その他
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しぇへらざーど🔒
@scheherazade
5239箱推し。成人済み。夢小説書き。
◆◆◆
あたしは、コズミック箱推しのオタクである。
男同士のわちゃわちゃを見るのが大好き!
大学に進学する時、カスみたいな田舎から上京して来て、感動的なまでに便利なところで暮らしてる。
もうイベントに行くために夜行バスに乗らなくて済むし、コラボカフェや展示会に気軽に行けるし、最高だ。
ミョウジナマエは、物心ついた時にはオタクだったので、魂がそうなんだろう。
「ナマエ、話聞いてる?」
「あーうん」
「あんた、真面目に就職どうすんのよ?」
同じ大学の友人は、あたしの将来を心配してる。
「いやぁ、就活とか向いてないし。派手髪もピアスもやめたくないから。フリーランスの物書きでよくない?」
「またそんなこと言って…………!」
「それより、昨日上がった動画がめっちゃよくてさぁ。もうマジ笑ったわ」
「コズミックは、あんたのこと助けてくれないよ?!」
「はは……」
助けてくれてるよ。生き甲斐をくれたの。あたし、彼らに救われてる。
その後。あたしは友達と別れて、講義に出た。
だいたい、人文学部なんてうだつが上がらないんだからさぁ。
いいじゃん。好きなことだけしてても。
講義が終わり、アパートの自室に帰宅した。
さっそく、トイッターでコズミックの二次創作を漁る。
「うわっ! アルタさんが新規イラスト上げてんじゃん! 助かる~!」
アルタさんは、あたしが片道フォローしてる絵描きだ。ギンガ推しっぽいけど、わりとみんな描いてくれるからありがたい。
回覧して、いいねを押す。
あたしも、二次創作がんばろ!
メモアプリを起動し、コズミックの夢小説を書くことにした。
ギンガに丁寧にフラれる夢にしよう。
両想いもいいけど、片想いもいい味がするもんね。
あたしの書いた夢小説はナマモノだから、投稿サイトには一切出してない。トイッターの鍵アカでのみ、ひっそりと公開してる。
それでも、結構フォロワーがいるから嬉しい。
たまに感想ももらえるし。
「ん?」
執筆してると、トイッターのリプ通知がきた。
なんだろう。罵詈雑言じゃありませんように。
『しぇへらざーどさん、こんにちは。いつも楽しくご活動を拝見してます。よろしければ、コスモくんの夢を書いていただけませんか?』
よかった。リクエストだった。
『こんにちは! リプありがとうございます! ご希望のシチュエーションなどあれば、教えてくださると嬉しいです!』
『返信ありがとうございます。ちょっと長いので、DMしますね』
『了解です!』
送り主は、相互フォロワーのはるみさん。コスモ推しの古参ファンだ。
マジで凄い長文のDMが届いたな。
『あと、出来れば、私のみが読めるようにしていただきたいです。お礼はしますので』
なるほど。じゃ、ギフトコードもらっておこうかな。
『分かりました。書けたら、DMでお送りしますね!』
『よろしくお願いします』
あたしは、張り切ってコスモ夢を書き始めた。
あなたの夢、あたしが叶えてみせるよ。
◆◆◆
「コズミック、チャンネル登録者100万人達成おめでとう~!」
あたしは、買ってきた記念のホールケーキを撮影して、トイッターにアップした。
ギンガの喧嘩凸待ちUst配信に偶然出会ってから、これまで色々あったなぁ。
なんか思ってたよりも、しみじみするね。感慨深いよ。
ちょっと泣けてきたわ。
潤んだ目に、配信画面が滲んだ。
「みんな輝いてるなぁ……」
ティッシュで目元をポンポンと軽く拭いながら、あたしは3人を見ている。
コスモ、スバル、ギンガ。永遠に仲良しでいてくれぇ~。一生ついてくからさ。
あ、お祝いリプしよ。
オープンアカウントに切り替えて、と。
『100万人達成おめでとうございます! コズミックのことが、ずっとずっと大好きです!』
記念ケーキの画像を添付して、リプライを送った。
それから、鍵アカに切り替える。
『マジでコズミック萌え萌えだわ。一生一緒にいてくれや(3人が)』
はぁ~。男同士のわちゃわちゃのやつ、ずっと見てられるわ。
「おっ」
りこめろさんのお祝いリプの画像、凄い豪華~! いいねしとこ。
ヒナさんのは、手作りケーキかな? これも、いいねせざるを得ないわ。
あ、なんか通知来てる。
『しぇへらざーどさんのケーキ、可愛いですね』
はるみさんからのリプだった。
『ありがとうございます~! 3人のメンカラのやつをケーキ屋さんにオーダーしたんですよ~』
『カラー指定出来るケーキ屋さんなんてあるんですね!』
『推し活ブームに乗っかるために始めたサービスらしいですよ。店舗情報いります?』
『お願いします』
『DMしますね!』
はるみさんにDMを送ってから、あたしはコズミックのチャンネル登録者画面を記念スクショする。
あたしも、この数字の1なんだよなぁ。
これからも、出来る範囲で精一杯応援しよう!
