ワードパレット
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憂い顔をしているのには、理由がある。
今から友達の白坂小梅とホラー映画を鑑賞するからだ。
ホラーが苦手なのではなく、霊という泡沫の存在が嫌なのだ。泡の如く儚い、幽霊というもの。風吹けば消える、塵のようなもの。
どうしても私は霊の方に感情移入してしまうので、困りものである。
夏の青い空の下、私の影は無い。