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お題「新年」
この歳になると、一年が爆速になる。
私と君の時間の流れは違うんだよ。
だからね、私の心配なんてしなくていい。もっと大切なことに時間を使うべきだ。
そう言ったら、苦い顔をされた。
君は、不思議な子だね。
お題「今年の抱負」
健康になること、かな。
でも、労せず健康になりたいよね。
ドカ食い気絶部しても健康でいたい。
運動したくない。本当にしたくない。
たすけてください。
お題「日の出」
暗い道を歩いていた。
私は、あなたと出会って光を知ったけど、闇の中にいる気がしている。
本当のことが言えないの。
私、女の子が好きなの。あなたのことが好きなの。
あなたは、私の太陽です。
お題「幸せとは」
幸福は、白い仔ポメラニアンの形をしている。それが、30年生きてきた私の答え。
今日も、ポンくんを脳内で可愛がっている。
「私が死んでも、君は死なない」
私が、君のことを書き遺すから。
お題「冬晴れ」
寒いのは嫌い。暑いのも嫌いだけど。
今日は晴れてるから、リビングは暖かい。
ソファーに寝転び、スマホの壁紙を眺める。
推しは、いつでも可愛いなぁ。
そんなことを考えていると、メッセージが届いた。
『初夢どんなでした?』
『悪夢』
『どういう?』
『地獄に落ちる夢』
『年始から縁起わりーな』
巻き込まれたくなかったら、私から距離を取りなさい。
お題「君と一緒に」
唇が、「さよなら」の形を描いて、あんたは去って行った。
冷や汗をかいて、飛び起きる。
隣には、すやすや眠る恋人。
夢でよかった。本当に。
目覚めた恋人に悪夢のことを話したら、「君は可愛いねぇ」と笑われた。
お題「雪」
白く積もる結晶の下で眠る。その種は、芽吹かせてはならないとされていた。
咲いたところで、祝福されない花の種子。
けれど、誰かが。いや、おまえが春を連れて来たから。雪解けの後に、芽が出たんだ。
もっと降り積もっていたら、迷惑かけないで済んだのかもな。
お題「色とりどり」
この世界は、鮮やかな色彩で出来ている。
俺+おまえの式で踊り続ければ、いつまでもハッピー!
憂鬱が襲ったら、俺が応援して、士気はアゲアゲ。
そう考える四季くんなのでした!
お題「三日月」
月のように優しい恋人が寝込んだ。
熱を出して、布団に潜っている。
慣れてないけど、オレは頑張って看病した。
「悪りぃ…………」
「いいから、寝てろ」
オレに向かって腕を伸ばすもんだから、その手を取る。
「ずっと傍にいる」と、囁いた。
お題「20歳」
両親がいないまま、オレは大人になった。
祖父母が祝ってくれたし、友人も祝ってくれたけど、少し寂しい。
あと何度、ふたりの不在を思い知らされるんだろう?
