800文字チャレンジ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
俺のハンドルネームは、ナマエ。
趣味は、インターネット炎上跡地巡り。オタク用語の聖地巡礼みたいなものだ。この前は、あの炎上した蕎麦屋、源蕎麦でのオフ会に参加した。
Twitter歴10年。炎上なし。これはまあ、本アカの話。
相互フォロワーは、300人くらい。
そのうちのひとりに、オメガさんという人がいる。人というか、悪魔というか、火の中の竜である。
別に、リプライを飛ばし合ったり、DMを送り合ったりするような仲ではないが。
彼と関わることになったのは、俺がインターネット炎上まとめブログの管理人だからである。ブログのTwitterアカウントは、フォロワーが10万人以上いる。
フルプライスの新作ゲームが有料デバッグだと炎上すればまとめ、傑作アニメの2期がクソだと炎上すればまとめてきた。
今では、彼の趣味に付き合って協力することもあるが、元々は彼に助けを求める側であった。というのも、ブログの元共同管理人が、インターネット地獄を顕現させたからなのだが、そのことは思い出したくない。
そんなことより、オメガさんのことだ。
俺は、彼が口を開くまで、天使ではないかと思っていた。端的に言って、彼は美人である。見つめられると、ドキリとするくらいの、美貌の持ち主なのだ。
その、天使かと思いきや悪魔だった男に、それでも俺は、心を奪われた。
これが恋なのか何なのかは、よく分からないが。
俺とオメガさんの趣味は、合うようで微妙に合わないように思う。彼は火を眺めるのが好き、俺は、どちらかといえば燃え跡を見るのが好き。趣味について細かいことを彼と話したら、齟齬が生じるかもしれない。
まあ、オメガさんと楽しく談話する機会なんてないけれど。
ある日、夢にも思わぬ事件が起きた。
医療費泥棒・元火箱綾月の炎上。
思わぬ方向から知る、彼の素性。
さすがの俺も、動揺した。しかし、自分でも驚くくらいすぐに持ち直した。
俺は、いつも通りに恣意的なまとめを作るのみである。
炎上跡地へ行きたいな、と思いながら。
趣味は、インターネット炎上跡地巡り。オタク用語の聖地巡礼みたいなものだ。この前は、あの炎上した蕎麦屋、源蕎麦でのオフ会に参加した。
Twitter歴10年。炎上なし。これはまあ、本アカの話。
相互フォロワーは、300人くらい。
そのうちのひとりに、オメガさんという人がいる。人というか、悪魔というか、火の中の竜である。
別に、リプライを飛ばし合ったり、DMを送り合ったりするような仲ではないが。
彼と関わることになったのは、俺がインターネット炎上まとめブログの管理人だからである。ブログのTwitterアカウントは、フォロワーが10万人以上いる。
フルプライスの新作ゲームが有料デバッグだと炎上すればまとめ、傑作アニメの2期がクソだと炎上すればまとめてきた。
今では、彼の趣味に付き合って協力することもあるが、元々は彼に助けを求める側であった。というのも、ブログの元共同管理人が、インターネット地獄を顕現させたからなのだが、そのことは思い出したくない。
そんなことより、オメガさんのことだ。
俺は、彼が口を開くまで、天使ではないかと思っていた。端的に言って、彼は美人である。見つめられると、ドキリとするくらいの、美貌の持ち主なのだ。
その、天使かと思いきや悪魔だった男に、それでも俺は、心を奪われた。
これが恋なのか何なのかは、よく分からないが。
俺とオメガさんの趣味は、合うようで微妙に合わないように思う。彼は火を眺めるのが好き、俺は、どちらかといえば燃え跡を見るのが好き。趣味について細かいことを彼と話したら、齟齬が生じるかもしれない。
まあ、オメガさんと楽しく談話する機会なんてないけれど。
ある日、夢にも思わぬ事件が起きた。
医療費泥棒・元火箱綾月の炎上。
思わぬ方向から知る、彼の素性。
さすがの俺も、動揺した。しかし、自分でも驚くくらいすぐに持ち直した。
俺は、いつも通りに恣意的なまとめを作るのみである。
炎上跡地へ行きたいな、と思いながら。