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お題「欲望」
やっと殺せた。あんたのことを。
もの言わぬ死体になったあんたは、自由になれたか?
なあ。返事してくれよ。
矛盾から意識を遠ざけて、俺を照らす夕日に目を細めた。
お題「たった1つの希望」
束の間の光さえ、呆気なく奪われてしまった。
「…………!」
声が出ない。
猟銃で撃たれた彼の体から、真っ赤な血が広がる。
私の腕の中で、どんどん冷たくなっていく。
そして私は、彼から引き離されて、座敷牢へと戻された。
ごめんなさい。私のせいだ。
君の手を取るべきじゃなかったのに。
お題「ひなまつり」
女の子のお祭り、か。
それじゃあ、私は、いつ祝われたらよかったんだろう?
4月かなぁ。
お題「大好きな君に」
「世界で一番にしてくれるなら、ずっと大好きでいてあげる」
そう言って、君に呪いをかけた。
君の最優先は、私。そうでなくなれば、私は去る。
そういう呪い。
ああ、私は昔から魔女と呼ばれてたよ。
お題「たまには」
なんとなく、膝枕をしてもらった。
暖かな昼下がり。私は、微睡む。
一時間くらい眠り、起きた時には、君も寝ていた。
起き上がって、ソファーに座る。そっと、彼の体をずらして、膝枕をしてみる。
目を覚ましたら、驚くかな?
お題「絆」
傷の上に、また傷が出来た。
結局、いつもこうなる。
「君だって、いつか私から離れるんだろ?」
「あんたに頼まれても、離れてやらねぇ」
そっと、腕が伸ばされた。
私は、その腕にしがみついて、泣く。
「もう独りは嫌……!」
「俺がいるだろ」
例え、10回裏切られても、11回目を信じられる? ヒーローでもない私が。
お題「月夜」
月の光が綺麗な夜は、恋人は透けてしまう。
「幽霊みたいだね」
「バカ言うなよ」
半透明の彼女は、そのまま消えちまいそうで、嫌だった。
「どこにも行くな」と言って、抱き締めれば、「行くワケないだろ」と笑われる。
お題「お金より大事なもの」
諭吉が描かれた紙を出せば、なんでも買えた。
可愛いぬいぐるみ。カッコいいフィギュア。大好きな物語のブルーレイ。美しい装丁の本。
私は、“物”が好きで仕方ない。
でも、君がくれる目に見えない愛情が、得難いものであることくらいは分かっているよ。
お題「過ぎ去った日々」
明るくて、溌剌としてて、気の利く子供だったらしい。
何十年も昔の私なんて、他人だろう。
私は、暗くて、覇気がなくて、気の利かない人間だよ。
でも、そう思ってるのは、自分だけみたい。
見た目が、真面目そうだから? 取り繕うのが上手いから? 生きている振りをしてるから?
君だけは、勘違いしないでね。
心配ないと思うけど。
お題「愛と平和」
流星に何を願うか?
そりゃあ、世界平和だよ。
バレた?
世界征服のが、私らしいよね。
お題「平穏な日常」
全てを投げ出し、君と逃げてから、10年が経つ。
私たちは、静かな離島で暮らしていた。
姉弟ですって、嘘をついたね。
ここでは、私は、カウンセラーをしなくていいし、君は戦わなくていい。
これが、普通の世界なんだろうね。
お題「もっと知りたい」
あの人のことは、なんでも知りたい。
寝る時どんな格好なのかとか、嫌いな食べ物とか、泣いた時の顔とか。なんでも。
「へぇ。あんた、そういう顔もするんだな」
俺が、遠征に行くのが寂しいって。怖いって。
その表情が見れるなら、遠征行きも悪くない。
お題「ずっと隣で」
あの人の、何を見てたんだろう?
凄く安定した人に見えてたんだ。まともな大人に見えてたんだ。
あの人は、自ら命を絶ってしまった。
知らなかったんだよ。あんたが、精神疾患持ちだなんて。
俺は、何をしてたんだろう?
お題「安らかな瞳」
焦げ茶色の目が細められた。柔らかく笑っているのだと気付くのに、少しかかる。
「そういう顔、あんま外ではすんなよ」
「どういう顔?」
「可愛い顔」
「ははは。冗談?」
人間は、生涯、自分の顔を見ることは出来ない。
お題「星が溢れる」
流星雨を眺めながら、あんたは言った。
「星たちが死んでくね」
情緒がねーのか?
いや、むしろ文学的なのか?
相変わらず、あんたのことは面白いと思う。
お題「怖がり」
生きてるものが怖いんだと。壊してしまいそうで。
動物とか、人とか。全部。
実際、あの人は、それが出来るんだろうよ。
心の健康を守れるってことは、逆も出来るはずだろ?
それをやりたくないあの人は、優しいワケじゃない。
お題「泣かないよ」
なんでだよ?
