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2月。俺とサクちゃんは、動物園デートをしていた。
「サクちゃん、なに見たい?」
「ペンギンとか」
「ふんふん。まあ、時間あるし一通り周ろうか」
「うん」
手を繋いで、コースに沿って歩き出す。
コツメカワウソとかハシビロコウとかカピバラとか、色々と見た。
「晃牙くん、好きなお菓子ある?」とサクちゃんが訊く。
「甘いものかな」
「チョコレート好き?」
「うん」
甘い方が好き、かな。
サクちゃんは、料理を練習してるらしい。
「俺も料理覚えた方がいいかなぁ? ずっと父さんに料理任せちゃってるから」
「ふたりで料理してみたいな」
「それもいいね」
穏やかに時間が流れ、園内のレストランで昼食を摂ることにした。
ふたりで歓談し、俺が飲み物を取って来ようと立ち上がったその時。
「わっ!?」
見知らぬ女性がぶつかり、俺にコーヒーがかかった。
「すいません! 大丈夫ですか?!」
「はい……平気です……」
女性は、クリーニング代と名刺を渡してから去って行く。
少し頭がぼんやりした。
「晃牙くん?」
「あ、うん。なんでもない」
その後。ペンギンのところでサクちゃんとツーショットを撮ってもらった。
それから、ふれあい広場で子ヤギとモルモットに餌をやる。
あと、ペットを飼えるなら? とか。話した。
サクちゃんって、人懐っこいタイプの猫みたいだよね。
サクちゃん曰く、俺は犬っぽいらしい。
帰り際、お土産を見る。
お揃いのパンダのキーホルダーを買うことにした。
「こうやって、思い出を形に出来るのっていいよね」
「うん。俺は、もうなんも忘れたくないからなぁ」
キーホルダーを携帯端末につける。
この日は、サクちゃんを送ってから帰宅した。
翌日。
俺の意識が何かに侵食されていってる気がする。
そんな気がしたけど、段々どうでもよくなった。
俺は、名刺を取り出して、彼女に連絡をする。
『もしもーし』
「俺、巣内晃牙って言うんだけど……」
『うんうん。晃牙くんね』
「あなたに会いたい」
『いいよ~。お店で待ってるね♡』
その後。俺は、なのちゃんと過ごす日々を送った。
バレンタイン前日。
「晃牙くん、明日デート出来る?」
「ごめん。大切な用事があるから」
「えっ…………」
なのちゃんに会いに行かないと。
バレンタイン当日。
なのちゃんと同伴して、VIPルームへ向かう。
「晃牙くん、私のこと好き?」
「うん……」
「嬉しい! なのも、晃牙くんのこと好きだよ♡」
「ありがとう」
「ねぇ、しちゃう?」
なのちゃんが囁く。
俺は、彼女にキスをしようとして。
そして。
VIPルームに、サクちゃんが入って来た。
サクちゃんは、なのちゃんと口論を始める。
「彼女さん怖ーい。私の方が優しくて好きだよね? 晃牙くん」
俺は、うなずく。
「チッ…………」
サクちゃんの舌打ちが聴こえた。
「なの、想い人のいる人に魅惑をかけちゃダメって散々言ったでしょう?」
サクちゃんの後ろにいる女性が言う。
「はーい♡ 反省してまーす♡」
「それじゃあ、あたしたちは出るわね」
サクちゃんと、ふたりきりになった。
「晃牙くん、あーん」
「……?」
サクちゃんにチョコレートを口に入れられ、呑み込む。
あれ? 俺は……あれ…………?
「あの……怒ってる…………?」
「怒ってないよ?」
「ごめんなさい……」
俺は、頭を下げた。
「晃牙くん、30分後に駅に集合ね」
「はい……」
「改めて、デートしよっか」
「うん」
どうしよう。サクちゃんに渡すはずだった物、あの女にあげちゃった。
「晃牙くん」
「はい」
「今日だけは、私のものになって」
「……うん」
その日。俺は彼女の要望になんでも応えようと思った。
夜景の綺麗な展望台にて。サクちゃんは、手作りのガナッシュをくれた。
「ありがとう、サクちゃん。あなたのことだけ愛してるよ」
後日。お高めのリボンのついた可愛いバッグをサクちゃんに贈った。
お揃いの指輪、よし。キーホルダー、よし。
これを外していた自分が信じられない。
ホワイトデーには、何を贈ろう?
