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短編

「ねぇ、緑川。俺のこと好き?」
「は!?」
ヒロトは俺の部屋に入って来るなりそんなことを聞いてきた。

いきなり何を言ってるんだ?
俺達は付き合ってるんだから、今更聞くまでもないだろうに。

「……そんなの、わかってるだろ?」
俺は、赤い顔を隠すように顔を背けた。

でも、

「……ねぇ、好きって言ってよ」

そう言うヒロトはあまりにも真剣で、あまりにも儚かった。



だから俺は期待に応えた。

「ヒロト、愛してる」

ついでに+αのキスをオマケして。



一瞬ポカンとしていたヒロトは、されたことを理解すると急に髪の色にも劣らないくらい真っ赤になった。

まさかヒロトがこんなに可愛い反応をするなんて。
普段割とされるがままだったから全く知らなかった。



そして恥ずかしさが頂点に達したのか、ヒロトは叫んだ。

「そこまでしろなんて言ってない!」

ヒロトは赤い顔のまま逃げるように部屋を飛び出して行った。



こんなに可愛いんなら、普段からもっといっぱい言ってればよかった。
もっとたくさん、この気持ちを伝えていればよかった。



しかし後日、改めてヒロトを前にすると何も出来ずに結局されるがままな緑川がいたそうな。




とあるキャラソンが頭から離れなくてつい。ちなみにネタ曲でありこんな内容ではない。むしろフレーズか?
はぁ!何これ恥ずかしい。
しかも絶対キャラ違う特に緑川。
でも緑川はヒロトに負けず劣らず顔真っ赤(笑)


>>2010.11.15

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