その他
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
特別な日、というものは複数あるのだけれど。
今日は、僕の好きな人の誕生日である。
「誕生日おめでとう、アキラくん」
「ありがとうございます、ナマエさん」
休憩時間に、彼を祝うことにした。
「その、これ、誕生日プレゼント……」
綺麗にラッピングされた箱を渡す。
「わぁ、ありがとうございます。開けていいですか?」
「うん」
嬉しそうで可愛いなぁ。
僕は、君から貰ってばかりだ。
「マッサージストーンだ!」
中身は、球体の石。足の裏や肩などを滑らせて使うマッサージグッズ。
「冷やしても温めてもいいやつだから、それ」
「便利ですね」
「あと、もうひとつあるのだけれど……」
「そうなんですか?」
アキラくんの視線を感じる。
いや、でも。
「ごめん。やっぱりやめとく……」
「えっ? どうしてですか?」
「手作りのものだから……恥ずかしい……」
「……欲しいです」
すっと手が差し出された。
そこまでされたら、渡すしかない。
「どうぞ……」
「これは、薬?」
「うん。僕が調剤した疲労回復薬。あー恥ずかしい!」
「その羞恥心は、よく分からないですけど……」
アキラくんは、手の中の薬瓶を見て、首をかしげている。
それ、コスト度外視だし。人に薬渡してこられたら怖いし。僕は、馬鹿か?
「アキラくん、やっぱりそれ返して……」
「…………」
アキラくんは、瓶の蓋を開けて薬をひとつ手のひらに出して、呑み込んだ。
「わーっ!?」
僕は、思わず叫ぶ。
「うん。なんだか元気になった気がします」と、アキラくんは笑った。
「そんな即効性ないよ!」
「ナマエさんが作ったなら、効果てき面間違いなしですよ」
「僕を信用し過ぎ!」
「信頼してるんです」
「そ……そう…………」
愛おしい。誰か助けてくれ。
僕の好きな人は、本当に善い人なんです。
生まれてきてくれて、ありがとう。
もし、いつか君が、どうしようもなくなって、立ち上がれなくなった時。僕が、手を差しのべられたらいいのだけれど。
「あのさ、何かあったら、僕を頼ってほしいな……」
「はい。頼りにしてます」
「うん。約束だよ?」
「はい」
そっと、小指を出してみた。
アキラくんは、当たり前のように小指に小指を絡めてくれる。
「君は嘘をつかないって、信じているけれどね」
僕は、知ってる。君のことを。
「ナマエさんは、優しいですね」
「そんなこと……」
「ありますよ。おかげで、今日も頑張れます」
「そうなら嬉しいな」
僕は、照れ笑いをした。
どうか、アキラくんがずっと健やかでありますように。
僕も、その一助でいられますように。
君を愛してるよ。
今日は、僕の好きな人の誕生日である。
「誕生日おめでとう、アキラくん」
「ありがとうございます、ナマエさん」
休憩時間に、彼を祝うことにした。
「その、これ、誕生日プレゼント……」
綺麗にラッピングされた箱を渡す。
「わぁ、ありがとうございます。開けていいですか?」
「うん」
嬉しそうで可愛いなぁ。
僕は、君から貰ってばかりだ。
「マッサージストーンだ!」
中身は、球体の石。足の裏や肩などを滑らせて使うマッサージグッズ。
「冷やしても温めてもいいやつだから、それ」
「便利ですね」
「あと、もうひとつあるのだけれど……」
「そうなんですか?」
アキラくんの視線を感じる。
いや、でも。
「ごめん。やっぱりやめとく……」
「えっ? どうしてですか?」
「手作りのものだから……恥ずかしい……」
「……欲しいです」
すっと手が差し出された。
そこまでされたら、渡すしかない。
「どうぞ……」
「これは、薬?」
「うん。僕が調剤した疲労回復薬。あー恥ずかしい!」
「その羞恥心は、よく分からないですけど……」
アキラくんは、手の中の薬瓶を見て、首をかしげている。
それ、コスト度外視だし。人に薬渡してこられたら怖いし。僕は、馬鹿か?
「アキラくん、やっぱりそれ返して……」
「…………」
アキラくんは、瓶の蓋を開けて薬をひとつ手のひらに出して、呑み込んだ。
「わーっ!?」
僕は、思わず叫ぶ。
「うん。なんだか元気になった気がします」と、アキラくんは笑った。
「そんな即効性ないよ!」
「ナマエさんが作ったなら、効果てき面間違いなしですよ」
「僕を信用し過ぎ!」
「信頼してるんです」
「そ……そう…………」
愛おしい。誰か助けてくれ。
僕の好きな人は、本当に善い人なんです。
生まれてきてくれて、ありがとう。
もし、いつか君が、どうしようもなくなって、立ち上がれなくなった時。僕が、手を差しのべられたらいいのだけれど。
「あのさ、何かあったら、僕を頼ってほしいな……」
「はい。頼りにしてます」
「うん。約束だよ?」
「はい」
そっと、小指を出してみた。
アキラくんは、当たり前のように小指に小指を絡めてくれる。
「君は嘘をつかないって、信じているけれどね」
僕は、知ってる。君のことを。
「ナマエさんは、優しいですね」
「そんなこと……」
「ありますよ。おかげで、今日も頑張れます」
「そうなら嬉しいな」
僕は、照れ笑いをした。
どうか、アキラくんがずっと健やかでありますように。
僕も、その一助でいられますように。
君を愛してるよ。