「サクちゃん、なに見たい?」
「ペンギンとか」
「ふんふん。まあ、時間あるし一通り周ろうか」
「うん」
手を繋いで、コースに沿って歩き出す。
コツメカワウソとかハシビロコウとかカピバラとか、色々と見た。
「晃牙くん、好きなお菓子ある?」とサクちゃんが訊く。
「甘いものかな」
「チョコレート好き?」
「うん」
甘い方が好き、かな。
サクちゃんは、料理を練習してるらしい。
「俺も料理覚えた方がいいかなぁ? ずっと父さんに料理任せちゃってるから」
「ふたりで料理してみたいな」
「それもいいね」
穏やかに時間が流れ、園内のレストランで昼食を摂ることにした。
ふたりで歓談し、俺が飲み物を取って来ようと立ち上がったその時。
「わっ!?」
見知らぬ女性がぶつかり、俺にコーヒーがかかった。
「すいません! 大丈夫ですか?!」
「はい……平気です……」
女性は、クリーニング代と名刺を渡してから去って行く。
少し頭がぼんやりした。
「晃牙くん?」
「あ、うん。なんでもない」
その後。ペンギンのところでサクちゃんとツーショットを撮ってもらった。
それから、ふれあい広場で子ヤギとモルモットに餌をやる。
あと、ペットを飼えるなら? とか。話した。
サクちゃんって、人懐っこいタイプの猫みたいだよね。
サクちゃん曰く、俺は犬っぽいらしい。
帰り際、お土産を見る。
お揃いのパンダのキーホルダーを買うことにした。
「こうやって、思い出を形に出来るのっていいよね」
「うん。俺は、もうなんも忘れたくないからなぁ」
キーホルダーを携帯端末につける。
この日は、サクちゃんを送ってから帰宅した。
翌日。
俺の意識が何かに侵食されていってる気がする。
そんな気がしたけど、段々どうでもよくなった。
俺は、名刺を取り出して、彼女に連絡をする。
『もしもーし』
「俺、巣内晃牙って言うんだけど……」
『うんうん。晃牙くんね』
「あなたに会いたい」
『いいよ~。お店で待ってるね♡』
その後。俺は、なのちゃんと過ごす日々を送った。
バレンタイン前日。
「晃牙くん、明日デート出来る?」
「ごめん。大切な用事があるから」
「えっ…………」
なのちゃんに会いに行かないと。
バレンタイン当日。
なのちゃんと同伴して、VIPルームへ向かう。
「晃牙くん、私のこと好き?」
「うん……」
「嬉しい! なのも、晃牙くんのこと好きだよ♡」
「ありがとう」
「ねぇ、しちゃう?」
なのちゃんが囁く。
俺は、彼女にキスをしようとして。
そして。
VIPルームに、サクちゃんが入って来た。
サクちゃんは、なのちゃんと口論を始める。
「彼女さん怖ーい。私の方が優しくて好きだよね? 晃牙くん」
俺は、うなずく。
「チッ…………」
サクちゃんの舌打ちが聴こえた。
「なの、想い人のいる人に魅惑をかけちゃダメって散々言ったでしょう?」
サクちゃんの後ろにいる女性が言う。
「はーい♡ 反省してまーす♡」
「それじゃあ、あたしたちは出るわね」
サクちゃんと、ふたりきりになった。
「晃牙くん、あーん」
「……?」
サクちゃんにチョコレートを口に入れられ、呑み込む。
あれ? 俺は……あれ…………?
「あの……怒ってる…………?」
「怒ってないよ?」
「ごめんなさい……」
俺は、頭を下げた。
「晃牙くん、30分後に駅に集合ね」
「はい……」
「改めて、デートしよっか」
「うん」
どうしよう。サクちゃんに渡すはずだった物、あの女にあげちゃった。
「晃牙くん」
「はい」
「今日だけは、私のものになって」
「……うん」
その日。俺は彼女の要望になんでも応えようと思った。
夜景の綺麗な展望台にて。サクちゃんは、手作りのガナッシュをくれた。
「ありがとう、サクちゃん。あなたのことだけ愛してるよ」
後日。お高めのリボンのついた可愛いバッグをサクちゃんに贈った。
お揃いの指輪、よし。キーホルダー、よし。
これを外していた自分が信じられない。
ホワイトデーには、何を贈ろう?
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