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お題「距離」
物理的に遠くへ行ってしまった恋人。俺との記憶を失ってしまった恋人。
足りなかった。何もかも。
おまえの隣にいたのに、救えなかった。
この無力さを噛み潰すように、黙々と課題を片付ける。
ああ、おまえがいたら、哲学絡みのレポートなんてすぐ終わるのに。
お題「光と闇の狭間で」
右手に死を、左手に生を。
両親は、生きているのか? 死んだのか?
答えの出ない問い。
いつか、真実に辿り着くのが怖いんだ。
でも、おまえがいれば、オレは大丈夫。
その“いつか”が来た時は、おまえの隣で。
お題「さよならは言わないで」
恋人が死んだ。
でも、これでよかったんだよな? おまえは、「置いてかないで」と言っていたから。
あの世で待ってろ。俺も行くから。
ああ、だけど、おまえは“地獄行き”なんだったか?
俺のいるところまで会いに来るとも言ってたな。
ずっと待ってる。
お題「夢と現実」
夢の中で、女になっていた。
おまえに、あっさり告白出来たし、順調に付き合いを重ねて、結婚までする。
そんな残酷な夢を見た。目覚めたオレは、トイレで吐いた。
植え付けられた異性愛規範が呪わしい。
お題「眠れないほど」
明日が来なければいいのに。
そう考えて、夜更かしをしている。どうせ朝は来るんだけど。
日中にしたことの反省文を、ずっと頭の中で書いている。
自己嫌悪で死にそうだ。
おまえにした脅迫が。強過ぎる想いが。捨てられないでいる。
生まれてきて、ごめん。
お題「逆さま」
感情が、重たく固く育っていく。
おまえは、いつもどこか寂しそうで、放っておけなくて。どこかに閉じ込めてしまいたくなる。
この“好き”は、隠さなくちゃならない。
今日も、本音は言わずに、おまえに優しい言葉をかける。
おまえが無垢に笑うから、俺はそれを噛み締めた。
お題「部屋の片隅で」
ずっと、部屋の角でうずくまっている。
このまま死んでしまいたい。
そう考えていたら、スマホに一件のメッセージが届いた。
『元気か?』
元気じゃないよ。文字を打つ元気もないんだ。
『今から、そっち行く』
『欲しいものがあんなら、連絡しろ』
オレが欲しいもの。
君が欲しい。君みたいな人間になりたい。
お題「ありがとう、ごめんね」
何も言わずに、さよならをすることにした。
この記憶がなくなれば、オレは別人みたいになるだろう。
もう、ここにはいられない。
大好きだったなぁ。
お題「手を繋いで」
幼い子供の手を引いている。
その子供は、俺の恋人。の、昔の姿。
ただ、救いたかった。傲慢かもしれねーが。
過去のおまえのことも、俺が助けたかった。
そんな夢から覚めて、握られた手を見つめる。この手を、俺は離さない。
お題「仲間」
いつものメンツで集まり、飲み会をした。
酔って眠ってしまった恋人に肩を貸してやり、オレは、ソフトドリンクを飲み続ける。
「おまえら、最近どうなんだ?」
付き合ってて、どうなのか? という問いだろう。
「お互いが世界で一番特別ですけど……」と、照れながら答えた。
「それは、よかったな」
「ああ」
「おめでとう」
「……ありがとう」
おまえたちが祝福してくれるから、オレは心強いよ。
お題「何でもないフリ」
今日も、オレはお喋りな奴として生きた。
分かりやすいだろ? 怖くないだろ?
