自己投影夢
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すっかり秋めいてきた、10月14日。今日、私は新たなことにチャレンジすることにした。それは何かというと、電子タバコである。
種類についてはよく分からないので、スタンダードセットというものを通販で買ってみた。
そして、届いたそれは、掌に収まりそうなサイズの棒状のものだ。
私は早速、オレンジのリキッドを入れて、吸ってみることにする。すると、苦味を感じながらむせた。
「げっ」
ネットで初心者は吸うというより、ふかした方が良いとの情報を得て、再チャレンジ。
「ふぅ」
シューっと、水蒸気が、煙が立ち上る。爽やかなオレンジの香りがした。
「なるほど」
これは楽しい。SFっぽい。
私は現在、電子タバコをふかしながら、スマホでソシャゲのイベントの周回をし、パソコンでTwitterを見ている。SFだ。
この世はSFなのだ。なんて、楽しいのだろう。
私は未来っぽいものが大好きだ。ボーカロイドとかアンドロイドとかね。
私は、電子タバコをふかし続ける。そうしていると、仕事から彼氏、下柳くんが帰宅した。
「スナエさん!?」
彼は私を見るなり、血相を変える。
「やあ、おかえり~」
「ただいまです。じゃなくて、なんですかそれ?!」
「電子タバコだよ。ニコチンやタールは入ってないから大丈夫」
「本当に大丈夫なんですか? スナエさん、気管支弱くてタバコの煙ダメでしたよね?」
「心配ないよ」
私は、ウインクして見せた。
「本当ですよね?」
「もちろん。私が嘘ついたことあった?」
「ありません…………」
心配してくれるのは、とても嬉しい。
「ありがとうね。私は大丈夫だよ」
「はい」
私は立ち上がると、彼を抱き締めた。
「スナエさん、オレンジの香りがする」
「オレンジのリキッドを吸ってたから」
「正直、電子タバコを吸ってるスナエさん、様になってました。カッコいいです」
「ほんと? 嬉しい!」
私は、下柳くんの頬にキスを送る。
「全く、先輩は、どれだけ僕の心を奪えば気が済むんですか?」
彼は、照れながら可愛いことを言う。
「そりゃあ、星の数ほどだよ。SF的に」
「巨大ロボットと同じくらいに愛してますよ。SF的に」
私たちは、唇を触れ合わせてから、微笑んだ。
種類についてはよく分からないので、スタンダードセットというものを通販で買ってみた。
そして、届いたそれは、掌に収まりそうなサイズの棒状のものだ。
私は早速、オレンジのリキッドを入れて、吸ってみることにする。すると、苦味を感じながらむせた。
「げっ」
ネットで初心者は吸うというより、ふかした方が良いとの情報を得て、再チャレンジ。
「ふぅ」
シューっと、水蒸気が、煙が立ち上る。爽やかなオレンジの香りがした。
「なるほど」
これは楽しい。SFっぽい。
私は現在、電子タバコをふかしながら、スマホでソシャゲのイベントの周回をし、パソコンでTwitterを見ている。SFだ。
この世はSFなのだ。なんて、楽しいのだろう。
私は未来っぽいものが大好きだ。ボーカロイドとかアンドロイドとかね。
私は、電子タバコをふかし続ける。そうしていると、仕事から彼氏、下柳くんが帰宅した。
「スナエさん!?」
彼は私を見るなり、血相を変える。
「やあ、おかえり~」
「ただいまです。じゃなくて、なんですかそれ?!」
「電子タバコだよ。ニコチンやタールは入ってないから大丈夫」
「本当に大丈夫なんですか? スナエさん、気管支弱くてタバコの煙ダメでしたよね?」
「心配ないよ」
私は、ウインクして見せた。
「本当ですよね?」
「もちろん。私が嘘ついたことあった?」
「ありません…………」
心配してくれるのは、とても嬉しい。
「ありがとうね。私は大丈夫だよ」
「はい」
私は立ち上がると、彼を抱き締めた。
「スナエさん、オレンジの香りがする」
「オレンジのリキッドを吸ってたから」
「正直、電子タバコを吸ってるスナエさん、様になってました。カッコいいです」
「ほんと? 嬉しい!」
私は、下柳くんの頬にキスを送る。
「全く、先輩は、どれだけ僕の心を奪えば気が済むんですか?」
彼は、照れながら可愛いことを言う。
「そりゃあ、星の数ほどだよ。SF的に」
「巨大ロボットと同じくらいに愛してますよ。SF的に」
私たちは、唇を触れ合わせてから、微笑んだ。