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財前時子様は、この世の何よりも、お美しい。お髪は艶やかなロングヘアーで、視線は、私のようなファンを刺すようで。そのお言葉は、絶対服従を誓えるもので。おみ足は、踏みつけられたくなるような美脚で。
とにかく、時子様は、私にとって最高の女王様なのである。
出来ることなら、握手会ならぬ、平手打ち会を開いてほしい。そうしたら私は、大喜びで参加することだろう。もしくは、踏みつけ会か、鞭打ち会。
ダメですかね? 時子様のプロデューサーさん。
まあ、当然ながら、こちらからそんな不躾な要望は出来ないのですが。全ては時子様の意思次第である。
お許しになるなら、時子様への忠誠の証として、足の裏にキスをしたい。それか、靴を舐めるのでも構わない。
彼女に「豚」と呼ばれたい。
私は、時子様をテレビで拝見した時分から、彼女に狂わされている。自分がまさか、このようなドMになるなんて、夢にも思っていなかった。
恐れ多いことに、私は時子様とお近づきになりたいという欲望を抱えてしまっている。本当に、恐れ多いことだ。
しかし、彼女のことは、私が一方的に慕っているだけなので、真のSM関係は成り立たない。SMとは、お互いの信頼関係の上で成立するものなのである。現代は、マルキ・ド・サドの頃とは違うのだ。
でも、私は私に出来ることをしよう。時子様にファンレターを出して、精一杯応援しよう。
それから、しばらくして、私は時子様の握手会に参加することになった。
私はドキドキしながら、列に並ぶ。
私のような者が、時子様に触れていいのだろうか? 何か粗相をしてしまわないだろうか?
不安が募るが、時は待ってはくれない。私の番がきた。
「時子様、あの、ミョウジナマエと申します。い、いつも応援させていただいております」
「ミョウジナマエ? ああ、あの手紙の。なかなか笑える文章だったわよ。また寄越しなさい」
「は、はい!」
私は、名前を覚えていただいていることに驚き、つい声が大きくなる。ああ、恥ずかしい。
そして、なんて幸せなのだろう。
とにかく、時子様は、私にとって最高の女王様なのである。
出来ることなら、握手会ならぬ、平手打ち会を開いてほしい。そうしたら私は、大喜びで参加することだろう。もしくは、踏みつけ会か、鞭打ち会。
ダメですかね? 時子様のプロデューサーさん。
まあ、当然ながら、こちらからそんな不躾な要望は出来ないのですが。全ては時子様の意思次第である。
お許しになるなら、時子様への忠誠の証として、足の裏にキスをしたい。それか、靴を舐めるのでも構わない。
彼女に「豚」と呼ばれたい。
私は、時子様をテレビで拝見した時分から、彼女に狂わされている。自分がまさか、このようなドMになるなんて、夢にも思っていなかった。
恐れ多いことに、私は時子様とお近づきになりたいという欲望を抱えてしまっている。本当に、恐れ多いことだ。
しかし、彼女のことは、私が一方的に慕っているだけなので、真のSM関係は成り立たない。SMとは、お互いの信頼関係の上で成立するものなのである。現代は、マルキ・ド・サドの頃とは違うのだ。
でも、私は私に出来ることをしよう。時子様にファンレターを出して、精一杯応援しよう。
それから、しばらくして、私は時子様の握手会に参加することになった。
私はドキドキしながら、列に並ぶ。
私のような者が、時子様に触れていいのだろうか? 何か粗相をしてしまわないだろうか?
不安が募るが、時は待ってはくれない。私の番がきた。
「時子様、あの、ミョウジナマエと申します。い、いつも応援させていただいております」
「ミョウジナマエ? ああ、あの手紙の。なかなか笑える文章だったわよ。また寄越しなさい」
「は、はい!」
私は、名前を覚えていただいていることに驚き、つい声が大きくなる。ああ、恥ずかしい。
そして、なんて幸せなのだろう。