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特別な人には、香りを渡すのがいいと思った。
「ニコちゃん、誕生日おめでとう」
僕は笑顔で、ニコちゃんの部屋で彼女を祝う。
「ありがとう、愛実くん」
彼女は、一瞬驚いた後、微笑む。
「これ、プレゼント。受け取ってくれる?」
「うん。嬉しい。開けてもいい?」
「どうぞ」
「わ……栞だ…………」
プレゼントは、和紙の栞セットである。
「ニコちゃん、本読むの好きだから、これがいいかなって」
「本当にありがとう、愛実くん」
ニコちゃんは、とても嬉しそうに目を細めた。瞳が潤んで、頬は赤く色付いている。
「ニコちゃんは、世界で一番可愛いね」
僕は、彼女の柔らかい髪を撫でた。
「…………」
ニコちゃんは、静かに目を閉じて、頭を撫でる僕の手を甘受している。
「ねぇ、しちゃう?」
「……したい」
「ベッド行こ」
「うん」
彼女と手を繋ぎ、ベッドに向かう。
そして、キスをした。
ニコちゃんは、甘い吐息を漏らして、僕を見つめている。
「愛実くん…………」
「大好きだよ、ニコちゃん」
僕は、彼女を優しく押し倒した。
ニコちゃんのことを、唇や舌や歯や指で、余すところなく味わう。
彼女の首筋を噛んで、その痕を舐めると、びくりと体を震わせてから、うっとりとした表情をする。
「全部食べてね、愛実くん……」
「うん。いただきます」
僕は、彼女の全てを丁寧に食べた。
君の髪も瞳も頬も唇も耳も、首も。その先だって。全部僕のものだ。
そうやって、すっかりニコちゃんの全身を赤く染め上げるように痕をつけた。
白い肌に散った赤は、まるで血みたい。
そして、行為が終わった後。後始末とか体を綺麗にしたりとかして。
ふたりで一緒に寝た。
僕は、うとうとするニコちゃんの髪を梳くようにしながら、じっと眺める。
そのうち、ニコちゃんが、すうすうと寝息を立て始めた。
「おやすみ、ニコちゃん」
僕は、彼女の寝顔を見ながら微笑む。
ニコちゃんの服の隙間から見える所有印。征服欲が満たされる。
でも、僕はニコちゃんの神様だから。神様は、人間がいなくちゃ成り立たないから。
葉苗愛実は、ニコちゃんに従属している。
眠るニコちゃんを抱き締めると、お日様とシャンプーの香りがした。
僕に、恋をさせてくれて、ありがとう。
ニコちゃんの誕生日プレゼントの栞には、僕が使っている香水を一吹きしてある。
香りは、記憶と深く結び付いているはずだから。
その匂いを感じたら、僕を思い出してね。
僕は、いつでも君のことを想っているよ。
死ぬまで。ううん。死んでも、ずうっと。
「ニコちゃん、誕生日おめでとう」
僕は笑顔で、ニコちゃんの部屋で彼女を祝う。
「ありがとう、愛実くん」
彼女は、一瞬驚いた後、微笑む。
「これ、プレゼント。受け取ってくれる?」
「うん。嬉しい。開けてもいい?」
「どうぞ」
「わ……栞だ…………」
プレゼントは、和紙の栞セットである。
「ニコちゃん、本読むの好きだから、これがいいかなって」
「本当にありがとう、愛実くん」
ニコちゃんは、とても嬉しそうに目を細めた。瞳が潤んで、頬は赤く色付いている。
「ニコちゃんは、世界で一番可愛いね」
僕は、彼女の柔らかい髪を撫でた。
「…………」
ニコちゃんは、静かに目を閉じて、頭を撫でる僕の手を甘受している。
「ねぇ、しちゃう?」
「……したい」
「ベッド行こ」
「うん」
彼女と手を繋ぎ、ベッドに向かう。
そして、キスをした。
ニコちゃんは、甘い吐息を漏らして、僕を見つめている。
「愛実くん…………」
「大好きだよ、ニコちゃん」
僕は、彼女を優しく押し倒した。
ニコちゃんのことを、唇や舌や歯や指で、余すところなく味わう。
彼女の首筋を噛んで、その痕を舐めると、びくりと体を震わせてから、うっとりとした表情をする。
「全部食べてね、愛実くん……」
「うん。いただきます」
僕は、彼女の全てを丁寧に食べた。
君の髪も瞳も頬も唇も耳も、首も。その先だって。全部僕のものだ。
そうやって、すっかりニコちゃんの全身を赤く染め上げるように痕をつけた。
白い肌に散った赤は、まるで血みたい。
そして、行為が終わった後。後始末とか体を綺麗にしたりとかして。
ふたりで一緒に寝た。
僕は、うとうとするニコちゃんの髪を梳くようにしながら、じっと眺める。
そのうち、ニコちゃんが、すうすうと寝息を立て始めた。
「おやすみ、ニコちゃん」
僕は、彼女の寝顔を見ながら微笑む。
ニコちゃんの服の隙間から見える所有印。征服欲が満たされる。
でも、僕はニコちゃんの神様だから。神様は、人間がいなくちゃ成り立たないから。
葉苗愛実は、ニコちゃんに従属している。
眠るニコちゃんを抱き締めると、お日様とシャンプーの香りがした。
僕に、恋をさせてくれて、ありがとう。
ニコちゃんの誕生日プレゼントの栞には、僕が使っている香水を一吹きしてある。
香りは、記憶と深く結び付いているはずだから。
その匂いを感じたら、僕を思い出してね。
僕は、いつでも君のことを想っているよ。
死ぬまで。ううん。死んでも、ずうっと。
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