もう一度、あの崩れた姿を見たいのに。
俺の願いに反して、あんたは大人の振りをする。
それが嫌で、俺は、あんたにちょっかいをかけるんだ。
その悪意に、あんたは気付かない。
お題「不条理」
自分の道を、自分で選んで生きてきたのか、私は、分からなくなった。
「ねぇ」
「なんだ?」
「どうして、私を選んだの?」
「理屈なんてねーよ」
「そう」
恋人の答えに、とりあえず納得する。
君と私が一緒にいなければならない理由なんてない。
それでも。この糸を運命と呼ぶのを選びたい。
お題「胸が高鳴る」
初めて、好きな人が寝ているところを見た時のことを覚えている。
あの人は、自販機前の椅子に座って眠ってたんだ。
俺がそれを見てしまったことを、なんでか全く気にしてなくて。嬉しいと思った。
それを思い出すと、ドキドキする。
お題「夢が醒める前に」
眠りとは、意識の連続性を途切れさせるものではないだろうか?
眠る前の私と、目覚めた後の私の同一性は、本当に確かなものなのだろうか?
ソファーに横たわりながら、そんなことを考えている。
そして、私は眠った。
明晰夢の中に、君が出てきたから、「キスして」と言う。
それは、起きたら罪になるから。
お題「二人ぼっち」
彼女が世界を終わらせると言った。
そしたら、世界にふたりきりに。
「終わらせるんだろ?」
「しばらく楽しんでからね」
ニヤリと笑う恋人は、悪魔みたいだった。
お題「バカみたい」
なんで、誰かを救えると思っていたんだろう?
こんな捻れた腕で。
私の引きちぎれそうな手を取った君は、バカな子だね。
もうすぐ、ただの肉塊になるのに。
お題「特別な存在」
全てにおいて例外になった人のことを、私は恋人と呼んだ。
君となら、手を繋いでもいい。ハグしてもいい。キスしてもいい。
これが、私の精一杯。
君は、私を置いてかないよね?
お題「ところにより雨」
俺の前でだけ泣く恋人が、愛おしい。
「大丈夫だ」
「うん…………」
「俺がいるから」
「……ありがと」
この人は、俺にしか甘えない。そう、呪われてるんだ。
お題「好きじゃないのに」
なんで、あの人を好きかって?
面白いからだよ。
あの人、俺のこと信用してねーんだ。まだな。
でも、「君は、私のことを助けてくれる気がする」ってさ。
ろくでもない人間。本当に好きだなぁ。
お題「ないものねだり」
サンタクロースに、真心をくれと頼めばよかった。
まさか、君みたいに大切な人が出来るとは思ってなかったから。
私は、欠けた人間だ。人の心が分からず、支配的で、自分本位。
君のことを大切にしたいのに。
お題「My Heart」
俺とあの人は、お互いが、相手の心臓を握り潰せる関係だ。
俺は、あの人の血を流すガラス細工の心臓を、撃ち抜ける。
あの人は、俺の心臓を飢えさせ、殺すことが出来る。
でも、しない。なんの因果か、お互いに恋愛感情があるから。
平和なもんだ。
お題「見つめられると」
糖蜜みたいな焦げ茶色の瞳に捕まった。
溺れる蜜蜂の気分。
「どうかしたか?」
「ぬばたまの夜みたいな目」
「ぬば……?」
「君の目、夜闇みたいで好きだよ」
「そりゃ、どうも」
あんたも、俺の瞳に捕まってたらいいのに。
お題「ハッピーエンド」
私は、恋人と結婚した。
たまたま、身体が男女だったから。
ゆるせないよね。こんな国。
「なんだよ。暗い顔して」
「あー……ごめんね…………」
「マリッジブルー?」
「そうだといいね」
女・妻・母。その全ての型に嵌まるつもりはない。彼も、私にそんな役割を押し付ける気はないだろう。
「これからも、よろしく」
「ああ、もちろん」
君となら、この先も、きっと大丈夫。
お題「何気ないふり」
実際のところ、恋人のことは閉じ込めてしまいたいと思ってる。
誰にも見せない。聞かせない。触れさせない。
そう出来たらいいのにな。
「なあ、もし、俺が…………」
「うん?」
焦げ茶色のタレ目が、俺を見つめる。
「……手料理作ってほしいって言ったら、どうする?」
言葉は、別方向に舵を切った。
「レモンシャーベットじゃダメ?」
「いいぜ、それでも」
すっと手を伸ばすと、掴んでくれる手は冷たい。その温度に安心した。
お題「幸せに」
私は、私の世界で一番不幸な魂だったと思う。
だって、世界には私しかいないし。
全ての“一番”は、私なの。
一番不幸な私を、反転させたのは、君だ。
ちゃんと、最期まで面倒見るように。
やっと殺せた。あんたのことを。
もの言わぬ死体になったあんたは、自由になれたか?
