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東郷あいは、自身をアイドルとして見出だしたプロデューサーに、恋をしてしまった。この想いを伝えるには、信頼と、ほんの少しの勇気が必要になる。
プロデューサーに、愛の告白をしたとしても、自分たちの関係はギクシャクしたりはしないだろう。だから、あとは、あいが少しだけ勇気を振り絞るだけでいい。ただ、それだけでいい。
今日は、事務所で、ふたりきりになる機会があるはずだ。その時に告白をしよう。
あいは、そう決心した。
そして、告白の時はやって来る。
「私が、君を好きだと言ったら、困るかい? プロデューサーくん」
自分らしく、飾り過ぎない言葉を口にした。
「えっ?!」
困るよりも先に、驚きが表出したプロデューサー。
「好きって言うと、その、恋愛的な……?」
その後に来たのは、疑問。
「そうだよ。君を愛しているのさ」
あいは、さらりとクールに言ってのける。
一方、プロデューサーは、あいに言われた通りに、困ってしまっていた。
あいのことは、もちろん好きだ。アイドルとして。人間として。大好きである。
だがプロデューサーは、恋愛対象として、東郷あいを見つめたことはなかった。
「あいのことは、好きだよ。でも、恋愛的なものではないんだ…………」
「そうか。でも、未来には可能性があるということだね?」
「まあ、未来のことは分からないけど…………」
「君を振り向かせて見せるよ」
その静かだが力強い言葉に、ドキリとする。もう、あと一押しで、恋に落ちてしまいそうなくらいに。
「胸をドキドキさせてくれたのかい? 顔が赤いよ、プロデューサーくん」
「あ、うん。凄くドキドキしたよ」
プロデューサーは、胸を片手で押さえながら、正直に答えた。それを見たあいは、満足そうな表情で笑っている。
「フフッ。君のことも、私の虜にしてみせるよ。覚悟してくれ」
「お、お手柔らかに…………」
握手するつもりで、そっと手を差し出すプロデューサーと、それを優しく取り、手の甲へとキスを落とすあい。
またしても、ドキリとさせられるのであった。
プロデューサーに、愛の告白をしたとしても、自分たちの関係はギクシャクしたりはしないだろう。だから、あとは、あいが少しだけ勇気を振り絞るだけでいい。ただ、それだけでいい。
今日は、事務所で、ふたりきりになる機会があるはずだ。その時に告白をしよう。
あいは、そう決心した。
そして、告白の時はやって来る。
「私が、君を好きだと言ったら、困るかい? プロデューサーくん」
自分らしく、飾り過ぎない言葉を口にした。
「えっ?!」
困るよりも先に、驚きが表出したプロデューサー。
「好きって言うと、その、恋愛的な……?」
その後に来たのは、疑問。
「そうだよ。君を愛しているのさ」
あいは、さらりとクールに言ってのける。
一方、プロデューサーは、あいに言われた通りに、困ってしまっていた。
あいのことは、もちろん好きだ。アイドルとして。人間として。大好きである。
だがプロデューサーは、恋愛対象として、東郷あいを見つめたことはなかった。
「あいのことは、好きだよ。でも、恋愛的なものではないんだ…………」
「そうか。でも、未来には可能性があるということだね?」
「まあ、未来のことは分からないけど…………」
「君を振り向かせて見せるよ」
その静かだが力強い言葉に、ドキリとする。もう、あと一押しで、恋に落ちてしまいそうなくらいに。
「胸をドキドキさせてくれたのかい? 顔が赤いよ、プロデューサーくん」
「あ、うん。凄くドキドキしたよ」
プロデューサーは、胸を片手で押さえながら、正直に答えた。それを見たあいは、満足そうな表情で笑っている。
「フフッ。君のことも、私の虜にしてみせるよ。覚悟してくれ」
「お、お手柔らかに…………」
握手するつもりで、そっと手を差し出すプロデューサーと、それを優しく取り、手の甲へとキスを落とすあい。
またしても、ドキリとさせられるのであった。