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水族館デートへ行こうとしたら、ふたりで箱に詰められた。
気のせいじゃなければ、注射かなんかされたかな。
目の前のサクちゃんは、頬を赤く染めている。
「私、千雪ちゃんみたいに小柄だったらよかったのに」
「サクちゃんの体積が減ったら悲しいよ」
そんなこと言わないで。
箱の内部を調べてみたけど、解決策は見付からない。
それにしても。サクちゃんと近過ぎて、ドキドキする。
「気のせいかもしれないけど、晃牙くん、匂いとか体温が感じられないというか」
「え? なんでだろう?」
うーん? 何が起きてるんだ?
箱の中にメッセージが表れる。
氏名・性別・年齢・職業・好きな食べ物・誕生日を答えさせたいらしい。
まず、サクちゃんが答えていく。
「晃牙くん、私の特技ってなんだと思う?」
「人のために何かすることじゃない?」
サクちゃんは、最後に6月7日が誕生日だと答えた。
次は、俺か。
「サクちゃん、俺の特技って何?」
「まず、目が凄くいいでしょ。あと、発想力も凄いし……」
「特技は、アイディア出しとかにしとこうか」
それから、場所が移された(?)俺たちは、何故か喜びの感情で満たされた。
「一緒に料理しようか?」
「俺、料理出来ないけど、がんばるよ」
「何が食べたい?」
「ハンバーグ」
サクちゃんは、美味しいハンバーグを作る。
「サクちゃんは何が食べたい?」
「オムライス!」
「了解。オムライスね」
オムライスなら、理屈は分かるな。
俺は、王道のケチャップをかけたオムライスを作った。上手く出来た気がする。
サクちゃんの提案でふたりでお茶も淹れることにした。
サクちゃんは、紅茶を淹れてくれた。
俺が淹れた紅茶は、失敗した。
そうこうしていると、アラームのような音がする。
場所が変わり、怒りを植え付けられた。
イライラして、気付いたらレスバが始まっている。
「先週の電話! 愛してるよって何?! 心がもたない!」
「愛してるから愛してるって言っちゃいけないの?! それじゃあ俺、サクちゃんに何も言えなくなるけど!」
「普段怒らない私が殴りたくなるレベルだった!」
「映画で見たんだよね。通話終える時に、“愛してるよ”って言うの」
「次からは、私の返事も待ってほしい」
「分かった。気を付けるよ」
アラームが鳴る。
今度は、悲しみが植え付けられた。
「私が根が暗いことがバレちゃうなぁ」
サクちゃんは困ってるみたい。
「これは、今まで誰にも言ってなかったことなんだけど……私は、私が嫌い……好きになれないんだよね…………」
「なんで?」
「周りに出来る人がたくさんいるからかな」
あなたは、こんなにも美しく咲いているのに?
「自分と向き合っていくしかないのかな?」
「そうかもしれないね……」
何か言いたいのに、悲しみに流される。
「晃牙くんの悩みは?」
「そうだね。意味のないことを考えて、悲しくなってることかな。こういうの、たらればって言うんだよね」
俺は、溜め息をついた。
「俺がもっと上手く立ち回ってたら、みんな傷付かなかったのかな、とか」
父さんも、透也さんも、夏央さんも。他にも、たくさん。
サクちゃんは、俺を見つめて、「私は、晃牙くんの悩みを聞くから。いつでも言ってね。それに、他にも聞いてくれる人はいると思うよ」と言った。
「うん」
「ひとつ、訊いていいかな?」
「なに?」
「晃牙くんは、私とどうなりたい?」
「ん? どうなりたい?」
「そのままなのか、より関係が深まっていくのか……」
どういう意味だろう?
「……私、やっぱり晃牙くんと離ればなれになるのが怖い」
「俺だって怖いよ」
またサクちゃんのことを忘れてしまったら、どうしよう、とか。
「私は、あなたとの関係を深めたい」
「俺もそう思うよ」
「お揃いの指輪をつけたい」
「指輪、いいんじゃないかな。つけても」
アラームの音が響く。
「今言うことじゃなかった気がする」
「サクちゃん、左手借りていい?」
「うん、いいよ」
俺は、サクちゃんの手に指を絡めた。
「じゃあ今度、薬指もらうね」
「晃牙くんになら、あげる」
「ありがとう」
俺は、いつも通りに笑う。
「なんかまたイケメン仕草してる」
「それは相変わらずよく分かんない」
俺は、俺の思うままに行動してるだけだし。
「まだ続くのかな?」
「まあ、喜怒哀楽なんじゃないかなぁと思うけど」
「そっか。じゃあ、次で終わり?」
「かもしれないね」
次の舞台は、遊園地だった。楽しい気持ちで満たされる。
「晃牙くん、どこ行きたい?」
「ジェットコースター」
「行く行く!」
その後。
酔ったし、吐きそう。
でも遊びたい気持ちが勝つ。
「観覧車どう?」
せめてもの抵抗で、そう言った。
「ゆっくり出来ていいね」
「うん」
観覧車を降りてから。
「サクちゃんはどこ行きたいの?」
「お化け屋敷!」
「了解」
そのお化け屋敷は、めちゃくちゃ怖かった。
そっと、サクちゃんと手を繋ぐ。
「もう一回行こう!」と、サクちゃんが言ったところで、アラームが聴こえた。
「本物の遊園地行きたかったなぁ」
「そうだね」
浮かび上がるメッセージが、とんでもないことを言っている。
電脳化?
