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この世界は、嘘で出来とる。
俺は、この世界から出たい。
今日は、なんや祭りなんやと。
馴染みと広場に集合した。
栞とからめと、5分遅れて孤影。
「孤影ぇ、お前今度やったら、これやぞ」
拳を振り上げる。
ほんで。
出店でも回ろかっちゅう話になって、手分けして、りんご飴、綿菓子、焼きそば、たこ焼きを買うことにした。
再度集合。
孤影とからめのドアホ、おつかいも出来へんのか。
「孤影ぇ! 次やったら、これや言うたよな?」
孤影に肩パンをした。
なんや提灯に注意されたから、「こんなの日常茶飯事やで。ただのコミュニケーションやん」と言う。
からめが頭ぶつけた言うから、診療所に行くことにした。
「バカがふたりおんねん。バカにつける薬くれへん?」
「バカは死んでも治らねぇからなぁ」と、唐笠の奴は言う。
「お前は、祭り行かへんの?」
「医者は仕事休めねぇから」
「あ? イヤミか? 俺は、休業しててんけど」
拳を振り上げる。
唐笠の奴に喧嘩売ったら、拳を避けられた上に、向こうからのは避けられへんかった。
「こんなとこ、二度と来ぇへんからな! 火元に注意せぇよ!」
捨て台詞を吐き、その場を後にする。
その後。今なら空いてそうやし、図書館へ行った。
特にめぼしいもんはない。
よく燃えそうやな思た。
図書館を出てから。孤影が薬箪笥にぶつかられた。
唐笠の先生への土産に悩んどるらしい。
「ほんなら、土産選ぶの手伝ったるわ」
アイツ、蛇が苦手なもんが嫌いやろうからな。
薬箪笥に、ハッカ系の煙草をお土産にしろと言う。
「でも、先生が煙草は体に悪いって」
「ああ、それ嘘やで。医学書にも書いてある」
「ええっ!? じゃあ、吸ってもいいんですか?」
「おう。吸え吸え」
ガキは煙草買えんから、俺が金もらって買うて来てやった。
「まいちゃん?」と孤影が渋い顔をしとるが、無視する。
「これで大喜び間違いなしやで」
「はい!」
薬箪笥は、診療所に向かって去って行った。
「負けたからって、なんてことを……」
「負けてへんけど? 最後に笑ったもんの勝ちやから、俺の勝ちや!」
「まいちゃん…………」
俺らは、居酒屋で飲んでから、神社へ向かう。あんま上手い酒やなかった。からめ、ゆるさへんからな。
神社でおみくじを引いたら、小吉。
絵馬には、“一攫千金”て書いた。
本殿へ行くと、木綿神官が「神魂様には謁見出来ません」とかなんとか抜かしよる。
「謁見は、どうでもええねん。参拝だけさせぇや」
神官は、脇の小さい鳥井の方を指した。
神官どもに名前を訊き、「名前、覚えたからな」と言って、舌打ちして去る。
ニ礼ニ拍手して、賽銭を入れて鈴を鳴らした。
「俺の嫌いな奴が、全員くたばりますように」
鎮守の森へ行くと、本殿に行けそうやったけど。
なんや知らんが木綿神官が来よって、何をしとるのか訊いてきた。
「森林浴に決まっとるやろがい!」
「ほら、血の気の多いのがいるから」
奴らを言いくるめたり、からめが信用させたりで追い払う。
そんで、みんなで、こっそりと本殿に入った。
「けったいな場所やな」
緞帳を上げると、そこには。
機械があった。カノヨ街のコアや。
「この妙なもんが何か分からん奴、手ぇ挙げろや」
栞と孤影は分からんらしい。
からめは、俺と同じハッカーやろな。
また、こっそりと森へ戻ると。
薬箪笥が、孤影にぶつかって来た。
「どこに目ぇつけとんねん!」
「ここです!」
「なに目ぇ出しとんねん! 隠せや!」
「みなさん、なんで目を隠してるんですか?」
「流行の最先端や!」
ガキをテキトーにあしらっとると、「先生、苦い顔して喜んでくれましたよ」と薬箪笥。
「そうやろな」
俺は、からからと笑った。
薬箪笥の背中の箪笥にハッキングをすると、ガキの追随対象が俺に移る。
「旦那、手足として使ってくだせぇ!」
「おう! あんなヤブ医者、嫌やったよなぁ!」
「なんで急に心変わりしたの?」
「正直に言うてみぃ! アイツより、俺の方がカッコええもんなぁ!」
「はい! 舞理さんのこと前からカッコいいと思ってました!」
コイツは使えるな。
「なあ、診療所から唐笠の奴追い払って、家捜ししようや。アイツ、絶対なんか隠しとるやろ」
他の奴曰く、隠し部屋かなんかがありそうらしかった。
「薬箪笥、診療所の庭に火ぃ着けて来いや」
「もっといい方法がありますぜ」
「ほな、任せるわ。長い時間が必要やからな」
続けて、俺は薬箪笥に言う。
「ほんま頼むで。初任務や、きばりや!」
「きばります!」
再び診療所へ行くと、薬箪笥が唐笠の奴にコードを打ち込んで、いてこましてくれた。
「ようやった! 撫でたるわ!」
薬箪笥の頭を撫でてから、隠し部屋を探る。すると。
“たすけ”
“ねえ、まいり!”
