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今日も、囚人の悲鳴が谺する。
ここは、インペルダウンの拷問部屋のひとつ。私、ミョウジ・ナマエの管轄区域。
「ひひひひひひひひっ!」
「もう、やめてくれぇ…………」
「やめませーん。何故なら、君は悪だからでーす」
両手足の爪の間に針を刺された男が、泣いている。
「私だってねぇ、こんなことしてる暇があったらお洋服でも縫っていたいんですよぉ」
「う、嘘言うな……!」
「本当ですよ。でも、お仕事なんです。仕方ないんです。というワケで、正義執行!」
「ま……」
針で、目玉を刺そうとした。しただけ。
「お分かりですか? 私が、ほんの少し指を動かせば、君の目がハリネズミみたいになっちゃいますよ? 針先は内向きですけどぉ」
「ひ、ひぃ……!」
「おや。もうこんな時間ですか。ランチタイム! 続きは、また後で!」
私は、拷問部屋を後にする。
休憩室へ向かい、お弁当を広げた。
「いっただきまーす!」
大好きなハンバーガーを齧る。ミンチにされて焼かれた肉が美味しい。
「ん~♡ いい食べっぷりねぇ、ナマエちゃん」
「サディちゃん! お疲れ様~」
「お疲れ様。ナマエちゃん、マントのほつれを直してもらえる?」
「いいよ。食べ終わったらやるから、置いといて」
「よろしくね」
「はーい」
私は、ペロリとハンバーガーを5つ平らげ、ご馳走さまを言う。
「ふんふんふふふん」
鼻歌を唄いながら、針でサディちゃんのマントを縫った。
「出来た! 針さえあれば、私は無敵!」
傷付けるのも、直すのも治すのも、お手のもの。
「ひひひひひひっ! 次は、仲間同士を縫い合わせて二人三脚をさせてやりますかね!」
やりたいことなんて、無限にある。
休憩終わりに、再びサディちゃんがやって来た。
「ありがとう、ナマエちゃん」
「どういたしまして」
「ナマエちゃんは、昔から器用ねぇ」
「ひひひっ! まーね」
私とサディちゃんは、幼馴染みである。
ふたりとも似たシュミだから、ずっと仲良くしていた。
「今度、一緒に遊ぼうよ、サディちゃん」
「ん~♡ いいわよ」
「やったー!」
両腕を上げて喜ぶ。
お酒飲みながら、拷問談義したいなぁ。
「じゃあ、またね、ナマエちゃん」
「うん、またね」
よーし。お仕事頑張るぞぉ。
スキップしながら、拷問部屋へ行く。
「お待たせしましたぁ! ドキドキ♡拷問タイムの再開ですよ!」
「……クソ女」
「お口を縫い合わせますよ?」
「あ、謝るッ! 謝るから、やめてくれ!」
「ひひひっ! 元気いっぱいですねぇ。まだまだ拷問出来そうだ」
私は、笑みを浮かべて続きをする。
悪に与える飴なんてないので。
ここは、インペルダウンの拷問部屋のひとつ。私、ミョウジ・ナマエの管轄区域。
「ひひひひひひひひっ!」
「もう、やめてくれぇ…………」
「やめませーん。何故なら、君は悪だからでーす」
両手足の爪の間に針を刺された男が、泣いている。
「私だってねぇ、こんなことしてる暇があったらお洋服でも縫っていたいんですよぉ」
「う、嘘言うな……!」
「本当ですよ。でも、お仕事なんです。仕方ないんです。というワケで、正義執行!」
「ま……」
針で、目玉を刺そうとした。しただけ。
「お分かりですか? 私が、ほんの少し指を動かせば、君の目がハリネズミみたいになっちゃいますよ? 針先は内向きですけどぉ」
「ひ、ひぃ……!」
「おや。もうこんな時間ですか。ランチタイム! 続きは、また後で!」
私は、拷問部屋を後にする。
休憩室へ向かい、お弁当を広げた。
「いっただきまーす!」
大好きなハンバーガーを齧る。ミンチにされて焼かれた肉が美味しい。
「ん~♡ いい食べっぷりねぇ、ナマエちゃん」
「サディちゃん! お疲れ様~」
「お疲れ様。ナマエちゃん、マントのほつれを直してもらえる?」
「いいよ。食べ終わったらやるから、置いといて」
「よろしくね」
「はーい」
私は、ペロリとハンバーガーを5つ平らげ、ご馳走さまを言う。
「ふんふんふふふん」
鼻歌を唄いながら、針でサディちゃんのマントを縫った。
「出来た! 針さえあれば、私は無敵!」
傷付けるのも、直すのも治すのも、お手のもの。
「ひひひひひひっ! 次は、仲間同士を縫い合わせて二人三脚をさせてやりますかね!」
やりたいことなんて、無限にある。
休憩終わりに、再びサディちゃんがやって来た。
「ありがとう、ナマエちゃん」
「どういたしまして」
「ナマエちゃんは、昔から器用ねぇ」
「ひひひっ! まーね」
私とサディちゃんは、幼馴染みである。
ふたりとも似たシュミだから、ずっと仲良くしていた。
「今度、一緒に遊ぼうよ、サディちゃん」
「ん~♡ いいわよ」
「やったー!」
両腕を上げて喜ぶ。
お酒飲みながら、拷問談義したいなぁ。
「じゃあ、またね、ナマエちゃん」
「うん、またね」
よーし。お仕事頑張るぞぉ。
スキップしながら、拷問部屋へ行く。
「お待たせしましたぁ! ドキドキ♡拷問タイムの再開ですよ!」
「……クソ女」
「お口を縫い合わせますよ?」
「あ、謝るッ! 謝るから、やめてくれ!」
「ひひひっ! 元気いっぱいですねぇ。まだまだ拷問出来そうだ」
私は、笑みを浮かべて続きをする。
悪に与える飴なんてないので。