この先、ずっとこうなのかな。
嘘はついてない。少し無理をしてるだけ。
オレは、外で生きなきゃならないから。
お題「心と心」
魂を燃やすように恋をしているおまえ。
それは、祟りと紙一重で、おまえは申し訳なさそうにしている。
おまえは、いつも火元を見せてくれない。見えるのは、煙だけだ。
俺の気持ちが、段々とおまえに傾いていることを、おまえは知らない。
お題「愛を注いで」
穴の空いた器に、いくら注いでも意味がない。
でも、おまえは自分の力で器を直した。
これからは、ずっと俺が満たしてやるから。
お題「イルミネーション」
庭に電飾を飾る両親は、今はいない。
クリスマスイブには、ふたりが料理やケーキを用意してくれてたのにな。
ふたりを取り残して、季節は巡る。恨み言を吐いても、止まらない。
独りきりだったら、どうなってたかな。
溜め息をついて、クリスマス飲み会に思いを馳せた。
お題「雪を待つ」
このまま、ここにいてほしいから、天気が崩れやしないかと考えている。
おまえが帰った後のこの家は、酷く寂しいから。
我が儘を言えない。他人にどれくらい寄りかかっていいのか分からないんだ。
お題「風邪」
熱が出た。
おまえが、当たり前みたいに看病してくれるから、オレは深く感謝する。
こんなに愛情をもらっていいのかと、たまに思う。でも、そんなこと言ったら怒られるんだろうな。
お題「とりとめもない話」
答えの出ない話は好きだ。
「もしオレが、一冊の本だったなら、おまえはオレを手に取るのかな?」
「おまえが?」
「どうよ?」
「…………」
オレは、おまえの好きな推理小説じゃない。
「きっと俺は、おまえを読むよ」
答えなくてもよかったのに。
お題「冬は一緒に」
ふたりで、同じベッドで眠っていた。
肌寒い朝、その事実を確認するように、まだ寝ているおまえを見る。起きるまで、ずっと寝顔を見ていた。
「おはよう」
「はよ」
昨日も、今日も、明日も、愛してる。
お題「寂しさ」
他人に頼ることを覚えたおまえは、随分と精神が安定している。もちろん、それは嬉しいことだ。
俺だけに依存して、執着していた頃は、酷かったしな。
でも、ほんの少しだけ、俺から離れたことが惜しくなる。本当に、ほんの少しだけ。
お題「ベルの音」
カウンセリングルームのドアに、クリスマスリースがかけられていた。
「失礼します」
来年が近付いていることが、少し怖い。そういうことを含めて、カウンセラーに話した。
「時は、進む。君たちは、必ずどこかへ辿り着く。大切な人の手を離さないでいて」
ああ。オレは、アイツの手を握っていたい。
お題「大空」
空になりたい。綺麗な月を包む夜空になりたい。
そんな風に、オレがおまえを守れたら。
おまえに救われたオレだから、おまえを助けるのは、オレがいい。
お題「ゆずの香り」
冬至。
両親がいれば、ちゃんと行事に乗っただろうに。
なにもする気が起きない。ただの寒い日だ。
布団にくるまっていると、来客があった。
一階に降りて、玄関の外を覗く。外には、おまえがいた。
自分用の酒とオレ用の柚子茶を持って。
独りにしないでくれて、ありがとう。
お題「プレゼント」
何をあげたらいいんだろうな?
オレは、おまえに何を渡せる?
そう考えて出た答えは、パートナーシップを結ぶことだった。
結婚は出来ないけど、結婚式みたいなことは出来るし。
オレの人生、全部おまえに懸けるよ。
お題「イブの夜」
明日渡すプレゼントを眺めている。
本当に、こんなんでいいのか?
でも、哲学書以外に思い付かないしな。
喜んでくれるかな?
お題「クリスマスの過ごし方」
同い年の仲間と、飲み会をしている。
オレは、酒は飲めないけど。
ひとり、素面のまま、酔った男たちを眺めた。
オレの好きな男は、顔を少し赤らめて、楽しそうに笑っている。その姿が見られるなら、オレはそれでいいんだ。
そう思いたかった。
お題「変わらないものはない」
他人が嫌いだったけど、今は違う。
友達とか仲間とか恋人とか、大切な人たちがいる。
生きてると、そんなこともあるんだな。
オレは、これからも生きてく。
お題「手ぶくろ」
手に息を吐いて暖めていたら、恋人が手袋を片方貸してくれた。空いている手は、繋ぐ。
その温もりが、オレの心に沁みた。
気にしないんだな、おまえは。人に見られても構わないんだな。
オレも、そのうち、そうなれるかな。
お題「冬休み」
ソファーで眠ってしまった恋人に、毛布をかけて、膝を貸してやる。
しばらくして、うなされ始めた。
まただ。おまえの傷は深く、癒えない。
「父さん……母さん…………」
俺は、指先で涙を拭う。
「心配すんな」
頭を撫でると、すうすうと眠った。
眠ってる時くらい、休ませてやりたい。
お題「みかん」
この都市の特産品のみかんを剥いて、なんとなくおまえに差し出したら、ぱくりと食べた。
ひとつずつ、そうして食べさせてやると、嬉しそうに目を細めて笑う。
懐いた猫みたいな恋人。
俺は、この男のことが本当に好きで、幸せにしてやりたい。ふたりでなら、それが叶うと信じてる。
お題「1年間を振り返る」
片想いが、また一年積み重なった。
オレみたいな人間は、恋なんてしてはいけなかったのに。
いつか、話せる時が来るのかな?