お題「寒さが身に染みて」
定時。仕事を終え、帰ることにする。
今日は、曇っていて、手が冷えた。
両手を重ねて、息を吹いて暖める。
「よう、帰りか?」
「うん。お疲れ様」
「お疲れさん」
君と軽く言葉を交わした。
私が寒そうにしてるのを見かねたのか、彼がカイロを差し出す。
「やるよ」
「でも……」
「俺は、平気だから」
「ありがとう」
厚意に甘えることにした。
カイロを受け取る時、少しだけ君の指に触れる。私と違って、暖かい手だった。
お題「ずっとこのまま」
永遠なんてない。絶対なんてない。真理なんて見付からない。
助かりたい。救われたい。死にたくない。生きたくない。
私は、呪詛を吐いていた。
それが君の耳に届いたのか、私が寝ているベッドの端に座る。
「今日は、一段と落ちてんな」
「…………」
私は押し黙る。
彼は、ただ、傍にいてくれた。ずっと、傍にいてくれた。
お題「夢を見てたい」
眠り姫なんて柄じゃないが、100年の眠りから覚めた私は、姫よりも孤独だった。
知己は皆、死んでいる。
もう一度眠りについて、君が生きていた頃の夢を見たい。そんなことも考えた。
でも、過去に生きた君の日記を受け取り、私はそれを支えに歩んで行く。
夜、眠ると夢を見た。君が成長していく夢を。
お題「どうして」
海辺に死体が上がった。
片想いの相手は、俺じゃない男と心中した。
こんなことになるなら、あんたをかっさらうべきだったな。
お題「この世界は」
残酷な神が統べる世界。
おまえが生きているのなら、殺してみせる。
私は、血の気が多く、根に持つタイプの人間だ。
そんな私を好きだと言った君は、変な子だね。
人間は好き。美しい物語を見せてくれるから。
お題「美しい」
容姿も中身も、褒められた記憶がない。
そんな私を好きだと言う君。私が、ろくでもないから好きなんだって。
生き汚いとこも、ずる賢いとこも、人間らしくて好ましいとか。
それなら、どうか、いつまでも一緒に。
お題「木枯らし」
寒風が、もうあまり若くない体を撫でた。
いや、私は不老不死になる予定なので、まだまだ若いが? 30歳なんてギャルだが?
カウンセリングルームに戻り、紅茶を飲む。温かい。
ところで、お茶が増え続けているから、誰かとお茶会しようかな。
お題「閉ざされた日記」
中学生の頃から、日記をつけている。
ほとんどは紙ではない。スマホのメモアプリに書いている。
目の前が暗くなっていく中、私は一生懸命に文章を綴った。
“ほんとうは君の手をとりたかった”
さよなら。私の意識は、血溜まりの海に沈む。
お題「君に会いたくて」
会うことに、理由をつける必要がなくなった。
私は、君を特別にしたから。
ランダム商法や通販競争に泣かされた時も、推しをガチャで引いた時も、君が傍にいてくれた。
薄情な私から、特別な君へ。愛してるから、独りにしないでね。
お題「海の底」
海深くにいたのは、美しい人魚姫。ではなく、恐ろしい海の魔物だった。
海上で美しい歌声を響かせ、いくつもの命を刈り取る化物。
その海の魔女に、少年は、恋をしてしまった。
小舟を出して、彼女の歌声を辿る。
濡れた長い黒髪の化物は、すぐに見付かった。
少年が手を差し出すと、意外にもその手を取る。
そして。叫び声を上げて、手を離した。その手は、火傷している。
ああ、一緒にはいられないんだな。
少年は、悲しみに沈んだ。
お題「特別な夜」
夜夜中。珍しく、恋人が覚醒した。
「どうしたんだ?」
「いつも、同じ夢を見るんだ」と、彼女は言う。
暗黒の学生時代のことを夢に見ることが多いらしい。
「起きると、もう学生じゃない事実に安心する。それに、今は、君が隣にいるし」
俺の腕を抱き締めて、もう一度眠りについた。
その様子に満足しながら、恋人の長い黒髪をすく。
お題「タイムマシーン」
子供の頃から、H・Gウェルズが好きだった。
戻りたい過去なんてないから、私は未来へ行くんだろう。
「タイムマシンに乗れたら、どうする?」
君にそう尋ねた。
「あんたを助けに過去へ行く」
バカだね。私は、充分救われてるよ。
お題「こんな夢を見た」
「やあ、夢十夜を読んだことがなさそうな若者よ」
「ユメジューヤ」
「あっ。これマジのやつだ」
私の恋人は、勉強が出来ない。ついでに、運動も出来ない。
まあ、狙撃の腕がいいから。
それに、私のことが好きだし。充分だ。
お題「逆光」
怒りを込めて歌を唄ったら、君は嬉しそうにしていた。
「この歌好き?」
「あんたの感情が好き」
「そう」
彼は、私が喜怒哀楽とか憎悪とか見せると喜ぶ。どういうシュミ?