「つまり、電脳空間にいる?」
「意識だけってこと?」
「普通に、生殺与奪を握られてるんだよなぁ」
サクちゃんのハッキングのおかげで、箱の外へ。
電子世界の探索だ。
観察して気付く。俺とサクちゃんは、デスクトップ画面にいる?
俺たちが入れられていた外側がベージュ色の箱。どうも、データフォルダの中にいたみたいだ。
ふたりで、犯人との交渉に使えそうなデータを探す。
俺が見付けたのは。
Fanzaの購入履歴じゃん。
「重要そうなデータ見付けたけど、サクちゃんは見なくていいよ」
その次に見付けたのは。
濃いカップリングイラストだ。
「また見付けたけど、サクちゃんは見なくていいよ」
「また?」
その後、サクちゃんが感情を操るプログラムを見付ける。
「よし、これで脅せるね」
そこに、犯人の電脳体が現れた。
脅迫チャンス。
「Fanzaの購入履歴とかカップリングイラストとか、あなたのSNSに流すよ?」
「な、なんでそんなこと……」
「重要なプログラムも流出させようかなぁ。そしたら、あなた価値なくなるね~」
「ひーっ!?」
「ふぁんざって?」
「サクちゃんは知らなくていいことだよ」
デジタルタトゥー彫ってやろう。
降参した犯人は、俺たちを元に戻した。
それから、逃げようとした犯人を確保。
サクちゃんがひとりで警察署に行こうとしたから、俺もついて行くことにした。
一騒動終わってからの、穏やかな休日。
「サクちゃん、指輪買いに行こう」
「え? いいの?」
「うん。約束したでしょ」
俺は、サクちゃんの左手を握った。
気のせいじゃなければ、注射かなんかされたかな。
目の前のサクちゃんは、頬を赤く染めている。
「私、千雪ちゃんみたいに小柄だったらよかったのに」
「サクちゃんの体積が減ったら悲しいよ」
そんなこと言わないで。
箱の内部を調べてみたけど、解決策は見付からない。
それにしても。サクちゃんと近過ぎて、ドキドキする。
「気のせいかもしれないけど、晃牙くん、匂いとか体温が感じられないというか」
「え? なんでだろう?」
うーん? 何が起きてるんだ?
箱の中にメッセージが表れる。
氏名・性別・年齢・職業・好きな食べ物・誕生日を答えさせたいらしい。
まず、サクちゃんが答えていく。
「晃牙くん、私の特技ってなんだと思う?」
「人のために何かすることじゃない?」
サクちゃんは、最後に6月7日が誕生日だと答えた。
次は、俺か。
「サクちゃん、俺の特技って何?」
「まず、目が凄くいいでしょ。あと、発想力も凄いし……」
「特技は、アイディア出しとかにしとこうか」
それから、場所が移された(?)俺たちは、何故か喜びの感情で満たされた。
「一緒に料理しようか?」
「俺、料理出来ないけど、がんばるよ」
「何が食べたい?」
「ハンバーグ」
サクちゃんは、美味しいハンバーグを作る。
「サクちゃんは何が食べたい?」
「オムライス!」
「了解。オムライスね」
オムライスなら、理屈は分かるな。
俺は、王道のケチャップをかけたオムライスを作った。上手く出来た気がする。
サクちゃんの提案でふたりでお茶も淹れることにした。
サクちゃんは、紅茶を淹れてくれた。
俺が淹れた紅茶は、失敗した。
そうこうしていると、アラームのような音がする。
場所が変わり、怒りを植え付けられた。
イライラして、気付いたらレスバが始まっている。
「先週の電話! 愛してるよって何?! 心がもたない!」
「愛してるから愛してるって言っちゃいけないの?! それじゃあ俺、サクちゃんに何も言えなくなるけど!」
「普段怒らない私が殴りたくなるレベルだった!」
「映画で見たんだよね。通話終える時に、“愛してるよ”って言うの」
「次からは、私の返事も待ってほしい」
「分かった。気を付けるよ」
アラームが鳴る。
今度は、悲しみが植え付けられた。
「私が根が暗いことがバレちゃうなぁ」
サクちゃんは困ってるみたい。
「これは、今まで誰にも言ってなかったことなんだけど……私は、私が嫌い……好きになれないんだよね…………」
「なんで?」
「周りに出来る人がたくさんいるからかな」
あなたは、こんなにも美しく咲いているのに?