“わたしはわたしカノわたしカノたすけて”
“かもすさまの”
“なかにいる”
音声データは、俺に助けを求める少女の声やった。
ああ。俺は、コイツを助けなアカン。
「おう、お前ら。ちょっと今からここで話し合おか」
診療所には、見回りも来ぉへんやろうしな。
どうも、みんなデータベースを盗みたいようやった。
「ほな、協力しよか。俺は、神魂様をぶちのめして中身を出したいねん」
そんなこんなで、俺らは、また本殿に侵入する。
そこで、薬箪笥の様子がおかしなって。たぶん、あっち側の奴やからアカンかったんやろな。エラーを吐いて崩れよった。
悪趣味やなぁ。
「神魂様がいっちゃんアカンやつやろ? 停止した方がええんちゃう?」
みんなの同意を得て、孤影が持ってた停止コードをからめが打ち込む。
そうして、世界は一変し、真っ暗になった。
「いや、全部停止するんかいっ!」
神魂様だけ止めたかったんやけど。
その時。俺は、封じられてた記憶を取り戻した。
俺は、カノヨ街の開発者や。
俺は、逃がし損ねた柊花音を助けたい。
次第に、辺りが海の中みたいになった。
そして、カノとかいう案内役のAIと会う。
お前、花音とちゃうんか?
案内されるがまま、エリア1へ。
職員:01A……俺が写真立てに触れたら、なんぞ起きるらしい。
そっと触れると、俺と花音の会話が映された。
それから、花音の日記?
それと、重要そうなディスク。
「俺の手柄やから、俺のもんやんなぁ!」
ディスクを懐にしまった。
エリア2へ。
発見したQRコードの紙を、からめが持つ。
ほんで、コアなんとか剤と中和剤を混ぜたら、錠剤になった。
誰も手ぇ出さへんから、「俺が触ってみよか」言うたら、みんなに止められる。
なんや、お前ら。
「なんなら、全部俺が持っといてもええんやけどな」
孤影とじゃんけんして、チョキ出したら負けた。
「孤影ぇ、錠剤になんかしたら殴るからな? 肩パンやなくて、殴るからな?」
拳を振り上げる。
エリア3へ。
からめが虹彩認証することになった。
「目ぇないやん」と、俺は突っ込む。
孤影が神魂様と繋がっとることが判明した。
あ? コイツの脳味噌使われとるん?
「孤影、お前、脳ないんか? だからアホなん?」
どうも、やることを擦り合わせた方が良さそうやんなぁ。
「俺の目的はな、柊花音を助けたいねん。ここのどっかにおるはずやねん。それ邪魔せんねやったら、俺は協力するで」
「あたしは、ただの裏切り者だから」
「ほんまに裏切り糸目やんけ」
からめは、ヴィノムスの裏切り者やそうや。
ほんで、栞と孤影は兄弟らしい。
「おう、カノ。ここまで聞いてどうや? お前の意見は?」
「私? 私は、ただの案内係だから」
「お前なんぞ当てにならんな」
「酷過ぎる」
「理不尽」
みんな、AIがガキの見た目やからって甘いんとちゃうか?