お題「安心と不安」
いつまでも拭えない影がある。
それでも、君が隣にいるから、私は前に進める。
きっと、死んでも逃がしてあげられないな。
お題「ミッドナイト」
0時、恋人は眠っている。長い黒髪を白いシーツの上に広げて。
それを避けて、隣に寝そべる。
“眠る前の私と、起きた後の私は、同一の存在なんだろうか?”
あんたの好きな、答えの出ない考え事を思い出した。
昨日も今日も明日も、俺を好きでいてくれるなら、それでいいよ。
お題「優しさ」
愛する人を喪った。
あの人は、魔女として死んだ。最期の引き金を引いたのは、俺。
死体を掘り起こして、村を後にする。
遠くへ行こう。ふたりだけでいられるところへ。
お題「街へ」
私がいない街は、それでも普通に続いていく。
ただ、君が月命日に私の骨を撒いた海を訪れるのが気がかりだ。
忘れなよ。こんな、ろくでなしのことは。
忘れないで。一生引きずってほしい。
置いてかれるよりは、置いてく方がずっといいや。
お題「I LOVE…」
私は、私に興味がない人のことは、どうでもいい。これは、プライベートでの話。
カウンセラーモードになると、誰彼構わず心配してしまう。それが私の精神を削った。
だから、恋はよく効く。私を好きな人のことが、私は好きだから。その人のことで頭をいっぱいに出来ると、救われる。
お題「あなたに届けたい」
クソみたいな学生時代を生きてくれ。
最悪な人生を生き抜いてくれ。
引きこもりになっても、精神病棟に入れられても。
いずれ、あなたには大切な人が出来るから。
彼に会うまで、生きろ私。
お題「旅路の果てに」
100年間、さまよっている。
私は、不老不死を捨てる術を探していた。
大切な彼に、もう一度会いたくて。ずっと探している。
今日は、願いが叶うと言われている泉を訪れた。手で水を掬い、飲む。
「汝の望みは?」と、声が聴こえた。
「私は、恋人のいるところに行きたい」
「よかろう」
次の瞬間、私は、地獄の門の前にいた。
「遅せーよ」
振り向くと、君が笑っている。
「お待たせ」
この歳になると、一年が爆速になる。
私と君の時間の流れは違うんだよ。
だからね、私の心配なんてしなくていい。もっと大切なことに時間を使うべきだ。
そう言ったら、苦い顔をされた。
君は、不思議な子だね。
お題「今年の抱負」
健康になること、かな。
でも、労せず健康になりたいよね。
ドカ食い気絶部しても健康でいたい。
運動したくない。本当にしたくない。
たすけてください。
お題「日の出」
暗い道を歩いていた。
私は、あなたと出会って光を知ったけど、闇の中にいる気がしている。
本当のことが言えないの。
私、女の子が好きなの。あなたのことが好きなの。
あなたは、私の太陽です。
お題「幸せとは」
幸福は、白い仔ポメラニアンの形をしている。それが、30年生きてきた私の答え。
今日も、ポンくんを脳内で可愛がっている。
「私が死んでも、君は死なない」
私が、君のことを書き遺すから。
お題「冬晴れ」
寒いのは嫌い。暑いのも嫌いだけど。
今日は晴れてるから、リビングは暖かい。
ソファーに寝転び、スマホの壁紙を眺める。
推しは、いつでも可愛いなぁ。
そんなことを考えていると、メッセージが届いた。
『初夢どんなでした?』
『悪夢』
『どういう?』
『地獄に落ちる夢』
『年始から縁起わりーな』
巻き込まれたくなかったら、私から距離を取りなさい。
お題「君と一緒に」
唇が、「さよなら」の形を描いて、あんたは去って行った。
冷や汗をかいて、飛び起きる。
隣には、すやすや眠る恋人。
夢でよかった。本当に。
目覚めた恋人に悪夢のことを話したら、「君は可愛いねぇ」と笑われた。
お題「雪」
白く積もる結晶の下で眠る。その種は、芽吹かせてはならないとされていた。
咲いたところで、祝福されない花の種子。
けれど、誰かが。いや、おまえが春を連れて来たから。雪解けの後に、芽が出たんだ。
もっと降り積もっていたら、迷惑かけないで済んだのかもな。
お題「色とりどり」
この世界は、鮮やかな色彩で出来ている。
俺+おまえの式で踊り続ければ、いつまでもハッピー!
