ポケモン
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サビ組の事務所に遊びに行った時。つい訊いてしまった。
「カラスバさんって、俺のこと好きなんですか?」
「は?」
「俺は、カラスバさんのこと好きなんですけど」
「は?!」
「嫌ですか?」
向かいに座るナマエは、真剣な表情をしている。
どうも、恋愛の話をしているようだ。
「いや……嫌やない…………」
カラスバは、そのことに驚いた。
「そうか……そうやな……むしろ、オレが先に好きやったんかもしれん……」
眼鏡に手をやり、思考する。
「そうですかね?」
「きっと、そうや。オマエに負かされてから、ずっと好きやったんや」
「じゃあ、ほとんど同時かな。俺、初めて自分と同じ毒タイプの強いポケモントレーナーと戦ったんですよ。それで、なんか好きになっちゃって」
「そか。オマエのポケモン、オーダイル以外、毒タイプやったな」
カラスバは、少し頬を赤く染めた。
「毒タイプ使いでよかったわ」
「俺もです。それで、どうしたいですか?」
「どうもこうもあらへんよ」
「俺は、カラスバさんと付き合いたいです」
笑顔で言うナマエ。
「自分、未成年やろ」
「そんなこと気にするんですね。ヤクザなのに」
「あのなぁ……」
カラスバは、溜め息をついた。
「じゃあ、俺がポケモンバトルで勝ったら付き合いましょう」
「はっ。ほんま、生意気なガキや」
カラスバは、くつくつと笑う。
「ええで。しようや」
「はい。あなたのこと、貰います」
その後。ふたりは戦い、ナマエが勝った。
「はは。さらに強なったか?」
「絶対に勝ちたかったので」
「はは……あかんなぁ……惚れ直したわ…………」
「嬉しいです」と、ナマエは、にこりと笑う。
「カラスバさん、大好き」
ナマエが、無邪気に再度告白した。
「……好きやで、ナマエ」
カラスバは、観念したように想いを返す。
ナマエが手を差し出し、握手かと思ってその手を握ると、そのまま強く腕を引かれた。
ナマエに、ぎゅっと抱き締められ、カラスバは真っ赤になる。
「また、ホテルZにも遊びに来てくださいね。今度は、俺の部屋に」
「お、おう……」
ナマエに耳元で囁かれ、心臓がドキドキうるさい。
「オマエ、こんなんどこで習ったんや?」
「こんなん?」
「……天然かいな。末恐ろしいガキやで」
「あはは。カラスバさん、照れてますね」
「ナマエのせいやろ」
「可愛いですね」
ナマエも、はにかむように笑う。
そんなふたりの一部始終を見ていたジプソは、ひとり静かに「よかったですね、ボス」と思いながら小さく拍手をしていた。
それから。ナマエとカラスバは、前より甘い雰囲気で、ソファーに座って話す。
ふたりの関係は、特に公言しなかったが、明らかにイチャイチャしているので、すぐにみんなにバレた。
「カラスバさんって、俺のこと好きなんですか?」
「は?」
「俺は、カラスバさんのこと好きなんですけど」
「は?!」
「嫌ですか?」
向かいに座るナマエは、真剣な表情をしている。
どうも、恋愛の話をしているようだ。
「いや……嫌やない…………」
カラスバは、そのことに驚いた。
「そうか……そうやな……むしろ、オレが先に好きやったんかもしれん……」
眼鏡に手をやり、思考する。
「そうですかね?」
「きっと、そうや。オマエに負かされてから、ずっと好きやったんや」
「じゃあ、ほとんど同時かな。俺、初めて自分と同じ毒タイプの強いポケモントレーナーと戦ったんですよ。それで、なんか好きになっちゃって」
「そか。オマエのポケモン、オーダイル以外、毒タイプやったな」
カラスバは、少し頬を赤く染めた。
「毒タイプ使いでよかったわ」
「俺もです。それで、どうしたいですか?」
「どうもこうもあらへんよ」
「俺は、カラスバさんと付き合いたいです」
笑顔で言うナマエ。
「自分、未成年やろ」
「そんなこと気にするんですね。ヤクザなのに」
「あのなぁ……」
カラスバは、溜め息をついた。
「じゃあ、俺がポケモンバトルで勝ったら付き合いましょう」
「はっ。ほんま、生意気なガキや」
カラスバは、くつくつと笑う。
「ええで。しようや」
「はい。あなたのこと、貰います」
その後。ふたりは戦い、ナマエが勝った。
「はは。さらに強なったか?」
「絶対に勝ちたかったので」
「はは……あかんなぁ……惚れ直したわ…………」
「嬉しいです」と、ナマエは、にこりと笑う。
「カラスバさん、大好き」
ナマエが、無邪気に再度告白した。
「……好きやで、ナマエ」
カラスバは、観念したように想いを返す。
ナマエが手を差し出し、握手かと思ってその手を握ると、そのまま強く腕を引かれた。
ナマエに、ぎゅっと抱き締められ、カラスバは真っ赤になる。
「また、ホテルZにも遊びに来てくださいね。今度は、俺の部屋に」
「お、おう……」
ナマエに耳元で囁かれ、心臓がドキドキうるさい。
「オマエ、こんなんどこで習ったんや?」
「こんなん?」
「……天然かいな。末恐ろしいガキやで」
「あはは。カラスバさん、照れてますね」
「ナマエのせいやろ」
「可愛いですね」
ナマエも、はにかむように笑う。
そんなふたりの一部始終を見ていたジプソは、ひとり静かに「よかったですね、ボス」と思いながら小さく拍手をしていた。
それから。ナマエとカラスバは、前より甘い雰囲気で、ソファーに座って話す。
ふたりの関係は、特に公言しなかったが、明らかにイチャイチャしているので、すぐにみんなにバレた。