孤影と神魂様の繋がりを錠剤飲んで切って、からめのハッキングで書き換えをした。
一旦、からめが物理的に壊れた機械を修理してから、みんなでなんか情報出んかなてハッキングしたんやけど、俺の番で機械がご臨終しよる。
「壊した!」
「なんや? 邪悪な機械を壊しただけやろ」
「調べようって言ったの、まいちゃんでしょ!」
「ま、ええやん」
その後。エリア4へ行ったら、カノに異変が起こった。
提灯どもが現れ、戦闘になる。
「からめぇ、ハッキングしたれや」
ハッキングすれば、奴らを消せるみたいや。
俺は、気ぃ失っとる栞に応急手当てをした。
「う、うーん。おはようございます?」
「俺に感謝せぇよ、ほんまに。謝礼出せや」
「はい、分かりました」
そん次は、孤影に応急手当てする。
「お前、俺を崇め奉れよ」
「お金ないっすよぉ」
「借金しろや」
カノは、動かへん。
よう聞いたら、えらいことしようとしてるみたいやった。
「おう!? これもうアカンやつ!」
孤影がカノにハッキングしたら、カノは破壊され、「ありがとう……」と言い遺す。
管理者を失った世界は、崩れていった。
みんな落下して、最深部へ。
そこには、神々しい何かがいた。コイツが神魂様か。
アクセスコードらしいもんは、みんな知っとる。
「ほな、よーいドンでやろか」
俺以外は、コードの入力を開始した。
からめが一番乗りやな。
「みんなやるやん」
「まいちゃんは?」
「あ? 普通、開始のピストル撃つ奴は走らんねん」
俺は、いつも正しい。
そっから、神魂様とやらにパスワードを要求された。
“彼女が願ったのは?”
俺は、みんなの意見を聞いて、ワードを捻り出す。
「これでええんちゃう? 反対の奴おるか?」
「舞理に任せるわ」
「よろしくお願いします」
「賛成」
「ほな、入れるで」
“柊花音の記憶と存在”と入力した。
脳内に、彼女が映される。
花音、そこにいたんやな。
意識が遠退いてから、目覚めると。
精神重篤患者の隔離部屋にいた。
そうや、花音は?
辺りを見回すと、スマホの画面にカノがいる。
花音は、もう死んだんやろう。
そんなら、カノのことだけでも連れ出したらなアカンよな。
よっしゃ! ヴィノムスからトンズラや!
カノ。お前のことを、本当の世界が待っとるで。
俺は、この世界から出たい。
今日は、なんや祭りなんやと。
馴染みと広場に集合した。
栞とからめと、5分遅れて孤影。
「孤影ぇ、お前今度やったら、これやぞ」
拳を振り上げる。
ほんで。
出店でも回ろかっちゅう話になって、手分けして、りんご飴、綿菓子、焼きそば、たこ焼きを買うことにした。
再度集合。
孤影とからめのドアホ、おつかいも出来へんのか。
「孤影ぇ! 次やったら、これや言うたよな?」
孤影に肩パンをした。
なんや提灯に注意されたから、「こんなの日常茶飯事やで。ただのコミュニケーションやん」と言う。
からめが頭ぶつけた言うから、診療所に行くことにした。
「バカがふたりおんねん。バカにつける薬くれへん?」
「バカは死んでも治らねぇからなぁ」と、唐笠の奴は言う。
「お前は、祭り行かへんの?」
「医者は仕事休めねぇから」
「あ? イヤミか? 俺は、休業しててんけど」
拳を振り上げる。
唐笠の奴に喧嘩売ったら、拳を避けられた上に、向こうからのは避けられへんかった。
「こんなとこ、二度と来ぇへんからな! 火元に注意せぇよ!」
捨て台詞を吐き、その場を後にする。
その後。今なら空いてそうやし、図書館へ行った。
特にめぼしいもんはない。
よく燃えそうやな思た。
図書館を出てから。孤影が薬箪笥にぶつかられた。
唐笠の先生への土産に悩んどるらしい。
「ほんなら、土産選ぶの手伝ったるわ」
アイツ、蛇が苦手なもんが嫌いやろうからな。
薬箪笥に、ハッカ系の煙草をお土産にしろと言う。
「でも、先生が煙草は体に悪いって」
「ああ、それ嘘やで。医学書にも書いてある」
「ええっ!? じゃあ、吸ってもいいんですか?」
「おう。吸え吸え」
ガキは煙草買えんから、俺が金もらって買うて来てやった。