「自分と向き合っていくしかないのかな?」
「そうかもしれないね……」
何か言いたいのに、悲しみに流される。
「晃牙くんの悩みは?」
「そうだね。意味のないことを考えて、悲しくなってることかな。こういうの、たらればって言うんだよね」
俺は、溜め息をついた。
「俺がもっと上手く立ち回ってたら、みんな傷付かなかったのかな、とか」
父さんも、透也さんも、夏央さんも。他にも、たくさん。
サクちゃんは、俺を見つめて、「私は、晃牙くんの悩みを聞くから。いつでも言ってね。それに、他にも聞いてくれる人はいると思うよ」と言った。
「うん」
「ひとつ、訊いていいかな?」
「なに?」
「晃牙くんは、私とどうなりたい?」
「ん? どうなりたい?」
「そのままなのか、より関係が深まっていくのか……」
どういう意味だろう?
「……私、やっぱり晃牙くんと離ればなれになるのが怖い」
「俺だって怖いよ」
またサクちゃんのことを忘れてしまったら、どうしよう、とか。
「私は、あなたとの関係を深めたい」
「俺もそう思うよ」
「お揃いの指輪をつけたい」
「指輪、いいんじゃないかな。つけても」
アラームの音が響く。
「今言うことじゃなかった気がする」
「サクちゃん、左手借りていい?」
「うん、いいよ」
俺は、サクちゃんの手に指を絡めた。
「じゃあ今度、薬指もらうね」
「晃牙くんになら、あげる」
「ありがとう」
俺は、いつも通りに笑う。
「なんかまたイケメン仕草してる」
「それは相変わらずよく分かんない」
俺は、俺の思うままに行動してるだけだし。
「まだ続くのかな?」
「まあ、喜怒哀楽なんじゃないかなぁと思うけど」
「そっか。じゃあ、次で終わり?」
「かもしれないね」
次の舞台は、遊園地だった。楽しい気持ちで満たされる。
「晃牙くん、どこ行きたい?」
「ジェットコースター」
「行く行く!」
その後。
酔ったし、吐きそう。
でも遊びたい気持ちが勝つ。
「観覧車どう?」
せめてもの抵抗で、そう言った。
「ゆっくり出来ていいね」
「うん」
観覧車を降りてから。
「サクちゃんはどこ行きたいの?」
「お化け屋敷!」
「了解」
そのお化け屋敷は、めちゃくちゃ怖かった。
そっと、サクちゃんと手を繋ぐ。
「もう一回行こう!」と、サクちゃんが言ったところで、アラームが聴こえた。
「本物の遊園地行きたかったなぁ」
「そうだね」
浮かび上がるメッセージが、とんでもないことを言っている。
電脳化?
「つまり、電脳空間にいる?」
「意識だけってこと?」
「普通に、生殺与奪を握られてるんだよなぁ」
サクちゃんのハッキングのおかげで、箱の外へ。
電子世界の探索だ。
観察して気付く。俺とサクちゃんは、デスクトップ画面にいる?
俺たちが入れられていた外側がベージュ色の箱。どうも、データフォルダの中にいたみたいだ。
ふたりで、犯人との交渉に使えそうなデータを探す。
俺が見付けたのは。
Fanzaの購入履歴じゃん。
「重要そうなデータ見付けたけど、サクちゃんは見なくていいよ」
その次に見付けたのは。
濃いカップリングイラストだ。
「また見付けたけど、サクちゃんは見なくていいよ」
「また?」
その後、サクちゃんが感情を操るプログラムを見付ける。
「よし、これで脅せるね」
そこに、犯人の電脳体が現れた。
脅迫チャンス。
「Fanzaの購入履歴とかカップリングイラストとか、あなたのSNSに流すよ?」
「な、なんでそんなこと……」
「重要なプログラムも流出させようかなぁ。そしたら、あなた価値なくなるね~」
「ひーっ!?」
「ふぁんざって?」
「サクちゃんは知らなくていいことだよ」
デジタルタトゥー彫ってやろう。
降参した犯人は、俺たちを元に戻した。
それから、逃げようとした犯人を確保。
サクちゃんがひとりで警察署に行こうとしたから、俺もついて行くことにした。
一騒動終わってからの、穏やかな休日。
「サクちゃん、指輪買いに行こう」
「え? いいの?」
「うん。約束したでしょ」
俺は、サクちゃんの左手を握った。
