ペルソナ
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同僚がストーカー化してるのは知っていた。だけど、俺は何もしなかった。
「中野原くんさぁ、彼女のこと吹っ切れた?」
怪盗お願いチャンネルに本名が晒されてたのも知ってる。
「ああ。俺、執着し過ぎてたよな。もうやめたよ」
「そう。あ、酒なら付き合うぜ」
「ありがとう。それじゃあ、都合のいい日にでも」
そんな約束を取り付けて、俺は嬉しくなった。
後日。俺の家でサシ飲みをすることにした。
「しょうもない人生に乾杯」
「乾杯」
酒を飲み、談笑する。彼の表情が、柔らかくなっていて、俺は安心した。
君に言いたいことがある。もう少ししたら、言おう。
「ミョウジ」
「ん?」
「心配かけてたよな、すまない……」
「気にすんなよ。俺は、ただ…………」
一呼吸置く。
「中野原くんのことが好きなだけだから」
「え?」
「好きだよ」
「ミョウジ……俺は…………」
「ごめん。困らせるつもりはないんだ。別にいいよ、返事は」
そう言ったけど、中野原くんは、何やら考え込んでしまった。
そして。
「ミョウジ、俺でよければ、付き合ってほしい」
「いいのか?」
「ああ」
「ありがとう。スゲー嬉しいよ。抱き締めてもいいか?」
「いいよ」
正面から、ぎゅっと抱き締める。
「君がいいんだよ、俺は」
そう囁いたら、中野原くんは泣き始めた。小さく震えてるのが分かる。
「こんな俺が、いいのか?」
「うん。ずっと前から好きだったんだ」
「ありがとう……」
「あ、名前で呼んでもいい?」
「ああ」
「よかった。これからもよろしく、夏彦くん」
「よろしく」
俺は、君の過去を知らない。だけど、君の未来には俺もいたらいい。
◆◆◆
「ナマエ…………」
「愛してるよ」
何度目かの口付け。深くキスすると、夏彦くんの瞳が潤んだ。愛しい。
「は……あ…………」
甘い吐息を聴いて、もっとドロドロにしたいという欲が出る。
ソファーに押し倒して、首筋にキスした。
「なぁ、どこまで許してくれる?」
「……好きにしてくれ」
「分かった」
じっくりと好きにさせてもらおう。
夏彦くんの手を取り、手の甲にキスを落とす。
「心配しないで。優しくするから」
「ナマエ……愛してる…………」
このゾクゾクする感じ、たまらないな。
「可愛いね」と言って、再びキスをした。
「中野原くんさぁ、彼女のこと吹っ切れた?」
怪盗お願いチャンネルに本名が晒されてたのも知ってる。
「ああ。俺、執着し過ぎてたよな。もうやめたよ」
「そう。あ、酒なら付き合うぜ」
「ありがとう。それじゃあ、都合のいい日にでも」
そんな約束を取り付けて、俺は嬉しくなった。
後日。俺の家でサシ飲みをすることにした。
「しょうもない人生に乾杯」
「乾杯」
酒を飲み、談笑する。彼の表情が、柔らかくなっていて、俺は安心した。
君に言いたいことがある。もう少ししたら、言おう。
「ミョウジ」
「ん?」
「心配かけてたよな、すまない……」
「気にすんなよ。俺は、ただ…………」
一呼吸置く。
「中野原くんのことが好きなだけだから」
「え?」
「好きだよ」
「ミョウジ……俺は…………」
「ごめん。困らせるつもりはないんだ。別にいいよ、返事は」
そう言ったけど、中野原くんは、何やら考え込んでしまった。
そして。
「ミョウジ、俺でよければ、付き合ってほしい」
「いいのか?」
「ああ」
「ありがとう。スゲー嬉しいよ。抱き締めてもいいか?」
「いいよ」
正面から、ぎゅっと抱き締める。
「君がいいんだよ、俺は」
そう囁いたら、中野原くんは泣き始めた。小さく震えてるのが分かる。
「こんな俺が、いいのか?」
「うん。ずっと前から好きだったんだ」
「ありがとう……」
「あ、名前で呼んでもいい?」
「ああ」
「よかった。これからもよろしく、夏彦くん」
「よろしく」
俺は、君の過去を知らない。だけど、君の未来には俺もいたらいい。
◆◆◆
「ナマエ…………」
「愛してるよ」
何度目かの口付け。深くキスすると、夏彦くんの瞳が潤んだ。愛しい。
「は……あ…………」
甘い吐息を聴いて、もっとドロドロにしたいという欲が出る。
ソファーに押し倒して、首筋にキスした。
「なぁ、どこまで許してくれる?」
「……好きにしてくれ」
「分かった」
じっくりと好きにさせてもらおう。
夏彦くんの手を取り、手の甲にキスを落とす。
「心配しないで。優しくするから」
「ナマエ……愛してる…………」
このゾクゾクする感じ、たまらないな。
「可愛いね」と言って、再びキスをした。