「まいちゃん?」と孤影が渋い顔をしとるが、無視する。
「これで大喜び間違いなしやで」
「はい!」
薬箪笥は、診療所に向かって去って行った。
「負けたからって、なんてことを……」
「負けてへんけど? 最後に笑ったもんの勝ちやから、俺の勝ちや!」
「まいちゃん…………」
俺らは、居酒屋で飲んでから、神社へ向かう。あんま上手い酒やなかった。からめ、ゆるさへんからな。
神社でおみくじを引いたら、小吉。
絵馬には、“一攫千金”て書いた。
本殿へ行くと、木綿神官が「神魂様には謁見出来ません」とかなんとか抜かしよる。
「謁見は、どうでもええねん。参拝だけさせぇや」
神官は、脇の小さい鳥井の方を指した。
神官どもに名前を訊き、「名前、覚えたからな」と言って、舌打ちして去る。
ニ礼ニ拍手して、賽銭を入れて鈴を鳴らした。
「俺の嫌いな奴が、全員くたばりますように」
鎮守の森へ行くと、本殿に行けそうやったけど。
なんや知らんが木綿神官が来よって、何をしとるのか訊いてきた。
「森林浴に決まっとるやろがい!」
「ほら、血の気の多いのがいるから」
奴らを言いくるめたり、からめが信用させたりで追い払う。
そんで、みんなで、こっそりと本殿に入った。
「けったいな場所やな」
緞帳を上げると、そこには。
機械があった。カノヨ街のコアや。
「この妙なもんが何か分からん奴、手ぇ挙げろや」
栞と孤影は分からんらしい。
からめは、俺と同じハッカーやろな。
また、こっそりと森へ戻ると。
薬箪笥が、孤影にぶつかって来た。
「どこに目ぇつけとんねん!」
「ここです!」
「なに目ぇ出しとんねん! 隠せや!」
「みなさん、なんで目を隠してるんですか?」
「流行の最先端や!」
ガキをテキトーにあしらっとると、「先生、苦い顔して喜んでくれましたよ」と薬箪笥。
「そうやろな」
俺は、からからと笑った。
薬箪笥の背中の箪笥にハッキングをすると、ガキの追随対象が俺に移る。
「旦那、手足として使ってくだせぇ!」
「おう! あんなヤブ医者、嫌やったよなぁ!」
「なんで急に心変わりしたの?」
「正直に言うてみぃ! アイツより、俺の方がカッコええもんなぁ!」
「はい! 舞理さんのこと前からカッコいいと思ってました!」
コイツは使えるな。
「なあ、診療所から唐笠の奴追い払って、家捜ししようや。アイツ、絶対なんか隠しとるやろ」
他の奴曰く、隠し部屋かなんかがありそうらしかった。
「薬箪笥、診療所の庭に火ぃ着けて来いや」
「もっといい方法がありますぜ」
「ほな、任せるわ。長い時間が必要やからな」
続けて、俺は薬箪笥に言う。
「ほんま頼むで。初任務や、きばりや!」
「きばります!」
再び診療所へ行くと、薬箪笥が唐笠の奴にコードを打ち込んで、いてこましてくれた。
「ようやった! 撫でたるわ!」
薬箪笥の頭を撫でてから、隠し部屋を探る。すると。
“たすけ”
“ねえ、まいり!”
“わたしはわたしカノわたしカノたすけて”
“かもすさまの”
“なかにいる”
音声データは、俺に助けを求める少女の声やった。
ああ。俺は、コイツを助けなアカン。
「おう、お前ら。ちょっと今からここで話し合おか」
診療所には、見回りも来ぉへんやろうしな。
どうも、みんなデータベースを盗みたいようやった。
「ほな、協力しよか。俺は、神魂様をぶちのめして中身を出したいねん」
そんなこんなで、俺らは、また本殿に侵入する。
そこで、薬箪笥の様子がおかしなって。たぶん、あっち側の奴やからアカンかったんやろな。エラーを吐いて崩れよった。
悪趣味やなぁ。
「神魂様がいっちゃんアカンやつやろ? 停止した方がええんちゃう?」
みんなの同意を得て、孤影が持ってた停止コードをからめが打ち込む。
そうして、世界は一変し、真っ暗になった。
「いや、全部停止するんかいっ!」
神魂様だけ止めたかったんやけど。
その時。俺は、封じられてた記憶を取り戻した。
俺は、カノヨ街の開発者や。
俺は、逃がし損ねた柊花音を助けたい。
次第に、辺りが海の中みたいになった。
そして、カノとかいう案内役のAIと会う。
お前、花音とちゃうんか?
