うちよそ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
次のクライアントは、大和夕さん。
アールグレイとフルーツフレーバーのチョコレートを数種類用意する。
ノックの音がした。
「どうぞ」
「失礼します」
「こんにちは、大和さん」
「こんにちは、砂子さん」
「さあ、かけて」
「はい」
大和さんは、椅子に座る。入ってきてから、ずっと覇気がない。
「チョコ、美味しいよ」
「……いただきます」
オレンジフレーバーのチョコレートを口にする大和さん。
どうやら、チョコレートを食べても笑顔になれない日らしい。
「疲れちゃった?」
「……はい。なんか、気力がなくて」
ダウナーになっている。いつもは、表面的には明るいのに。
「ゾンビくらい、生き生きと出来たらいいのにねぇ」
「それ、死んでます」
「肉を食らおうとする様は、生き生きしてるよ」
「…………」
「生きることは、食べることだからね」
チョコレートを口に放り込み、紅茶を飲む。
俯いていた大和さんは、少し顔を上げた。
「美味しいもの食べて、お風呂入って、ちゃんと眠るように」
「はい」
「あとは、ゾンビ映画見るとかしよう。ロメロのゾンビとか、ドーン・オブ・ザ・デッドとか、ショーン・オブ・ザ・デッドとか、ロンドンゾンビ紀行とか、ゾンビランドとか」
「ゾンビランド見たいです」
何かをしたいと思えるなら、少し安心かな。
「とっておきの、いいものをあげよう。みんなには内緒ね?」
「いいもの?」
私は、デスクから離れて、冷蔵庫を開けて戻ってきた。
「はい、どうぞ」
「これ…………!」
大和さんが、目を見開く。
「例のアメリカの激甘お菓子、トゥインキーだよ」
ゾンビランドを含めて、数々の映画に出てくる、例のお菓子を渡した。
「食べる時は、お茶を用意してからにするんだよ?」
「はい……!」
初めてトゥインキーを食べた時、私は、あまりの甘さに頭痛が起きたなぁ。お茶がなかったら危なかった。甘党でも、そうなったんだから、大したものだと思う。
「それ持って帰って、ゾンビランド見ながら食べなよ」
「そうします」
元気になったら、また映画鑑賞会に来たらいい。ゾンビ映画を用意して待ってるから。
アールグレイとフルーツフレーバーのチョコレートを数種類用意する。
ノックの音がした。
「どうぞ」
「失礼します」
「こんにちは、大和さん」
「こんにちは、砂子さん」
「さあ、かけて」
「はい」
大和さんは、椅子に座る。入ってきてから、ずっと覇気がない。
「チョコ、美味しいよ」
「……いただきます」
オレンジフレーバーのチョコレートを口にする大和さん。
どうやら、チョコレートを食べても笑顔になれない日らしい。
「疲れちゃった?」
「……はい。なんか、気力がなくて」
ダウナーになっている。いつもは、表面的には明るいのに。
「ゾンビくらい、生き生きと出来たらいいのにねぇ」
「それ、死んでます」
「肉を食らおうとする様は、生き生きしてるよ」
「…………」
「生きることは、食べることだからね」
チョコレートを口に放り込み、紅茶を飲む。
俯いていた大和さんは、少し顔を上げた。
「美味しいもの食べて、お風呂入って、ちゃんと眠るように」
「はい」
「あとは、ゾンビ映画見るとかしよう。ロメロのゾンビとか、ドーン・オブ・ザ・デッドとか、ショーン・オブ・ザ・デッドとか、ロンドンゾンビ紀行とか、ゾンビランドとか」
「ゾンビランド見たいです」
何かをしたいと思えるなら、少し安心かな。
「とっておきの、いいものをあげよう。みんなには内緒ね?」
「いいもの?」
私は、デスクから離れて、冷蔵庫を開けて戻ってきた。
「はい、どうぞ」
「これ…………!」
大和さんが、目を見開く。
「例のアメリカの激甘お菓子、トゥインキーだよ」
ゾンビランドを含めて、数々の映画に出てくる、例のお菓子を渡した。
「食べる時は、お茶を用意してからにするんだよ?」
「はい……!」
初めてトゥインキーを食べた時、私は、あまりの甘さに頭痛が起きたなぁ。お茶がなかったら危なかった。甘党でも、そうなったんだから、大したものだと思う。
「それ持って帰って、ゾンビランド見ながら食べなよ」
「そうします」
元気になったら、また映画鑑賞会に来たらいい。ゾンビ映画を用意して待ってるから。