なあ。返事してくれよ。
矛盾から意識を遠ざけて、俺を照らす夕日に目を細めた。
お題「たった1つの希望」
束の間の光さえ、呆気なく奪われてしまった。
「…………!」
声が出ない。
猟銃で撃たれた彼の体から、真っ赤な血が広がる。
私の腕の中で、どんどん冷たくなっていく。
そして私は、彼から引き離されて、座敷牢へと戻された。
ごめんなさい。私のせいだ。
君の手を取るべきじゃなかったのに。
お題「ひなまつり」
女の子のお祭り、か。
それじゃあ、私は、いつ祝われたらよかったんだろう?
4月かなぁ。
お題「大好きな君に」
「世界で一番にしてくれるなら、ずっと大好きでいてあげる」
そう言って、君に呪いをかけた。
君の最優先は、私。そうでなくなれば、私は去る。
そういう呪い。
ああ、私は昔から魔女と呼ばれてたよ。
お題「たまには」
なんとなく、膝枕をしてもらった。
暖かな昼下がり。私は、微睡む。
一時間くらい眠り、起きた時には、君も寝ていた。
起き上がって、ソファーに座る。そっと、彼の体をずらして、膝枕をしてみる。
目を覚ましたら、驚くかな?
お題「絆」
傷の上に、また傷が出来た。
結局、いつもこうなる。
「君だって、いつか私から離れるんだろ?」
「あんたに頼まれても、離れてやらねぇ」
そっと、腕が伸ばされた。
私は、その腕にしがみついて、泣く。
「もう独りは嫌……!」
「俺がいるだろ」
例え、10回裏切られても、11回目を信じられる? ヒーローでもない私が。
お題「月夜」
月の光が綺麗な夜は、恋人は透けてしまう。
「幽霊みたいだね」
「バカ言うなよ」
半透明の彼女は、そのまま消えちまいそうで、嫌だった。
「どこにも行くな」と言って、抱き締めれば、「行くワケないだろ」と笑われる。
お題「お金より大事なもの」
諭吉が描かれた紙を出せば、なんでも買えた。
可愛いぬいぐるみ。カッコいいフィギュア。大好きな物語のブルーレイ。美しい装丁の本。
私は、“物”が好きで仕方ない。
でも、君がくれる目に見えない愛情が、得難いものであることくらいは分かっているよ。
お題「過ぎ去った日々」
明るくて、溌剌としてて、気の利く子供だったらしい。
何十年も昔の私なんて、他人だろう。
私は、暗くて、覇気がなくて、気の利かない人間だよ。
でも、そう思ってるのは、自分だけみたい。
見た目が、真面目そうだから? 取り繕うのが上手いから? 生きている振りをしてるから?
君だけは、勘違いしないでね。
心配ないと思うけど。
お題「愛と平和」
流星に何を願うか?
そりゃあ、世界平和だよ。
バレた?
世界征服のが、私らしいよね。
お題「平穏な日常」
全てを投げ出し、君と逃げてから、10年が経つ。
私たちは、静かな離島で暮らしていた。
姉弟ですって、嘘をついたね。
ここでは、私は、カウンセラーをしなくていいし、君は戦わなくていい。
これが、普通の世界なんだろうね。
お題「もっと知りたい」
あの人のことは、なんでも知りたい。
寝る時どんな格好なのかとか、嫌いな食べ物とか、泣いた時の顔とか。なんでも。
「へぇ。あんた、そういう顔もするんだな」
俺が、遠征に行くのが寂しいって。怖いって。
その表情が見れるなら、遠征行きも悪くない。
お題「ずっと隣で」
あの人の、何を見てたんだろう?
凄く安定した人に見えてたんだ。まともな大人に見えてたんだ。
あの人は、自ら命を絶ってしまった。
知らなかったんだよ。あんたが、精神疾患持ちだなんて。
俺は、何をしてたんだろう?
お題「安らかな瞳」
焦げ茶色の目が細められた。柔らかく笑っているのだと気付くのに、少しかかる。
「そういう顔、あんま外ではすんなよ」
「どういう顔?」
「可愛い顔」
「ははは。冗談?」
人間は、生涯、自分の顔を見ることは出来ない。
お題「星が溢れる」
流星雨を眺めながら、あんたは言った。
「星たちが死んでくね」
情緒がねーのか?
いや、むしろ文学的なのか?
相変わらず、あんたのことは面白いと思う。
お題「怖がり」
生きてるものが怖いんだと。壊してしまいそうで。
動物とか、人とか。全部。
実際、あの人は、それが出来るんだろうよ。
心の健康を守れるってことは、逆も出来るはずだろ?
それをやりたくないあの人は、優しいワケじゃない。
お題「泣かないよ」
なんでだよ?
