短編①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
サッチさんがおかしい。
いったい何があったというのか。
「さすがアコちゃん、味つけバッチリ!」
「・・・・・・・はあ」
「可愛いのに料理も上手いっていいよなーアコちゃんに俺めろりんラブだなー」
「・・・・・・・・・・・・・サッチさん?」
「ん?」
今ここは我が白ひげ海賊団の船、
モビーディック号の食堂で。
私の左隣にエース。
そして右隣にサッチさん、という形だ。
さっきまでエースと話してたんだけど、サッチさんが来たと思ったらずーっとこんな感じ。
「何か変なもの食べました?」
「このモビーに置いて変なものなんてある訳ないだろ?」
「アコ、サッチはいつも変だろ?」
サッチさんの言葉とエースのツッコミにそれもそうかと納得。
「心配するアコちゃんもかーわいい」
「・・・・・・・・・・・私、お金そんなに持ってないですよ?」
「俺が女の子にそんなマネする訳ないって」
「・・・・・・・・・・・・・・私の部屋に無断で入ったり」
「しないしない」
「どうしようエース、サッチさんがおかしい」
「だから前からこんなんだったじゃねェか」
確かにサッチさんは女好きで、
前からこんな感じではある。
・・・・・・・・・・・ただし、私以外の女性には。
「私今までこんな褒められたことない」
基本的には可愛がられてるけど。
「いや俺は前からアコちゃん程いい女は居ないと思ってた」
「・・・・・・・・・・・・・・どうしようエース」
何かサッチさんが気持ち悪い。
聞いておいてなんだけど、まあたぶんエースはほっとけ、って言うんだろうなと思ってた。
けれど返って来た答えは予想と違いすぎた。
「何かムカツク」
「・・・・・・・・・・・・・・はい?」
エースがイラッとしたように呟いた。
「サッチ、殴っていいか?」
いつもならその言葉に慌てるハズのサッチさんは、何故かニヤニヤとエースの様子を楽しんでいる気がする。
「あららー?どうしたのかなエース君?俺はアコちゃんを褒めてただけだぜ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひけ「ちょっと待とうかエース君!?」」
さすがに火拳には慌てたらしい。
・・・・・・・エースも何かちょっと様子がおかしい。
いったい何が!?
「でも本当、サッチさん気持ち悪いですよ。エースが殴りたくなる気持ちわかります」
「アコちゃんまで!?・・・・あーでもな?これには深い理由があってな?」
「・・・・・・・・・何ですか?」
「ま、後は2人でゆっくり話すこったな」
次にいつ攻撃してくるかわからないと思われるほどサッチさんを睨んでるエースに少し怯えながら、
サッチさんはそのまま去っていった。
・・・・・・・・・・・・・・何なの?
「な・・・・何だったんだろうね、サッチさん」
そう言ってちらりとエースを見れば、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エース?」
「アコ」
「はい!?」
いつになく真面目な顔のエースに思わず肩が跳ねた。
「お・・・・俺だってアコのこと可愛いと思ってたからな」
「・・・・・・・・・・・・・・え、あ、有難う」
今度はいきなり何!?
「サッチはいつもあんなんだから本気にするなよ?」
「や、さすがにあれは本気にしないって」
「・・・・・・・・・・ならいい」
「・・・・・・・・・・サッチさんも変だったけどエースも何か変だよ?」
そう聞けばエースはむぅっとした顔で、
「むかついたんだよ」
「むかついた、って何が?」
「サッチが」
「何で?」
「わかんねェ」
何で、と聞けばわからないと首を捻るエース。
・・・・・・・・・・・・・・・もしかして。
「ね、エース。違ってたらごめんね?それってもしかして、嫉妬・・・とかだったりする?」
まさかそんな訳ないよねーと思いつつ尋ねてみれば、
エースは目を丸くした。
「・・・・・・・・・嫉妬?」
「え、エース?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・俺が?」
「あ、ち、違うよね?ごめんね変なこと言って」
「嫉妬だったらアコは嫌か?」
エースは少し考えるようにした後、
真っ直ぐに私を見つめた。
「・・・・・・・・・・嬉しい、よ?」
素直にそう答えればエースはぱあっと顔を明るくさせた。
「そっか!良かった!俺今気づいたんだ、好きだアコ」
「・・・・・・私も・・・・好き、です」
『やっとくっついたかあの2人』
『エースマジでキレてっから怖かった!』
