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与えられた役割は、“生け贄のヒツジ”だった。
「君が目立つことによって、彼らへの誹謗中傷は減り、イメージアップにも繋がるだろう」
根付サンの目論見。俺様の企み。
果たして、どっちが当たるかな?
ボーダー本部メディア対策室広報部の俺様は、いわゆるアイドルをやることになった。
でも、ミョウジナマエは、嵐山隊の弾除けで収まる器じゃないぜ!
俺様ときたら、顔もいいし、スタイルもいいし、歌が上手いし、性格もいいからな!
「このミョウジナマエに任せておけ。俺様は、最高の成果を上げるに違いない」
そして、俺様はインターネットでのボーダーの顔になった。
SNSに自撮りを上げれば、「カッコいい」「イケメン」「広報が自我出すな」「彼女いますか?」と大評判。
動画投稿サイトに、大好きなエレクトロ・スウィングのオリジナルソングを上げれば、「スゴい!」「口が回り過ぎ」「痛いナルシスト」「ラップ? ヤバくね?」「いい曲」と大好評。
俺様は、俺様が大好きだ。ちなみに、正しくは「ナルシスト」じゃなくて、「ナルシシスト」な。
泉に映る俺様も最高に美しくて、カッコいいに決まってる。
誰に何を言われようが、俺様の自信は揺らがない。
俺様が生きているのと同じ時代に生まれたとは幸運だな、おまえら。その幸せに酔いしれるといいぞ。
「お?」
面白い書き込みを見付けた。
“ボーダーの真のマスコットってコイツじゃね? 戦闘員じゃねーし”
「ふ、ははははははは! バカめ! 俺様は、一等星よりも眩しい存在だろうが!」
まあいい。嵐山たちが「マスコット部隊」呼ばわりされないなら、それで。
休憩時間。自販機まで行くと、嵐山准と出くわした。
「あ、ミョウジさん。お疲れ様です」
「おう、お疲れさん」
「ミョウジさんのおかげで、盛り上がってますね。ネット」
「俺様、なんでも出来てしまうからなぁ。己の才能が怖いくらいだ」
嵐山は、「さすがですね」と微笑む。
「おまえも、何か困り事があったら、このミョウジナマエを頼るといいぞ!」
「はい。ありがとうございます」
一礼し、嵐山は去って行った。
「ふふん。仲間を気遣う俺様。優しさが天元突破しているな」
緑茶を片手に、デスクへ戻る。
さて、次は何をしようか?
やっぱり、ライブで歌いたいな。俺様の生歌を聴けたら、感涙に咽ぶこと間違いなし。
俺様、音大の声楽科に通っているから、オペラも歌えるしな。俺様に歌えないものなんてない。
後日。根付サンに「ライブをやりたい」と言ったら、目立ち過ぎるから却下と言われた。
それでも、将来的には出来るだろう。
なんせ、俺様が願えば叶うから。
「君が目立つことによって、彼らへの誹謗中傷は減り、イメージアップにも繋がるだろう」
根付サンの目論見。俺様の企み。
果たして、どっちが当たるかな?
ボーダー本部メディア対策室広報部の俺様は、いわゆるアイドルをやることになった。
でも、ミョウジナマエは、嵐山隊の弾除けで収まる器じゃないぜ!
俺様ときたら、顔もいいし、スタイルもいいし、歌が上手いし、性格もいいからな!
「このミョウジナマエに任せておけ。俺様は、最高の成果を上げるに違いない」
そして、俺様はインターネットでのボーダーの顔になった。
SNSに自撮りを上げれば、「カッコいい」「イケメン」「広報が自我出すな」「彼女いますか?」と大評判。
動画投稿サイトに、大好きなエレクトロ・スウィングのオリジナルソングを上げれば、「スゴい!」「口が回り過ぎ」「痛いナルシスト」「ラップ? ヤバくね?」「いい曲」と大好評。
俺様は、俺様が大好きだ。ちなみに、正しくは「ナルシスト」じゃなくて、「ナルシシスト」な。
泉に映る俺様も最高に美しくて、カッコいいに決まってる。
誰に何を言われようが、俺様の自信は揺らがない。
俺様が生きているのと同じ時代に生まれたとは幸運だな、おまえら。その幸せに酔いしれるといいぞ。
「お?」
面白い書き込みを見付けた。
“ボーダーの真のマスコットってコイツじゃね? 戦闘員じゃねーし”
「ふ、ははははははは! バカめ! 俺様は、一等星よりも眩しい存在だろうが!」
まあいい。嵐山たちが「マスコット部隊」呼ばわりされないなら、それで。
休憩時間。自販機まで行くと、嵐山准と出くわした。
「あ、ミョウジさん。お疲れ様です」
「おう、お疲れさん」
「ミョウジさんのおかげで、盛り上がってますね。ネット」
「俺様、なんでも出来てしまうからなぁ。己の才能が怖いくらいだ」
嵐山は、「さすがですね」と微笑む。
「おまえも、何か困り事があったら、このミョウジナマエを頼るといいぞ!」
「はい。ありがとうございます」
一礼し、嵐山は去って行った。
「ふふん。仲間を気遣う俺様。優しさが天元突破しているな」
緑茶を片手に、デスクへ戻る。
さて、次は何をしようか?
やっぱり、ライブで歌いたいな。俺様の生歌を聴けたら、感涙に咽ぶこと間違いなし。
俺様、音大の声楽科に通っているから、オペラも歌えるしな。俺様に歌えないものなんてない。
後日。根付サンに「ライブをやりたい」と言ったら、目立ち過ぎるから却下と言われた。
それでも、将来的には出来るだろう。
なんせ、俺様が願えば叶うから。
