刀
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
南風月のある日。へし切長谷部は、探していた主の声がした医務室の戸を開いた。
そこには、薬研藤四郎に膝枕をされているミョウジナマエがいて。長谷部は、動揺した。
「す、すいません!」
見てはいけないものを見てしまった気がして、思わず部屋の戸をぴしゃりと閉める。
主は、稚児趣味だったのか?
もし、俺がもっと…………。
長谷部は、自分がナマエに膝枕をするのを想像して、頬を赤く染めた。
その頃、審神者と薬研は。
「大将、ありゃなんか誤解されたぞ」
「後で、どうにかする」
ナマエは、大きな溜め息をついた。
夜。自室で琴を鳴らしていると、長谷部の声がした。
「主。お話があります」
「入っていいぞ」
「失礼します」
長谷部は、素顔のナマエを見て、カッと赤くなる。
「どうした? 長谷部」
「あ、あの…………俺を短刀にしてください……!」
「はぁ?」
「主の好みの姿にしてください……」
「あ、あー。なるほどね」
コイツ、完全に誤解してる。
ナマエは、どうしたものかと考えた。
「長谷部、ちょっと座れ」
「はい」
ナマエは、正座をした長谷部の膝に頭を乗せる。
「主…………」
「お前は、そのままでいてくれ」
審神者は、手を伸ばして長谷部の頬を優しく撫でた。
「はい…………」
「ちなみに、俺に少年趣味はない」
「すいません……!」
ナマエの稚児趣味疑惑が解けた翌日。
「たーいしょ」
今日も、ナマエは医務室で薬研の膝を借りている。
「んー?」
「寝不足か?」
「少しな」
「遠慮なく寝てくれ」
「ああ。お休み」
「お休み、大将」
数分後。すうすうと寝息を立て始めたナマエ。その唇に、布越しに口付けを落とす薬研。
「愛してるぜ、大将」
一人言のような台詞は、夏の青空に消えていく。
「失礼します」
「大将なら、寝てる」
医務室へ来た長谷部に、静かにするように伝えた。
「主は、お疲れなのか?」
「寝不足らしい」
「そうか……」
小声で話す長谷部と薬研。
「主が起きたら、俺から相談があると伝えてくれ」
「了解」
長谷部が去った後。薬研は、ナマエの頭を撫でた。
今では賑やかになったが、最初は山姥切国広と薬研藤四郎しかいなかった本丸。
それを少しだけ懐かしく思い、薬研藤四郎はミョウジナマエの休息を見守り続けた。
「……おはよう」
「おはよう、大将」
「夢も見ないで寝てたな」
「長谷部の旦那が相談があるってよ」
「そうか。ありがとう、薬研」
ナマエを見送り、薬研は、夏が過ぎれば、彼はここへは頻繁に来なくなるのかもしれないなと寂しく思う。
そこには、薬研藤四郎に膝枕をされているミョウジナマエがいて。長谷部は、動揺した。
「す、すいません!」
見てはいけないものを見てしまった気がして、思わず部屋の戸をぴしゃりと閉める。
主は、稚児趣味だったのか?
もし、俺がもっと…………。
長谷部は、自分がナマエに膝枕をするのを想像して、頬を赤く染めた。
その頃、審神者と薬研は。
「大将、ありゃなんか誤解されたぞ」
「後で、どうにかする」
ナマエは、大きな溜め息をついた。
夜。自室で琴を鳴らしていると、長谷部の声がした。
「主。お話があります」
「入っていいぞ」
「失礼します」
長谷部は、素顔のナマエを見て、カッと赤くなる。
「どうした? 長谷部」
「あ、あの…………俺を短刀にしてください……!」
「はぁ?」
「主の好みの姿にしてください……」
「あ、あー。なるほどね」
コイツ、完全に誤解してる。
ナマエは、どうしたものかと考えた。
「長谷部、ちょっと座れ」
「はい」
ナマエは、正座をした長谷部の膝に頭を乗せる。
「主…………」
「お前は、そのままでいてくれ」
審神者は、手を伸ばして長谷部の頬を優しく撫でた。
「はい…………」
「ちなみに、俺に少年趣味はない」
「すいません……!」
ナマエの稚児趣味疑惑が解けた翌日。
「たーいしょ」
今日も、ナマエは医務室で薬研の膝を借りている。
「んー?」
「寝不足か?」
「少しな」
「遠慮なく寝てくれ」
「ああ。お休み」
「お休み、大将」
数分後。すうすうと寝息を立て始めたナマエ。その唇に、布越しに口付けを落とす薬研。
「愛してるぜ、大将」
一人言のような台詞は、夏の青空に消えていく。
「失礼します」
「大将なら、寝てる」
医務室へ来た長谷部に、静かにするように伝えた。
「主は、お疲れなのか?」
「寝不足らしい」
「そうか……」
小声で話す長谷部と薬研。
「主が起きたら、俺から相談があると伝えてくれ」
「了解」
長谷部が去った後。薬研は、ナマエの頭を撫でた。
今では賑やかになったが、最初は山姥切国広と薬研藤四郎しかいなかった本丸。
それを少しだけ懐かしく思い、薬研藤四郎はミョウジナマエの休息を見守り続けた。
「……おはよう」
「おはよう、大将」
「夢も見ないで寝てたな」
「長谷部の旦那が相談があるってよ」
「そうか。ありがとう、薬研」
ナマエを見送り、薬研は、夏が過ぎれば、彼はここへは頻繁に来なくなるのかもしれないなと寂しく思う。
