アイマス
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
新年の挨拶を済ませ、ふたりの男は元旦から仕事をする。
アイドルのプロデューサーと、事務所の社長。そして所属アイドルたちは、多かれ少なかれ仕事があった。
企画の進行やアイドルの送迎や諸々の手配などで、プロデューサーの一日は終わる。
仕事が終わった後は、社長室へ行くのがお決まりになっていた。
「ご苦労」
「社長も、お疲れ様です」
ふたりきりになった事務所で、お互いを労う。
「今からは、恋人としての時間、ですよね?」
「……そうだな」
ふ、と笑う天井努。
「努さん」
「なんだ?」
手を取り、「愛してます」と、真っ直ぐに天井を見て言う歳下の恋人。
「ああ、知っている」
「本当ですか? たまに忘れてません?」
「そんなことはない」
忘れるはずがない。たとえ側にいなくても、自分を照らし続けている男のことを。
「俺は、アイドルたちに永遠を歌わせてきました。でも、永遠なんてないんですよね、きっと」
少し寂しそうな表情を見せるプロデューサー。
「全ては、いつか終わるんです。それでも永遠を望むのは、強欲でしょうか?」
「我々は、過去を抱えたまま、一瞬一瞬の今を生きていくしかないだろう」
「……そうですね。全力で走り抜くしかないですよね」
自分は、彼のように走れているだろうか?
一度は立ち止まっていたが、再び前進することが出来たのは、他でもない彼のおかげだ。
「お前の隣にいるためには、走らなくてはな…………」
「ははっ。ありがとうございます。努さんが隣にいてくれるなら、俺は、なんでも頑張れます」
いずれ消えゆく者たちが、永遠に手を伸ばそうと足掻いている。
定命の存在が、同じく定命の人々へ贈る星灯りを作り出しているのだ。
彼らは、アイドルを輝かせる者たち。
片方は、スポットライトで彼女たちを照らした。もう片方は、彼女たちの翼を休ませる場所を守っている。
「お前は、いつも眩しいな」
「そう、ですか……?」
「ああ。本当に、助けられているよ」
「そうだと、嬉しいです」
プロデューサーは、はにかむように笑った。
天井は、いつかこの光を失っても、思い出だけで生きていける気がする。
「努さん、何か寂しいこと考えてません?」
「いや、そんなことは…………」
「俺は、あなたのことを生涯愛しますし、ずーっと、お互いの幸せに寄与するつもりですからね!」
ストレートな愛情に、顔が熱くなった。
「キスしていいですか?」
うなずく。断るはずもない。
一生分以上の光を手渡されたようだった。
アイドルのプロデューサーと、事務所の社長。そして所属アイドルたちは、多かれ少なかれ仕事があった。
企画の進行やアイドルの送迎や諸々の手配などで、プロデューサーの一日は終わる。
仕事が終わった後は、社長室へ行くのがお決まりになっていた。
「ご苦労」
「社長も、お疲れ様です」
ふたりきりになった事務所で、お互いを労う。
「今からは、恋人としての時間、ですよね?」
「……そうだな」
ふ、と笑う天井努。
「努さん」
「なんだ?」
手を取り、「愛してます」と、真っ直ぐに天井を見て言う歳下の恋人。
「ああ、知っている」
「本当ですか? たまに忘れてません?」
「そんなことはない」
忘れるはずがない。たとえ側にいなくても、自分を照らし続けている男のことを。
「俺は、アイドルたちに永遠を歌わせてきました。でも、永遠なんてないんですよね、きっと」
少し寂しそうな表情を見せるプロデューサー。
「全ては、いつか終わるんです。それでも永遠を望むのは、強欲でしょうか?」
「我々は、過去を抱えたまま、一瞬一瞬の今を生きていくしかないだろう」
「……そうですね。全力で走り抜くしかないですよね」
自分は、彼のように走れているだろうか?
一度は立ち止まっていたが、再び前進することが出来たのは、他でもない彼のおかげだ。
「お前の隣にいるためには、走らなくてはな…………」
「ははっ。ありがとうございます。努さんが隣にいてくれるなら、俺は、なんでも頑張れます」
いずれ消えゆく者たちが、永遠に手を伸ばそうと足掻いている。
定命の存在が、同じく定命の人々へ贈る星灯りを作り出しているのだ。
彼らは、アイドルを輝かせる者たち。
片方は、スポットライトで彼女たちを照らした。もう片方は、彼女たちの翼を休ませる場所を守っている。
「お前は、いつも眩しいな」
「そう、ですか……?」
「ああ。本当に、助けられているよ」
「そうだと、嬉しいです」
プロデューサーは、はにかむように笑った。
天井は、いつかこの光を失っても、思い出だけで生きていける気がする。
「努さん、何か寂しいこと考えてません?」
「いや、そんなことは…………」
「俺は、あなたのことを生涯愛しますし、ずーっと、お互いの幸せに寄与するつもりですからね!」
ストレートな愛情に、顔が熱くなった。
「キスしていいですか?」
うなずく。断るはずもない。
一生分以上の光を手渡されたようだった。
