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生温い向かい風が、煙草の煙を流す。
部屋へ帰る足取りは重い。
何故なら、昨夜の拾いものが今も家にいるからだ。悪魔と人のハーフブリードの美しい男。あんな男、拾うべきじゃなかった。ジョン・コンスタンティンは、男との情事を思い出し、後悔する。
あれは、麻薬だ。人を堕落させる。
色々と考えているうちに、自宅に近いところまで来てしまった。
今から、どこか別の場所へ行こうか? 安いモーテルか何か。あいつがいなければ、なんでもいい。
そう考えて振り返ったところに、あいつがいた。
「やあ、ジョン。お早いお帰りだな」
男は、手をひらひらと振って、薄く笑みを浮かべている。
「部屋に帰ろう、ジョン」
甘く囁き、ジョンの手を取った。
絵に描いたような蠱惑的な悪魔。
この時点で理性の壁は砂みたいにサラサラと崩れ始めている。ジョン・コンスタンティンは、その手を振りほどけなかった。
部屋へ帰る足取りは重い。
何故なら、昨夜の拾いものが今も家にいるからだ。悪魔と人のハーフブリードの美しい男。あんな男、拾うべきじゃなかった。ジョン・コンスタンティンは、男との情事を思い出し、後悔する。
あれは、麻薬だ。人を堕落させる。
色々と考えているうちに、自宅に近いところまで来てしまった。
今から、どこか別の場所へ行こうか? 安いモーテルか何か。あいつがいなければ、なんでもいい。
そう考えて振り返ったところに、あいつがいた。
「やあ、ジョン。お早いお帰りだな」
男は、手をひらひらと振って、薄く笑みを浮かべている。
「部屋に帰ろう、ジョン」
甘く囁き、ジョンの手を取った。
絵に描いたような蠱惑的な悪魔。
この時点で理性の壁は砂みたいにサラサラと崩れ始めている。ジョン・コンスタンティンは、その手を振りほどけなかった。