先攻を譲り、オセロがスタートする。黒。白。黒。白。
黒。黒。白。黒。黒。黒。黒。
「負けた!」
「おねえさん、よわいですね」
角取らないようにしてたから!
「ごめん、つまらなかった?」
「いえ、そんなことないです」
先生は、望くんは、笑っている。
「勝負事は、やめとこうかな。あや取りとか、どうですか?」
「やります」
ふたりで、紐を指で取り合う。
田んぼが出来たり、橋が出来たりした。
ああ。このままがいいのになぁ。
先生が、いつもみたいに「絶望した!」と叫んでから、何故か精神が幼児になってしまったのだ。
親指をおしゃぶりみたいにしている先生は、私には可愛く見える。
そもそも、何故私が先生の面倒を見ているのかと言うと。クラスの女子のほとんどが糸色先生のことを好きなので、争いが起こり、全く恋愛をしない私に白羽の矢が立ったのである。
私は、アロマンティックだから。
でもね、先生のことは好きなんです。恋愛ではないけれど。
「うぅん」
先生が、目を覚ました。
「おはようございます」
「おはよう、ございます」
「せ……望くん」
「はい」
名前を呼んだものの、話題が浮かばない。
「あ、何か飲む? リンゴジュースならすぐ出せるんだけれど」
「いただきます」
「どうぞ」
ペットボトルを渡した。
真夏だから、水分補給は大事。でも、この後どうしよう?
先生は、あどけない顔でジュースを飲んでいる。
絶望したり、自殺しようとしたりなんてしない。ただの子供。
でも、みんな元の先生に戻したいみたい。先生のことを好きな娘たちは、大人の先生じゃないと困るもんね。
「このままじゃダメなのかなぁ?」
「なにがですか?」
あなたのこと。だって、幸せそうじゃない?
「ごめんね。なんでもないの」
「そうですか」
「なにかする? しりとりとかオセロとかなら出来るよ」
「オセロで」
「うん」
先生に先攻を譲り、オセロがスタートする。黒。白。黒。白。
黒。黒。白。黒。黒。黒。黒。
「負けた!」
「おねえさん、よわいですね」
角取らないようにしてたから!
「ごめん、つまらなかった?」
「いえ、そんなことないです」
先生は、望くんは、笑っている。
「勝負事は、やめとこうかな。あや取りとか、どうですか?」
「やります」
ふたりで、紐を指で取り合う。
田んぼが出来たり、橋が出来たりした。
ああ。このままがいいのになぁ。