案内されるがまま、エリア1へ。
職員:01A……俺が写真立てに触れたら、なんぞ起きるらしい。
そっと触れると、俺と花音の会話が映された。
それから、花音の日記?
それと、重要そうなディスク。
「俺の手柄やから、俺のもんやんなぁ!」
ディスクを懐にしまった。
エリア2へ。
発見したQRコードの紙を、からめが持つ。
ほんで、コアなんとか剤と中和剤を混ぜたら、錠剤になった。
誰も手ぇ出さへんから、「俺が触ってみよか」言うたら、みんなに止められる。
なんや、お前ら。
「なんなら、全部俺が持っといてもええんやけどな」
孤影とじゃんけんして、チョキ出したら負けた。
「孤影ぇ、錠剤になんかしたら殴るからな? 肩パンやなくて、殴るからな?」
拳を振り上げる。
エリア3へ。
からめが虹彩認証することになった。
「目ぇないやん」と、俺は突っ込む。
孤影が神魂様と繋がっとることが判明した。
あ? コイツの脳味噌使われとるん?
「孤影、お前、脳ないんか? だからアホなん?」
どうも、やることを擦り合わせた方が良さそうやんなぁ。
「俺の目的はな、柊花音を助けたいねん。ここのどっかにおるはずやねん。それ邪魔せんねやったら、俺は協力するで」
「あたしは、ただの裏切り者だから」
「ほんまに裏切り糸目やんけ」
からめは、ヴィノムスの裏切り者やそうや。
ほんで、栞と孤影は兄弟らしい。
「おう、カノ。ここまで聞いてどうや? お前の意見は?」
「私? 私は、ただの案内係だから」
「お前なんぞ当てにならんな」
「酷過ぎる」
「理不尽」
みんな、AIがガキの見た目やからって甘いんとちゃうか?
孤影と神魂様の繋がりを錠剤飲んで切って、からめのハッキングで書き換えをした。
一旦、からめが物理的に壊れた機械を修理してから、みんなでなんか情報出んかなてハッキングしたんやけど、俺の番で機械がご臨終しよる。
「壊した!」
「なんや? 邪悪な機械を壊しただけやろ」
「調べようって言ったの、まいちゃんでしょ!」
「ま、ええやん」
その後。エリア4へ行ったら、カノに異変が起こった。
提灯どもが現れ、戦闘になる。
「からめぇ、ハッキングしたれや」
ハッキングすれば、奴らを消せるみたいや。
俺は、気ぃ失っとる栞に応急手当てをした。
「う、うーん。おはようございます?」
「俺に感謝せぇよ、ほんまに。謝礼出せや」
「はい、分かりました」
そん次は、孤影に応急手当てする。
「お前、俺を崇め奉れよ」
「お金ないっすよぉ」
「借金しろや」
カノは、動かへん。
よう聞いたら、えらいことしようとしてるみたいやった。
「おう!? これもうアカンやつ!」
孤影がカノにハッキングしたら、カノは破壊され、「ありがとう……」と言い遺す。
管理者を失った世界は、崩れていった。
みんな落下して、最深部へ。
そこには、神々しい何かがいた。コイツが神魂様か。
アクセスコードらしいもんは、みんな知っとる。
「ほな、よーいドンでやろか」
俺以外は、コードの入力を開始した。
からめが一番乗りやな。
「みんなやるやん」
「まいちゃんは?」
「あ? 普通、開始のピストル撃つ奴は走らんねん」
俺は、いつも正しい。
そっから、神魂様とやらにパスワードを要求された。
“彼女が願ったのは?”
俺は、みんなの意見を聞いて、ワードを捻り出す。
「これでええんちゃう? 反対の奴おるか?」
「舞理に任せるわ」
「よろしくお願いします」
「賛成」
「ほな、入れるで」
“柊花音の記憶と存在”と入力した。
脳内に、彼女が映される。
花音、そこにいたんやな。
意識が遠退いてから、目覚めると。
精神重篤患者の隔離部屋にいた。
そうや、花音は?
辺りを見回すと、スマホの画面にカノがいる。
花音は、もう死んだんやろう。
そんなら、カノのことだけでも連れ出したらなアカンよな。
よっしゃ! ヴィノムスからトンズラや!
カノ。お前のことを、本当の世界が待っとるで。