せっかくだから、突発企画でもするか。
『5239チャンネル登録者100万人記念リクエスト企画やります! リプ来たもの全部1000字の夢小説にします!』
これでよし。
風呂ってる間にリプ来てるといいな~。
あたしは、トイッターを閉じて、ケーキをふた切れ食べた。
残りを冷蔵庫にしまい、風呂場へ行く。
のんびりと浴槽の中で、お祝いの余韻に浸った。
「ふんふんふふふーん」
自然と鼻歌が出る。
あたしは、上機嫌のまま頭と体を洗い、風呂から出た。
寝間着を着て、洗顔と保湿をする。
「あたし、可愛いな?」
コズミックのおかげで潤ってるわ。
こんな日々がずっと続くと思っていた。
この時のミョウジナマエは、そう信じてたんだよね。
@scheherazade
5239箱推し。成人済み。夢小説書き。
◆◆◆
あたしは、コズミック箱推しのオタクである。
男同士のわちゃわちゃを見るのが大好き!
大学に進学する時、カスみたいな田舎から上京して来て、感動的なまでに便利なところで暮らしてる。
もうイベントに行くために夜行バスに乗らなくて済むし、コラボカフェや展示会に気軽に行けるし、最高だ。
ミョウジナマエは、物心ついた時にはオタクだったので、魂がそうなんだろう。
「ナマエ、話聞いてる?」
「あーうん」
「あんた、真面目に就職どうすんのよ?」
同じ大学の友人は、あたしの将来を心配してる。
「いやぁ、就活とか向いてないし。派手髪もピアスもやめたくないから。フリーランスの物書きでよくない?」
「またそんなこと言って…………!」
「それより、昨日上がった動画がめっちゃよくてさぁ。もうマジ笑ったわ」
「コズミックは、あんたのこと助けてくれないよ?!」
「はは……」
助けてくれてるよ。生き甲斐をくれたの。あたし、彼らに救われてる。
その後。あたしは友達と別れて、講義に出た。
だいたい、人文学部なんてうだつが上がらないんだからさぁ。
いいじゃん。好きなことだけしてても。
講義が終わり、アパートの自室に帰宅した。
さっそく、トイッターでコズミックの二次創作を漁る。
「うわっ! アルタさんが新規イラスト上げてんじゃん! 助かる~!」
アルタさんは、あたしが片道フォローしてる絵描きだ。ギンガ推しっぽいけど、わりとみんな描いてくれるからありがたい。
回覧して、いいねを押す。
あたしも、二次創作がんばろ!
