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風→円ヒロ
20110304(金)23:05「えんどう!おおきくなったらオレとけっこんしてくれないか!?」
「おう!いいぜ!」
勇気を振り絞った告白はいつもの笑顔であっさりと了承され、俺達は互いに小指を絡め合って決まり文句を言い合った。
「「ゆーびきーりげーんまん」」
あの頃の俺達はまだ小さくて、男同士じゃ結婚出来ないということを知らないくらい幼かった。
そんな遠い日の小さな約束。
いつか大きくなって、俺達が誰か別々の女性と結婚したら「あんなことあったの覚えてるか?」なんて、懐かしい思い出話として笑い合うつもりだった。
それなのに。
「ヒロト!」
「わ、円堂君!?」
何で、どうしてよりにもよってお前が男を好きになる?
何でそんなに幸せそうなんだよ。
何でそんなに嬉しそうなんだよ。
何でヒロトを抱きしめて、キスして、照れながら笑いあってるんだ。
いくらなんでもお前だって知ってるだろ?
男同士じゃ結婚出来ないんだよ。
お前のこと好きな女子だっていっぱいいるじゃないか。
なのに、何で。
何で男なんだ。
何でヒロトなんだ。
何で、俺じゃないんだ。
遠い、幼い約束は、一体どこへ消えてしまったのだろう。
ヤンデレ一歩手前……?
ヒロトである必要性はありません。ただの趣味です(←
風丸さんは最初ヒロトのことを嫌っていてもいいと思う。でもヒロトは風丸のこと気に入ってて仲良くなりたいって思ってるといいよ!そしてそんなヒロトにほだされていく風丸さん。一回正面からぶつかれば仲良くなれると思うんだ。イナイレは子供向けスポーツアニメなので精神的なところでぶつかって喧嘩してってあんまりないのが残念(←
まあでも最終的には仲良しになってほしいなこの3人!イナズマ他イナズマ
バレンタインヒロ玲
20110214(月)23:04バレンタインデー。
その言葉に期待する者、困る者、憎む者、特に興味を持たない者、様々な男子が存在すると思う。
しかしこの場にいる男子は一部の興味のない者を除いて期待一色に染まっていた。
何故なら俺達は日本代表だ。
応援を込めたチョコレート達が大量に送られて来るはずだ、と。
そしてその予想は間違っていなかった。
今まで一度も貰えたことがないというメンバーも漏れることなく全員に大量のチョコレートが届いた。
今までにない大興奮の大歓声に包まれる中、人一倍大量に貰っている吹雪君からは未だに期待の色が消えることなく、一つ一つ宛名を確認していた。
「……吹雪君?」
「あったー!」
名前を呼んだ途端一つのチョコレートを手に取ってとても嬉しそうに抱きしめた。
「ど、どうしたの?」
「えへへ。やっぱりこういうのは一番好きな人から貰わないと意味ないでしょ?」
「好きな人とか居たんだ吹雪君……」
意外と言えば意外だけれど、あんなに幸せそうに笑っているんなら、本当に好きなんだろうな。
よかったね、と思う反面思い浮かべるのは一人の女の子。
あるわけないかな、とも思いながら一応探してみた。
「あ、あった……」
信じられなかったけれど、確かにそこには『八神玲名』とよく知る名前が書いてあった。
緊張しながら一緒についていた手紙を読んでみる。
そこには、こう書いてあった。
『多分本名で送ったところでわかってもらえないだろうからお前に渡す。この中に入っている黄色い包み紙のやつを円堂に渡しておいてくれ』
「……………………は?」
それしか言葉が出なかった。
何だこれ、一瞬喜んだ俺が馬鹿みたいじゃないか。
でもまあそうだよね。
玲名が俺にチョコレートなんてくれるわけないか。
泣きたい気分になりながら袋を開けると、おかしな点に気がついた。
「二つ入ってる?」
一つは『円堂へ』と書かれた、手紙に書かれていた通りの黄色い包み紙。
もう一つは、宛名のない赤い包み紙。
もう一度手紙を読み返してみても何も書いていない。
でも、これはそもそも俺宛てなわけだし、ということはもしかしてこれは俺の分……?
