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ゆびわって、とくべつなものみたい。
とうさんにおしえてもらった。
ゆびわって、たかいものみたい。
こどもには、かえないんだって。
「…………」
それなら、じぶんでつくろうとおもった。
ハンダゴテとテツと、きれいな石をよういする。
あのこのくすりゆびのサイズは、おぼえてた。
ハンダゴテでテツをとかして、とけたぶぶんに、みどりいろの石をつける。
いがいと、あっさりかんせいした。
ハンダゴテをひとりでつかったことがバレたらおこられるから、こっそりもどした。
そのあと。
「サクちゃん、これあげる」
「ゆびわ?」
「ひだりてのくすりゆびにするんだよ」
「こう?」
「うん。すきなひとにあげるんだって」
そういったら、サクちゃんはうれしそうにわらった。
「サクちゃんは、とくべつだから。ないしょだよ」
ひとさしゆびをたてる。
「うん! ありがとう!」
サクちゃんは、ゆびわをみながらニコニコしてたけど、すこししたらこまったかおをした。
「コウガくん、わたし、おおきくなったらどうしよう……?」
「だいじょうぶ。またつくるから」
なんどでも、サクちゃんにあうようにつくるよ。
「うん……!」
サクちゃんがあんしんしてくれて、よかった。
それから。光陰は矢のように過ぎ去り。
◆◆◆
「…………」
サクちゃんが、聴き込みに入った宝飾品店で、ショーケースの中の指輪を見ている。
「どうかした?」
「ううん。綺麗だなって」
「確かに綺麗だね」
エメラルドの指輪は、サクちゃんに似合いそうだと思った。
“指輪は、×××××にあげるんだ”
指輪を見ていたら、何かを思い出しそうになったけど、霧散する。
あーはいはい。いつもそう。
思い出せるのは、恐ろしいことだけ。
「サクちゃん、そろそろ出ようか」
「うん」
俺たちは、並んで歩き出す。
俺は、全てを取り戻したい。
俺の大切なものは、全て燃えてしまった。
灰でも何でも集めて、全てを取り戻さないといけない。
そうしないと、いつまでも存在がふわふわ浮いてる気がするから。
こんなんじゃ、ずっとヘラヘラしてるしかないし。
俺って、本当は重いのかな?
そうだとしても、そうは思われたくないな。
誤魔化せるよね?
越えてはいけないボーダーは、2本、
俺には見えてる。
サクちゃんには、言えないなぁ。
意味のないことをしてる?
俺の人生、全部無駄?
それでも、答えを探してる。
とうさんにおしえてもらった。
ゆびわって、たかいものみたい。
こどもには、かえないんだって。
「…………」
それなら、じぶんでつくろうとおもった。
ハンダゴテとテツと、きれいな石をよういする。
あのこのくすりゆびのサイズは、おぼえてた。
ハンダゴテでテツをとかして、とけたぶぶんに、みどりいろの石をつける。
いがいと、あっさりかんせいした。
ハンダゴテをひとりでつかったことがバレたらおこられるから、こっそりもどした。
そのあと。
「サクちゃん、これあげる」
「ゆびわ?」
「ひだりてのくすりゆびにするんだよ」
「こう?」
「うん。すきなひとにあげるんだって」
そういったら、サクちゃんはうれしそうにわらった。
「サクちゃんは、とくべつだから。ないしょだよ」
ひとさしゆびをたてる。
「うん! ありがとう!」
サクちゃんは、ゆびわをみながらニコニコしてたけど、すこししたらこまったかおをした。
「コウガくん、わたし、おおきくなったらどうしよう……?」
「だいじょうぶ。またつくるから」
なんどでも、サクちゃんにあうようにつくるよ。
「うん……!」
サクちゃんがあんしんしてくれて、よかった。
それから。光陰は矢のように過ぎ去り。
◆◆◆
「…………」
サクちゃんが、聴き込みに入った宝飾品店で、ショーケースの中の指輪を見ている。
「どうかした?」
「ううん。綺麗だなって」
「確かに綺麗だね」
エメラルドの指輪は、サクちゃんに似合いそうだと思った。
“指輪は、×××××にあげるんだ”
指輪を見ていたら、何かを思い出しそうになったけど、霧散する。
あーはいはい。いつもそう。
思い出せるのは、恐ろしいことだけ。
「サクちゃん、そろそろ出ようか」
「うん」
俺たちは、並んで歩き出す。
俺は、全てを取り戻したい。
俺の大切なものは、全て燃えてしまった。
灰でも何でも集めて、全てを取り戻さないといけない。
そうしないと、いつまでも存在がふわふわ浮いてる気がするから。
こんなんじゃ、ずっとヘラヘラしてるしかないし。
俺って、本当は重いのかな?
そうだとしても、そうは思われたくないな。
誤魔化せるよね?
越えてはいけないボーダーは、2本、
俺には見えてる。
サクちゃんには、言えないなぁ。
意味のないことをしてる?
俺の人生、全部無駄?
それでも、答えを探してる。