メモアプリを起動し、コズミックの夢小説を書くことにした。
ギンガに丁寧にフラれる夢にしよう。
両想いもいいけど、片想いもいい味がするもんね。
あたしの書いた夢小説はナマモノだから、投稿サイトには一切出してない。トイッターの鍵アカでのみ、ひっそりと公開してる。
それでも、結構フォロワーがいるから嬉しい。
たまに感想ももらえるし。
「ん?」
執筆してると、トイッターのリプ通知がきた。
なんだろう。罵詈雑言じゃありませんように。
『しぇへらざーどさん、こんにちは。いつも楽しくご活動を拝見してます。よろしければ、コスモくんの夢を書いていただけませんか?』
よかった。リクエストだった。
『こんにちは! リプありがとうございます! ご希望のシチュエーションなどあれば、教えてくださると嬉しいです!』
『返信ありがとうございます。ちょっと長いので、DMしますね』
『了解です!』
送り主は、相互フォロワーのはるみさん。コスモ推しの古参ファンだ。
マジで凄い長文のDMが届いたな。
『あと、出来れば、私のみが読めるようにしていただきたいです。お礼はしますので』
なるほど。じゃ、ギフトコードもらっておこうかな。
『分かりました。書けたら、DMでお送りしますね!』
『よろしくお願いします』
あたしは、張り切ってコスモ夢を書き始めた。
あなたの夢、あたしが叶えてみせるよ。
◆◆◆
「コズミック、チャンネル登録者100万人達成おめでとう~!」
あたしは、買ってきた記念のホールケーキを撮影して、トイッターにアップした。
ギンガの喧嘩凸待ちUst配信に偶然出会ってから、これまで色々あったなぁ。
なんか思ってたよりも、しみじみするね。感慨深いよ。
ちょっと泣けてきたわ。
潤んだ目に、配信画面が滲んだ。
「みんな輝いてるなぁ……」
ティッシュで目元をポンポンと軽く拭いながら、あたしは3人を見ている。
コスモ、スバル、ギンガ。永遠に仲良しでいてくれぇ~。一生ついてくからさ。
あ、お祝いリプしよ。
オープンアカウントに切り替えて、と。
『100万人達成おめでとうございます! コズミックのことが、ずっとずっと大好きです!』
記念ケーキの画像を添付して、リプライを送った。
それから、鍵アカに切り替える。
『マジでコズミック萌え萌えだわ。一生一緒にいてくれや(3人が)』
はぁ~。男同士のわちゃわちゃのやつ、ずっと見てられるわ。
「おっ」
りこめろさんのお祝いリプの画像、凄い豪華~! いいねしとこ。
ヒナさんのは、手作りケーキかな? これも、いいねせざるを得ないわ。
あ、なんか通知来てる。
『しぇへらざーどさんのケーキ、可愛いですね』
はるみさんからのリプだった。
『ありがとうございます~! 3人のメンカラのやつをケーキ屋さんにオーダーしたんですよ~』
『カラー指定出来るケーキ屋さんなんてあるんですね!』
『推し活ブームに乗っかるために始めたサービスらしいですよ。店舗情報いります?』
『お願いします』
『DMしますね!』
はるみさんにDMを送ってから、あたしはコズミックのチャンネル登録者画面を記念スクショする。
あたしも、この数字の1なんだよなぁ。
これからも、出来る範囲で精一杯応援しよう!
せっかくだから、突発企画でもするか。
『5239チャンネル登録者100万人記念リクエスト企画やります! リプ来たもの全部1000字の夢小説にします!』
これでよし。
風呂ってる間にリプ来てるといいな~。
あたしは、トイッターを閉じて、ケーキをふた切れ食べた。
残りを冷蔵庫にしまい、風呂場へ行く。
のんびりと浴槽の中で、お祝いの余韻に浸った。
「ふんふんふふふーん」
自然と鼻歌が出る。
あたしは、上機嫌のまま頭と体を洗い、風呂から出た。
寝間着を着て、洗顔と保湿をする。
「あたし、可愛いな?」
コズミックのおかげで潤ってるわ。
こんな日々がずっと続くと思っていた。
この時のミョウジナマエは、そう信じてたんだよね。