いつかって、いつなんだろうな。
お題「良いお年を」
年の瀬の挨拶をして別れたおまえが、もう恋しい。
今年も、欠けたものは戻らないままだった。
おまえがいないと、前に歩くことすら出来ない。
どうか、オレを見捨てないで。
物理的に遠くへ行ってしまった恋人。俺との記憶を失ってしまった恋人。
足りなかった。何もかも。
おまえの隣にいたのに、救えなかった。
この無力さを噛み潰すように、黙々と課題を片付ける。
ああ、おまえがいたら、哲学絡みのレポートなんてすぐ終わるのに。
お題「光と闇の狭間で」
右手に死を、左手に生を。
両親は、生きているのか? 死んだのか?
答えの出ない問い。
いつか、真実に辿り着くのが怖いんだ。
でも、おまえがいれば、オレは大丈夫。
その“いつか”が来た時は、おまえの隣で。
お題「さよならは言わないで」
恋人が死んだ。
でも、これでよかったんだよな? おまえは、「置いてかないで」と言っていたから。
あの世で待ってろ。俺も行くから。
ああ、だけど、おまえは“地獄行き”なんだったか?
俺のいるところまで会いに来るとも言ってたな。
ずっと待ってる。
お題「夢と現実」
夢の中で、女になっていた。
おまえに、あっさり告白出来たし、順調に付き合いを重ねて、結婚までする。
そんな残酷な夢を見た。目覚めたオレは、トイレで吐いた。
植え付けられた異性愛規範が呪わしい。
お題「眠れないほど」
明日が来なければいいのに。
そう考えて、夜更かしをしている。どうせ朝は来るんだけど。
日中にしたことの反省文を、ずっと頭の中で書いている。
自己嫌悪で死にそうだ。
おまえにした脅迫が。強過ぎる想いが。捨てられないでいる。
生まれてきて、ごめん。
お題「逆さま」
感情が、重たく固く育っていく。
おまえは、いつもどこか寂しそうで、放っておけなくて。どこかに閉じ込めてしまいたくなる。
この“好き”は、隠さなくちゃならない。
今日も、本音は言わずに、おまえに優しい言葉をかける。
おまえが無垢に笑うから、俺はそれを噛み締めた。
お題「部屋の片隅で」
ずっと、部屋の角でうずくまっている。
このまま死んでしまいたい。
そう考えていたら、スマホに一件のメッセージが届いた。
『元気か?』
元気じゃないよ。文字を打つ元気もないんだ。
『今から、そっち行く』
『欲しいものがあんなら、連絡しろ』
オレが欲しいもの。
君が欲しい。君みたいな人間になりたい。
お題「ありがとう、ごめんね」
何も言わずに、さよならをすることにした。
この記憶がなくなれば、オレは別人みたいになるだろう。
もう、ここにはいられない。
大好きだったなぁ。
お題「手を繋いで」
幼い子供の手を引いている。
その子供は、俺の恋人。の、昔の姿。
ただ、救いたかった。傲慢かもしれねーが。
過去のおまえのことも、俺が助けたかった。
そんな夢から覚めて、握られた手を見つめる。この手を、俺は離さない。
お題「仲間」
いつものメンツで集まり、飲み会をした。
酔って眠ってしまった恋人に肩を貸してやり、オレは、ソフトドリンクを飲み続ける。
「おまえら、最近どうなんだ?」
付き合ってて、どうなのか? という問いだろう。
「お互いが世界で一番特別ですけど……」と、照れながら答えた。
「それは、よかったな」
「ああ」
「おめでとう」
「……ありがとう」
おまえたちが祝福してくれるから、オレは心強いよ。
お題「何でもないフリ」
今日も、オレはお喋りな奴として生きた。
分かりやすいだろ? 怖くないだろ?