憂鬱が襲ったら、俺が応援して、士気はアゲアゲ。
そう考える四季くんなのでした!
お題「三日月」
月のように優しい恋人が寝込んだ。
熱を出して、布団に潜っている。
慣れてないけど、オレは頑張って看病した。
「悪りぃ…………」
「いいから、寝てろ」
オレに向かって腕を伸ばすもんだから、その手を取る。
「ずっと傍にいる」と、囁いた。
お題「20歳」
両親がいないまま、オレは大人になった。
祖父母が祝ってくれたし、友人も祝ってくれたけど、少し寂しい。
あと何度、ふたりの不在を思い知らされるんだろう?
お題「寒さが身に染みて」
定時。仕事を終え、帰ることにする。
今日は、曇っていて、手が冷えた。
両手を重ねて、息を吹いて暖める。
「よう、帰りか?」
「うん。お疲れ様」
「お疲れさん」
君と軽く言葉を交わした。
私が寒そうにしてるのを見かねたのか、彼がカイロを差し出す。
「やるよ」
「でも……」
「俺は、平気だから」
「ありがとう」
厚意に甘えることにした。
カイロを受け取る時、少しだけ君の指に触れる。私と違って、暖かい手だった。
お題「ずっとこのまま」
永遠なんてない。絶対なんてない。真理なんて見付からない。
助かりたい。救われたい。死にたくない。生きたくない。
私は、呪詛を吐いていた。
それが君の耳に届いたのか、私が寝ているベッドの端に座る。
「今日は、一段と落ちてんな」
「…………」
私は押し黙る。
彼は、ただ、傍にいてくれた。ずっと、傍にいてくれた。
お題「夢を見てたい」
眠り姫なんて柄じゃないが、100年の眠りから覚めた私は、姫よりも孤独だった。
知己は皆、死んでいる。
もう一度眠りについて、君が生きていた頃の夢を見たい。そんなことも考えた。
でも、過去に生きた君の日記を受け取り、私はそれを支えに歩んで行く。
夜、眠ると夢を見た。君が成長していく夢を。
お題「どうして」
海辺に死体が上がった。
片想いの相手は、俺じゃない男と心中した。
こんなことになるなら、あんたをかっさらうべきだったな。
お題「この世界は」
残酷な神が統べる世界。
おまえが生きているのなら、殺してみせる。
私は、血の気が多く、根に持つタイプの人間だ。
そんな私を好きだと言った君は、変な子だね。
人間は好き。美しい物語を見せてくれるから。
お題「美しい」
容姿も中身も、褒められた記憶がない。
そんな私を好きだと言う君。私が、ろくでもないから好きなんだって。
生き汚いとこも、ずる賢いとこも、人間らしくて好ましいとか。
それなら、どうか、いつまでも一緒に。
お題「木枯らし」
寒風が、もうあまり若くない体を撫でた。
いや、私は不老不死になる予定なので、まだまだ若いが? 30歳なんてギャルだが?
