ルームメイトの音屋さん
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人生は、ランプひとつ持たされて、暗い夜道を歩かされる旅路のよう。
私の生きてきた道は、平坦ではなかった。
そんな中で、安らげる場所を見付けた。
大学の後輩、下柳雄一郎くんとのシェアハウスである。
彼と生活するのは、楽しい。ふたりでアニメマラソンしたり、ゲームしたり、映画を見たり。
ただ、ひとつだけ問題があった。周りに、付き合ってると誤解されがちなこと。
私は構わないけど、下柳くんは困るんじゃないかな?
人間は、どうして恋愛話が好きなんだろう? 私は、全然興味がないんだけどな。
幸い、社会人になってからは、そういうからかいは受けていない。勤め先の人たちのほとんどは、私たちが同居してることを知らない。
「スナエ先輩」
「はーい」
「今日、泊まり込みかもです」
「了解。無理はしないでね」
「はい」
私たちは、それぞれの夢を追いかけて、それを掴み取った。
私は、サワラ・スタジオ所属の音響効果に。下柳くんは、武蔵野アニメーション所属の3D監督になった。
一緒に仕事をする夢も叶ったし、関係は良好。
毎日が楽しくて仕方ない。
この頃の私は、少し油断していたというか。生きることの恐ろしさを忘れていたというか。
ある日、私のスマートフォンに電話がかかってきた。
「えっ!? 下柳くんが?!」
彼が、ムサニで倒れたらしい。それで、緊急連絡先になっている私のスマホに知らせがきた。
私は、焦る。しかし、急いで支度をして、病院へ向かった。
そこには、彼の同僚の宮森あおいさんがいて、状況を説明してくれる。
「すいません。制作進行の私の不手際です」
「宮森さんのせいじゃないですよ」
無理しないでって言ったのに。
「はい…………」
宮森さんは、意気消沈している。
「私、様子を見てきますね」
病室に入った。
下柳くんは、ベッドで眠っている。
寝不足のせいで、派手に転んだとか。打ち所が悪ければ、死んでいたかもしれない。
私は、寒気を感じた。彼を喪うのが怖い。
下柳くんの手を握り、額に当てる。
「私を置いていかないでね」
それは、心の底からの祈りだった。
だって、君は特別な人だから。
ずっと一緒にいたい。傍にいてほしいよ。
君の人生に、私はいらないかもしれない。それでも、離れたくなかった。
私の中の星空で、君は一等星だった。
私が歩く夜道を照らす星明かり。それが、君なんだよ。
私の生きてきた道は、平坦ではなかった。
そんな中で、安らげる場所を見付けた。
大学の後輩、下柳雄一郎くんとのシェアハウスである。
彼と生活するのは、楽しい。ふたりでアニメマラソンしたり、ゲームしたり、映画を見たり。
ただ、ひとつだけ問題があった。周りに、付き合ってると誤解されがちなこと。
私は構わないけど、下柳くんは困るんじゃないかな?
人間は、どうして恋愛話が好きなんだろう? 私は、全然興味がないんだけどな。
幸い、社会人になってからは、そういうからかいは受けていない。勤め先の人たちのほとんどは、私たちが同居してることを知らない。
「スナエ先輩」
「はーい」
「今日、泊まり込みかもです」
「了解。無理はしないでね」
「はい」
私たちは、それぞれの夢を追いかけて、それを掴み取った。
私は、サワラ・スタジオ所属の音響効果に。下柳くんは、武蔵野アニメーション所属の3D監督になった。
一緒に仕事をする夢も叶ったし、関係は良好。
毎日が楽しくて仕方ない。
この頃の私は、少し油断していたというか。生きることの恐ろしさを忘れていたというか。
ある日、私のスマートフォンに電話がかかってきた。
「えっ!? 下柳くんが?!」
彼が、ムサニで倒れたらしい。それで、緊急連絡先になっている私のスマホに知らせがきた。
私は、焦る。しかし、急いで支度をして、病院へ向かった。
そこには、彼の同僚の宮森あおいさんがいて、状況を説明してくれる。
「すいません。制作進行の私の不手際です」
「宮森さんのせいじゃないですよ」
無理しないでって言ったのに。
「はい…………」
宮森さんは、意気消沈している。
「私、様子を見てきますね」
病室に入った。
下柳くんは、ベッドで眠っている。
寝不足のせいで、派手に転んだとか。打ち所が悪ければ、死んでいたかもしれない。
私は、寒気を感じた。彼を喪うのが怖い。
下柳くんの手を握り、額に当てる。
「私を置いていかないでね」
それは、心の底からの祈りだった。
だって、君は特別な人だから。
ずっと一緒にいたい。傍にいてほしいよ。
君の人生に、私はいらないかもしれない。それでも、離れたくなかった。
私の中の星空で、君は一等星だった。
私が歩く夜道を照らす星明かり。それが、君なんだよ。