「……素直じゃないな~」
なんて言いながらも、心の内側から溢れるあたたかい気持ちに、笑みをこぼさずにはいられない。
今は遠い地にいる君へ、この幸せをどうしたら伝えられるか、少し真剣に考えてみることにした。
バレンタインデー!ということで。
円ウルも、いいよね(←
あ、吹雪君の好きな人は紺子ちゃんでお願いします。
ヒロ玲・吹紺前提のモテモテふぶきやまとか、いいよね!イナズマヒロト系
立→春
20110204(金)23:03俺は、音無が好きだ。
優しくて、みんなによく気を配っていて、何より人一倍頑張り屋だ。
少しでも俺達のためになるようにといつも努力してくれている。
そんな彼女に好意を持っている人は、俺以外にもたくさんいた。
かなわないことくらいわかっていた。
だって彼女は、俺や他のみんなと居る時よりも、あの人と居る時の方がずっと楽しそうで、嬉しそうで、イキイキしている。
いつも見ていたから、よくわかる。
そして彼女は俺のことなんて弟のようなものくらいにしか思っていない。
同い年なのに、悔しくて堪らない。
今の俺じゃあの人と張り合って、追い越して、音無に振り向いてもらうなんて、きっと無理だ。
だから、だから俺は。
「俺はいつか、君に振り向いてもらえるような立派な人間になるから。だから、その時は、俺の想いをちゃんと聞いてくれますか?」
立春(りっしゅん)なのでたちはる。ていうか立→春。
うちの立春は恋人にはなれないと思います。ごめん。
未満止まり。
でも鬼いちゃんに誤解されて可哀想なたちむ。
いや、マジごめん。
ていうかこれを書きながら思い浮かべた春奈の相手が不動さんだったわけだが……マイナーだよな?
まあ相手は誰とは決めてないのでご想像におまかせします。
ちなみに片思いであって両思いではありません。
なので一応たちむにもチャンスはあるんだよ主張!イナズマ他イナズマ
ヒロ玲
20110121(金)22:14慣れないことはするものじゃない、とつくづく思った。
俺は今までずっと父さんの為に生きてきた。
だから俺には「基山ヒロト」としての生き方なんてわからない。
わからないから「おかしい」なんて思われたくなくて、相手に無理して合わせて、作り笑い。
そんな自分がわからない。
わからないことが嫌になる。
だから俺はまた、彼女に頼ってしまうんだ。
「……どうした?」
「何でもないよ」
何も言わずに背中を合わせて座った俺の、そんな気のない返事に彼女は眉をひそめた。
こんな俺の嘘なんて、当然彼女はお見通しだ。
いつだってそうだ。彼女は俺のことをよく理解している。
あるいは、俺以上に。
「ねぇ、八神。――好きだよ」
ふと口をついた言葉に彼女はため息を一つ吐くと、思い切り俺を引き剥がして立ち上がる。
そのプロポーションのいい姿を見上げると、彼女は俺を見下ろして言い放つ。
「私はお前に利用されるつもりはさらさらない」
さすが。
彼女はやはり俺が考えていることなんてお見通しだ。
逃げ出したって、逃げていたって何にもならない。
彼女に頼って逃げ続けたって、俺はいつまでたっても“俺”になれない。
俺はそれを望まない。
彼女はそれを知っている。
「……ありがとう、玲名」
「……ふん」
再び座って本の続きを読み出した彼女の背中に擦り寄るように寄りかかる。
今もう少しだけ、俺に自分と向き合う勇気とぬくもりをください。
玲名は、今度は俺を引き離そうとはしなかった。
普段「八神」呼びなのにいざというとき「玲名」呼びなのっていいよね。
理想的なヒロ玲は「何も言わなくてもわかり合えてる」って感じなのに……書けませんね。
くそう。ヒロ玲大好き。イナズマヒロト系
ヒロ円
20110106(木)22:13映画の券を買ってしまった。それも2枚。
円堂君と一緒に行けたら素敵だな。行きたいな。よし行こう。
というか、その為に買ったんだ。
あとは誘うだけ。
そして今、円堂君は1人だ。
そう思った瞬間、目が合った。
これはもう行くしかない!