もう一度、あの崩れた姿を見たいのに。
俺の願いに反して、あんたは大人の振りをする。
それが嫌で、俺は、あんたにちょっかいをかけるんだ。
その悪意に、あんたは気付かない。
お題「不条理」
自分の道を、自分で選んで生きてきたのか、私は、分からなくなった。
「ねぇ」
「なんだ?」
「どうして、私を選んだの?」
「理屈なんてねーよ」
「そう」
恋人の答えに、とりあえず納得する。
君と私が一緒にいなければならない理由なんてない。
それでも。この糸を運命と呼ぶのを選びたい。
お題「胸が高鳴る」
初めて、好きな人が寝ているところを見た時のことを覚えている。
あの人は、自販機前の椅子に座って眠ってたんだ。
俺がそれを見てしまったことを、なんでか全く気にしてなくて。嬉しいと思った。
それを思い出すと、ドキドキする。
お題「夢が醒める前に」
眠りとは、意識の連続性を途切れさせるものではないだろうか?
眠る前の私と、目覚めた後の私の同一性は、本当に確かなものなのだろうか?
ソファーに横たわりながら、そんなことを考えている。
そして、私は眠った。
明晰夢の中に、君が出てきたから、「キスして」と言う。
それは、起きたら罪になるから。
お題「二人ぼっち」
彼女が世界を終わらせると言った。
そしたら、世界にふたりきりに。
「終わらせるんだろ?」
「しばらく楽しんでからね」
ニヤリと笑う恋人は、悪魔みたいだった。
お題「バカみたい」
なんで、誰かを救えると思っていたんだろう?
こんな捻れた腕で。
私の引きちぎれそうな手を取った君は、バカな子だね。
もうすぐ、ただの肉塊になるのに。
お題「特別な存在」
全てにおいて例外になった人のことを、私は恋人と呼んだ。
君となら、手を繋いでもいい。ハグしてもいい。キスしてもいい。
これが、私の精一杯。
君は、私を置いてかないよね?
お題「ところにより雨」
俺の前でだけ泣く恋人が、愛おしい。
「大丈夫だ」
「うん…………」
「俺がいるから」
「……ありがと」
この人は、俺にしか甘えない。そう、呪われてるんだ。
お題「好きじゃないのに」
なんで、あの人を好きかって?
面白いからだよ。
あの人、俺のこと信用してねーんだ。まだな。
でも、「君は、私のことを助けてくれる気がする」ってさ。
ろくでもない人間。本当に好きだなぁ。
お題「ないものねだり」
サンタクロースに、真心をくれと頼めばよかった。
まさか、君みたいに大切な人が出来るとは思ってなかったから。
私は、欠けた人間だ。人の心が分からず、支配的で、自分本位。
君のことを大切にしたいのに。
お題「My Heart」
俺とあの人は、お互いが、相手の心臓を握り潰せる関係だ。
俺は、あの人の血を流すガラス細工の心臓を、撃ち抜ける。
あの人は、俺の心臓を飢えさせ、殺すことが出来る。
でも、しない。なんの因果か、お互いに恋愛感情があるから。
平和なもんだ。
お題「見つめられると」
糖蜜みたいな焦げ茶色の瞳に捕まった。
溺れる蜜蜂の気分。
「どうかしたか?」
「ぬばたまの夜みたいな目」
「ぬば……?」
「君の目、夜闇みたいで好きだよ」
「そりゃ、どうも」
あんたも、俺の瞳に捕まってたらいいのに。
お題「ハッピーエンド」
私は、恋人と結婚した。
たまたま、身体が男女だったから。
ゆるせないよね。こんな国。
「なんだよ。暗い顔して」
「あー……ごめんね…………」
「マリッジブルー?」
「そうだといいね」
女・妻・母。その全ての型に嵌まるつもりはない。彼も、私にそんな役割を押し付ける気はないだろう。
「これからも、よろしく」
「ああ、もちろん」
君となら、この先も、きっと大丈夫。
お題「何気ないふり」
実際のところ、恋人のことは閉じ込めてしまいたいと思ってる。
誰にも見せない。聞かせない。触れさせない。
そう出来たらいいのにな。
「なあ、もし、俺が…………」
「うん?」
焦げ茶色のタレ目が、俺を見つめる。
「……手料理作ってほしいって言ったら、どうする?」
言葉は、別方向に舵を切った。
「レモンシャーベットじゃダメ?」
「いいぜ、それでも」
すっと手を伸ばすと、掴んでくれる手は冷たい。その温度に安心した。
お題「幸せに」
私は、私の世界で一番不幸な魂だったと思う。
だって、世界には私しかいないし。
全ての“一番”は、私なの。
一番不幸な私を、反転させたのは、君だ。
ちゃんと、最期まで面倒見るように。