この先、ずっとこうなのかな。
嘘はついてない。少し無理をしてるだけ。
オレは、外で生きなきゃならないから。
お題「心と心」
魂を燃やすように恋をしているおまえ。
それは、祟りと紙一重で、おまえは申し訳なさそうにしている。
おまえは、いつも火元を見せてくれない。見えるのは、煙だけだ。
俺の気持ちが、段々とおまえに傾いていることを、おまえは知らない。
お題「愛を注いで」
穴の空いた器に、いくら注いでも意味がない。
でも、おまえは自分の力で器を直した。
これからは、ずっと俺が満たしてやるから。
お題「イルミネーション」
庭に電飾を飾る両親は、今はいない。
クリスマスイブには、ふたりが料理やケーキを用意してくれてたのにな。
ふたりを取り残して、季節は巡る。恨み言を吐いても、止まらない。
独りきりだったら、どうなってたかな。
溜め息をついて、クリスマス飲み会に思いを馳せた。
お題「雪を待つ」
このまま、ここにいてほしいから、天気が崩れやしないかと考えている。
おまえが帰った後のこの家は、酷く寂しいから。
我が儘を言えない。他人にどれくらい寄りかかっていいのか分からないんだ。
お題「風邪」
熱が出た。
おまえが、当たり前みたいに看病してくれるから、オレは深く感謝する。
こんなに愛情をもらっていいのかと、たまに思う。でも、そんなこと言ったら怒られるんだろうな。
お題「とりとめもない話」
答えの出ない話は好きだ。
「もしオレが、一冊の本だったなら、おまえはオレを手に取るのかな?」
「おまえが?」
「どうよ?」
「…………」
オレは、おまえの好きな推理小説じゃない。
「きっと俺は、おまえを読むよ」
答えなくてもよかったのに。
お題「冬は一緒に」
ふたりで、同じベッドで眠っていた。
肌寒い朝、その事実を確認するように、まだ寝ているおまえを見る。起きるまで、ずっと寝顔を見ていた。
「おはよう」
「はよ」
昨日も、今日も、明日も、愛してる。
お題「寂しさ」
他人に頼ることを覚えたおまえは、随分と精神が安定している。もちろん、それは嬉しいことだ。
俺だけに依存して、執着していた頃は、酷かったしな。
でも、ほんの少しだけ、俺から離れたことが惜しくなる。本当に、ほんの少しだけ。
お題「ベルの音」
カウンセリングルームのドアに、クリスマスリースがかけられていた。
「失礼します」
来年が近付いていることが、少し怖い。そういうことを含めて、カウンセラーに話した。
「時は、進む。君たちは、必ずどこかへ辿り着く。大切な人の手を離さないでいて」
ああ。オレは、アイツの手を握っていたい。
お題「大空」
空になりたい。綺麗な月を包む夜空になりたい。
そんな風に、オレがおまえを守れたら。
おまえに救われたオレだから、おまえを助けるのは、オレがいい。
お題「ゆずの香り」
冬至。
両親がいれば、ちゃんと行事に乗っただろうに。
なにもする気が起きない。ただの寒い日だ。
布団にくるまっていると、来客があった。
一階に降りて、玄関の外を覗く。外には、おまえがいた。
自分用の酒とオレ用の柚子茶を持って。
独りにしないでくれて、ありがとう。
お題「プレゼント」
何をあげたらいいんだろうな?
オレは、おまえに何を渡せる?
そう考えて出た答えは、パートナーシップを結ぶことだった。
結婚は出来ないけど、結婚式みたいなことは出来るし。
オレの人生、全部おまえに懸けるよ。
お題「イブの夜」
明日渡すプレゼントを眺めている。
本当に、こんなんでいいのか?
でも、哲学書以外に思い付かないしな。
喜んでくれるかな?
お題「クリスマスの過ごし方」
同い年の仲間と、飲み会をしている。
オレは、酒は飲めないけど。
ひとり、素面のまま、酔った男たちを眺めた。
オレの好きな男は、顔を少し赤らめて、楽しそうに笑っている。その姿が見られるなら、オレはそれでいいんだ。
そう思いたかった。
お題「変わらないものはない」
他人が嫌いだったけど、今は違う。
友達とか仲間とか恋人とか、大切な人たちがいる。
生きてると、そんなこともあるんだな。
オレは、これからも生きてく。
お題「手ぶくろ」
手に息を吐いて暖めていたら、恋人が手袋を片方貸してくれた。空いている手は、繋ぐ。
その温もりが、オレの心に沁みた。
気にしないんだな、おまえは。人に見られても構わないんだな。
オレも、そのうち、そうなれるかな。
お題「冬休み」
ソファーで眠ってしまった恋人に、毛布をかけて、膝を貸してやる。
しばらくして、うなされ始めた。
まただ。おまえの傷は深く、癒えない。
「父さん……母さん…………」
俺は、指先で涙を拭う。
「心配すんな」
頭を撫でると、すうすうと眠った。
眠ってる時くらい、休ませてやりたい。
お題「みかん」
この都市の特産品のみかんを剥いて、なんとなくおまえに差し出したら、ぱくりと食べた。
ひとつずつ、そうして食べさせてやると、嬉しそうに目を細めて笑う。
懐いた猫みたいな恋人。
俺は、この男のことが本当に好きで、幸せにしてやりたい。ふたりでなら、それが叶うと信じてる。
お題「1年間を振り返る」
片想いが、また一年積み重なった。
オレみたいな人間は、恋なんてしてはいけなかったのに。
いつか、話せる時が来るのかな?
いつかって、いつなんだろうな。
お題「良いお年を」
年の瀬の挨拶をして別れたおまえが、もう恋しい。
今年も、欠けたものは戻らないままだった。
おまえがいないと、前に歩くことすら出来ない。
どうか、オレを見捨てないで。