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ナマエは、愛用しているアサルトライフル、ステアーAUGを持ち出し、教会に来た“お客様”をもてなした。
「ナマエ! 10時の方向!」
「はいよ!」
エダに言われ、敵を撃つ。
暴力教会のブラザーとシスターは、協力して敵たちを片付けた。
「お疲れ様、エダ」
「お疲れ、ナマエ」
ぱんっと手を合わせる。
ロアナプラは、今日も比較的平和だ。
「エダ、どう? ビールでも」
「いいねぇ。あたしも、そう言おうとしてたよ」
ふたりは、礼拝堂へ向かい、瓶ビールをラッパ飲みし始める。
「最近は、どうなのさ? 女は」
「ダメだね。ここじゃ、オーストリア男はモテないんだ」
ナマエこと、ナマエ・ミョウジは、肩をすくめた。
しばらく、教会のふたりは、恋愛談義をする。そして、ビールを飲み干したところで、愛煙しているマルボロに火を着けた。
礼拝堂での飲酒も喫煙も、日常茶飯事である。賭け事をすることもあった。
「そこらの女はともかく、本命に脈がねぇんだよ。落ち込むね」
「その女、見る目がないんじゃない?」
「はは。そうかもな」
ナマエの本命とは、エダである。全く意識されていないが。
「ふー」と、ふたりは紫煙を吐いた。
「カードでもするかい? 色男」
「謹んでお受けしますよ、ミス」
エダは、トランプを取り出して、シャッフルし、手札を配る。
「何を賭ける?」
「ベッドのお供」
「冗談」
「じゃ、酒の買い出しかな」
「オーケー」
ふたりは、しばし賭けカードに興じた。
そして、ナマエが負けて、酒と肴を買いに行くことになる。
「はぁ~」と、大きな溜め息。
「よう、ナマエ」
「おー、ロックか。五体満足だな」
スーツの日本人と気安い挨拶を交わす。
「ロックは、レヴィとはどこまでいったんだ?」
「言いたくないな」
「そうかい、そうかい」
ナマエは、再び溜め息をついた。
「そっちこそ、エダとはどうなんだ?」
「これっぽっちも意識されてないよ」
指で小さな円を作るナマエ。
「もうストレートに好きだって言おうと思ってる」
「それがいい」
「酒買って帰ったら、言うよ。じゃあな、ロック」
「またな、ナマエ」
ロックと別れ、買い物を済ませて礼拝堂へ戻る。
「ただいま」
「おかえり」
「なあ、エダ」
「ん?」
「俺は、エダのことが好きなんだ」
するりと、男は告白した。
ナマエは、彼女の返事を待つ。
こうして、賽は投げられた。
「ナマエ! 10時の方向!」
「はいよ!」
エダに言われ、敵を撃つ。
暴力教会のブラザーとシスターは、協力して敵たちを片付けた。
「お疲れ様、エダ」
「お疲れ、ナマエ」
ぱんっと手を合わせる。
ロアナプラは、今日も比較的平和だ。
「エダ、どう? ビールでも」
「いいねぇ。あたしも、そう言おうとしてたよ」
ふたりは、礼拝堂へ向かい、瓶ビールをラッパ飲みし始める。
「最近は、どうなのさ? 女は」
「ダメだね。ここじゃ、オーストリア男はモテないんだ」
ナマエこと、ナマエ・ミョウジは、肩をすくめた。
しばらく、教会のふたりは、恋愛談義をする。そして、ビールを飲み干したところで、愛煙しているマルボロに火を着けた。
礼拝堂での飲酒も喫煙も、日常茶飯事である。賭け事をすることもあった。
「そこらの女はともかく、本命に脈がねぇんだよ。落ち込むね」
「その女、見る目がないんじゃない?」
「はは。そうかもな」
ナマエの本命とは、エダである。全く意識されていないが。
「ふー」と、ふたりは紫煙を吐いた。
「カードでもするかい? 色男」
「謹んでお受けしますよ、ミス」
エダは、トランプを取り出して、シャッフルし、手札を配る。
「何を賭ける?」
「ベッドのお供」
「冗談」
「じゃ、酒の買い出しかな」
「オーケー」
ふたりは、しばし賭けカードに興じた。
そして、ナマエが負けて、酒と肴を買いに行くことになる。
「はぁ~」と、大きな溜め息。
「よう、ナマエ」
「おー、ロックか。五体満足だな」
スーツの日本人と気安い挨拶を交わす。
「ロックは、レヴィとはどこまでいったんだ?」
「言いたくないな」
「そうかい、そうかい」
ナマエは、再び溜め息をついた。
「そっちこそ、エダとはどうなんだ?」
「これっぽっちも意識されてないよ」
指で小さな円を作るナマエ。
「もうストレートに好きだって言おうと思ってる」
「それがいい」
「酒買って帰ったら、言うよ。じゃあな、ロック」
「またな、ナマエ」
ロックと別れ、買い物を済ませて礼拝堂へ戻る。
「ただいま」
「おかえり」
「なあ、エダ」
「ん?」
「俺は、エダのことが好きなんだ」
するりと、男は告白した。
ナマエは、彼女の返事を待つ。
こうして、賽は投げられた。