カウンセリングルームに戻り、紅茶を飲む。温かい。
ところで、お茶が増え続けているから、誰かとお茶会しようかな。
お題「閉ざされた日記」
中学生の頃から、日記をつけている。
ほとんどは紙ではない。スマホのメモアプリに書いている。
目の前が暗くなっていく中、私は一生懸命に文章を綴った。
“ほんとうは君の手をとりたかった”
さよなら。私の意識は、血溜まりの海に沈む。
お題「君に会いたくて」
会うことに、理由をつける必要がなくなった。
私は、君を特別にしたから。
ランダム商法や通販競争に泣かされた時も、推しをガチャで引いた時も、君が傍にいてくれた。
薄情な私から、特別な君へ。愛してるから、独りにしないでね。
お題「海の底」
海深くにいたのは、美しい人魚姫。ではなく、恐ろしい海の魔物だった。
海上で美しい歌声を響かせ、いくつもの命を刈り取る化物。
その海の魔女に、少年は、恋をしてしまった。
小舟を出して、彼女の歌声を辿る。
濡れた長い黒髪の化物は、すぐに見付かった。
少年が手を差し出すと、意外にもその手を取る。
そして。叫び声を上げて、手を離した。その手は、火傷している。
ああ、一緒にはいられないんだな。
少年は、悲しみに沈んだ。
お題「特別な夜」
夜夜中。珍しく、恋人が覚醒した。
「どうしたんだ?」
「いつも、同じ夢を見るんだ」と、彼女は言う。
暗黒の学生時代のことを夢に見ることが多いらしい。
「起きると、もう学生じゃない事実に安心する。それに、今は、君が隣にいるし」
俺の腕を抱き締めて、もう一度眠りについた。
その様子に満足しながら、恋人の長い黒髪をすく。
お題「タイムマシーン」
子供の頃から、H・Gウェルズが好きだった。
戻りたい過去なんてないから、私は未来へ行くんだろう。
「タイムマシンに乗れたら、どうする?」
君にそう尋ねた。
「あんたを助けに過去へ行く」
バカだね。私は、充分救われてるよ。
お題「こんな夢を見た」
「やあ、夢十夜を読んだことがなさそうな若者よ」
「ユメジューヤ」
「あっ。これマジのやつだ」
私の恋人は、勉強が出来ない。ついでに、運動も出来ない。
まあ、狙撃の腕がいいから。
それに、私のことが好きだし。充分だ。
お題「逆光」
怒りを込めて歌を唄ったら、君は嬉しそうにしていた。
「この歌好き?」
「あんたの感情が好き」
「そう」
彼は、私が喜怒哀楽とか憎悪とか見せると喜ぶ。どういうシュミ?
お題「安心と不安」
いつまでも拭えない影がある。
それでも、君が隣にいるから、私は前に進める。
きっと、死んでも逃がしてあげられないな。
お題「ミッドナイト」
0時、恋人は眠っている。長い黒髪を白いシーツの上に広げて。
それを避けて、隣に寝そべる。
“眠る前の私と、起きた後の私は、同一の存在なんだろうか?”
あんたの好きな、答えの出ない考え事を思い出した。
昨日も今日も明日も、俺を好きでいてくれるなら、それでいいよ。
お題「優しさ」
愛する人を喪った。
あの人は、魔女として死んだ。最期の引き金を引いたのは、俺。
死体を掘り起こして、村を後にする。
遠くへ行こう。ふたりだけでいられるところへ。
お題「街へ」
私がいない街は、それでも普通に続いていく。
ただ、君が月命日に私の骨を撒いた海を訪れるのが気がかりだ。
忘れなよ。こんな、ろくでなしのことは。
忘れないで。一生引きずってほしい。
置いてかれるよりは、置いてく方がずっといいや。
お題「I LOVE…」
私は、私に興味がない人のことは、どうでもいい。これは、プライベートでの話。
カウンセラーモードになると、誰彼構わず心配してしまう。それが私の精神を削った。
だから、恋はよく効く。私を好きな人のことが、私は好きだから。その人のことで頭をいっぱいに出来ると、救われる。
お題「あなたに届けたい」
クソみたいな学生時代を生きてくれ。
最悪な人生を生き抜いてくれ。
引きこもりになっても、精神病棟に入れられても。
いずれ、あなたには大切な人が出来るから。
彼に会うまで、生きろ私。
お題「旅路の果てに」
100年間、さまよっている。
私は、不老不死を捨てる術を探していた。
大切な彼に、もう一度会いたくて。ずっと探している。
今日は、願いが叶うと言われている泉を訪れた。手で水を掬い、飲む。
「汝の望みは?」と、声が聴こえた。
「私は、恋人のいるところに行きたい」
「よかろう」
次の瞬間、私は、地獄の門の前にいた。
「遅せーよ」
振り向くと、君が笑っている。
「お待たせ」