『サッチさん大変ッスね・・・・』
『見てて歯がゆくて仕方ねぇんだもんよ』
いったい何があったというのか。
「さすがアコちゃん、味つけバッチリ!」
「・・・・・・・はあ」
「可愛いのに料理も上手いっていいよなーアコちゃんに俺めろりんラブだなー」
「・・・・・・・・・・・・・サッチさん?」
「ん?」
今ここは我が白ひげ海賊団の船、
モビーディック号の食堂で。
私の左隣にエース。
そして右隣にサッチさん、という形だ。
さっきまでエースと話してたんだけど、サッチさんが来たと思ったらずーっとこんな感じ。
「何か変なもの食べました?」
「このモビーに置いて変なものなんてある訳ないだろ?」
「アコ、サッチはいつも変だろ?」
サッチさんの言葉とエースのツッコミにそれもそうかと納得。
「心配するアコちゃんもかーわいい」
「・・・・・・・・・・・私、お金そんなに持ってないですよ?」
「俺が女の子にそんなマネする訳ないって」
「・・・・・・・・・・・・・・私の部屋に無断で入ったり」
「しないしない」
「どうしようエース、サッチさんがおかしい」
「だから前からこんなんだったじゃねェか」
確かにサッチさんは女好きで、
前からこんな感じではある。
・・・・・・・・・・・ただし、私以外の女性には。
「私今までこんな褒められたことない」
基本的には可愛がられてるけど。
「いや俺は前からアコちゃん程いい女は居ないと思ってた」
「・・・・・・・・・・・・・・どうしようエース」
何かサッチさんが気持ち悪い。
聞いておいてなんだけど、まあたぶんエースはほっとけ、って言うんだろうなと思ってた。
けれど返って来た答えは予想と違いすぎた。
「何かムカツク」
「・・・・・・・・・・・・・・はい?」
エースがイラッとしたように呟いた。
「サッチ、殴っていいか?」
いつもならその言葉に慌てるハズのサッチさんは、何故かニヤニヤとエースの様子を楽しんでいる気がする。
「あららー?どうしたのかなエース君?俺はアコちゃんを褒めてただけだぜ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひけ「ちょっと待とうかエース君!?」」
さすがに火拳には慌てたらしい。
・・・・・・・エースも何かちょっと様子がおかしい。
いったい何が!?
「でも本当、サッチさん気持ち悪いですよ。エースが殴りたくなる気持ちわかります」
「アコちゃんまで!?・・・・あーでもな?これには深い理由があってな?」
「・・・・・・・・・何ですか?」
「ま、後は2人でゆっくり話すこったな」
次にいつ攻撃してくるかわからないと思われるほどサッチさんを睨んでるエースに少し怯えながら、
サッチさんはそのまま去っていった。
・・・・・・・・・・・・・・何なの?
「な・・・・何だったんだろうね、サッチさん」
そう言ってちらりとエースを見れば、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エース?」
「アコ」
「はい!?」
いつになく真面目な顔のエースに思わず肩が跳ねた。
「お・・・・俺だってアコのこと可愛いと思ってたからな」
「・・・・・・・・・・・・・・え、あ、有難う」
今度はいきなり何!?
「サッチはいつもあんなんだから本気にするなよ?」
「や、さすがにあれは本気にしないって」
「・・・・・・・・・・ならいい」
「・・・・・・・・・・サッチさんも変だったけどエースも何か変だよ?」
そう聞けばエースはむぅっとした顔で、
「むかついたんだよ」
「むかついた、って何が?」
「サッチが」
「何で?」
「わかんねェ」
何で、と聞けばわからないと首を捻るエース。
・・・・・・・・・・・・・・・もしかして。
「ね、エース。違ってたらごめんね?それってもしかして、嫉妬・・・とかだったりする?」
まさかそんな訳ないよねーと思いつつ尋ねてみれば、
エースは目を丸くした。
「・・・・・・・・・嫉妬?」
「え、エース?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・俺が?」
「あ、ち、違うよね?ごめんね変なこと言って」
「嫉妬だったらアコは嫌か?」
エースは少し考えるようにした後、
真っ直ぐに私を見つめた。
「・・・・・・・・・・嬉しい、よ?」
素直にそう答えればエースはぱあっと顔を明るくさせた。
「そっか!良かった!俺今気づいたんだ、好きだアコ」
「・・・・・・私も・・・・好き、です」
『やっとくっついたかあの2人』
『エースマジでキレてっから怖かった!』
『サッチさん大変ッスね・・・・』
『見てて歯がゆくて仕方ねぇんだもんよ』