ワードパレット
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川の水面は、碧く輝いて、美しい。ここは、私の領域だ。
ここに、ひとりの少年がやって来た。
「君は、まだここを渡りたくはないみたいだね。少しだけ、猶予をあげる」
遠くで鐘の音がする。
「さあ、起きる時間だよ。いってらっしゃい」
私は、彼の背を見送った。
彼が私の舟に乗る日を楽しみに。