「円堂君!」
「ヒロトっ」
「「映画のチケットが2枚あるんだけどよかったら一緒に…………え?」」
……か、かぶったあああ!!!
円堂君が手に持っているチケットを見ると、俺が持っているのと全く同じものだった。
もう駄目だ。これは確実に誰かも誘うケースだ。
また2人で出かける機会を逃すのか。
ため息をついた時、円堂君は言った。
「……誰か他に2人誘うのと、同じ映画2回見るのと、どっちがいい?」
「え」
見ると、円堂君の顔は真っ赤で、俺に何かを期待しているようだった。
円堂君も俺と同じだったんだ。
2人で行きたいって、わざわざチケットを用意して。
「~~っ!2回行く!!」
嬉しくて円堂君の手を握りしめると円堂君は、
「じゃあ、みんなには内緒な」
なんて、可愛く笑うんだ。
ああ、俺、幸せすぎて死にそう。
バカップル。
映画行きたいです。イナズマ円ヒロ円
闇風
20110104(火)22:10「そんな風に俯いてないでさ、もっと顔上げろよ」
そう言って俺の前髪を右手でかき上げる。
そして俺に笑うのだ。
俺とは似ても似つかないような爽やかで、優しい笑顔で。
あの時とは違う。
それが嬉しいんだ。
あの時俺達のキャプテンとなったお前が、誰よりも輝いていることが。
……俺には少し、眩しすぎるくらいだけど。
闇野×風丸。
マイナー!(笑)
ごめん。闇野さんあんまりキャラわかってない。好きだけど。イナズマ他イナズマ
ヒロトの緑川いじめ
20101218(土)22:09意味不ネタ。
「ねぇ、緑川。『ピザ』って10回言ってみて」
「(ああ、あれか)ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
「じゃあ、ここは英語で?」←肘指差して
「ひじ…………って、え!?」
「残念!正解は『エルボー』でした~」
「……どんなひっかけだよ……」
電車でこんなようなことやってた高校生がいた。
漫画で描いたら消します。多分描かないけど。イナズマヒロト系
2期円ヒロ
20101211(土)22:07「……お前が本当に幽霊ならよかったのに」
「……え?」
円堂君にお別れを言いに、俺が決別するために彼に会いに行ったのに。
「本当にお前が幽霊で、俺にしか見えなくて、宇宙人なんかじゃなかったらよかったのに」
「円、堂君……」
そんなことを言わないで。
「ヒロト。俺、」
ああ嫌だやめて聞きたくない。
だってそれは、ずるいじゃないか。俺だって、俺だってそうなのに。
「俺、ヒロトのことが好きだ」
俺だって好きなのに、その想いには決して応えることが出来ない。
円堂さんは自覚すると行動早いような気がする。イナズマ円ヒロ円
ヒロ玲
20101129(月)22:07今さらポッキー&プリッツの日。
まだ一月経ってないからセーフ!(何)
「玲名~!ポッキーゲームしよ~?」
「残念だったな。わたしはポッキーよりもプリッツ派だ!!」
「……じゃあプリッツゲーm「そんなゲームはない」
漫画にしたかったけど描き始める前に挫折した(←
玲名にあしらわれてもめげないヒロトが大好きだ。イナズマヒロト系
心持ち円秋
20101113(土)22:05「俺、やっぱり一番好きなのは秋だな!」
「……え……、え!?////」
「いや確かに春も夏も冬もいいんだけどさ~」
「……………………円堂君」
「ん?どうした?秋」
「……何でもない」
季節の話(笑)イナズマ他イナズマ