ホームセンターストーリー
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「驚かせてくれるわよねー」
「・・・・・・・・・えへ」
エース君にプロポーズされて、次の日。
ナミさんにどうだったの?と聞かれてすべてを答えた。
それが冒頭の言葉に繋がる。
「心配して損したわ。ま、いいけど。幸せにしてもらいなさいよ?」
「大丈夫。私も幸せにするから」
「・・・・・・・・・ごちそーさま」
「ありがとね、ナミさん」
「で、お互いの身内に挨拶は済ませたの?」
「うちにはもう来たけど・・・私は明日ルフィ君に言うだけかな、今のとこは」
本当はおじいさんであるガープさんにも、と思ったんだけど、エース君が嫌がってるのでなかなか。
まあ、結婚って言っても実際にそれらしくなるのはまだまだ先だから、のんびりいくことにする。
「・・・・・・・そういえばアコ、辞めたりしないでしょうね」
「辞めないよ、卒業するまでは」
「卒業したらすぐに永久就職かあ。ま、おめでと」
「・・・ん、有難う」
「ということでルフィ君、改めてこれからもよろしくお願いします」
改めてルフィ君にご挨拶。
「アコはエースとケッコンしたのか?それでアコが俺の姉ちゃんになるのか?」
「ルフィは昔からアコが姉ちゃんだったらいいって言ってただろ?」
「エースはアコとケッコンしてェって言ってたもんな!良かったなエース!」
満面の笑みで恥ずかしい言葉を繰り出す弟に赤面のエース君が可愛い。
「・・・・・まあな」
「俺もアコが姉ちゃんってのは嬉しいなー。アコは優しいもんな!」
「そりゃ俺が優しくねェってことか?」
「だってよォ、エースアコと会えない日は機嫌悪、」
ルフィ君が話してる途中、エース君が手で口を塞いで止めた。
・・・・・・・・・・・何か嬉しいやら恥ずかしいやら。
「よーしそこまでだルフィ。アコ、もう行こうぜ」
「え、でも」
「別に反対って訳でもねェだろ?・・・今更だしよ」
「・・・・うん、じゃあ」
エース君・・・・・恥ずかしいんだね。
エース君に促されて立ちあがれば、
「アコ!」
元気なルフィ君の声に名前を呼ばれて、
「おめでとうだな、アコ!」
「有難う、ルフィ君」
いたたまれなくなったエース君と2人で外へ出た。
「あー・・・・飯でも食いに行くか」
「うん、そだね」
「・・・・・・・・アコ?」
「ん?」
「俺じゃ不安か?」
「え?」
不安か、と心配そうなエース君に、ドキッとした。
「・・・・・不安ていうんじゃないんだけど。実感が湧かないっていうか」
親からも、ナミさんからもルフィ君からも。
『おめでとう』
と言われたけど。
「まあ、実際式とかもまだまだ先の話だからな」
「それもあるけど・・・・幼馴染のエース君とまさかバイト先のホームセンターで再会して、こんな風になるなんて」
不思議な感じ。
「ああ、それには俺も驚いた。でも俺は元からアコと付き合うつもりではあったんだぜ?」
「え、どういうこと?」
「・・・俺がバイトしてる理由。半分はルフィの食費の為って言っただろ?」
「うん」
『俺がバイトしてんのも半分ルフィの食費の為だしな・・・』
遠い目をしてそう言っていたエース君を思い出す。
「もう半分はアコの為だったんだよ」
「えぇ!?」
「・・・いつかアコをデートに誘おうって思ってたからな」
衝撃の事実。
・・・・・・・そんな風に思ってくれてたなんて。
「そう、だったんだ」
「だからアコがうちに入ってきた時は驚いた。でもこれはチャンスだなと思ってさ」
「・・・・・・・・・え、あれ、でもじゃあエース君いつから私のこと好きでいてくれたの?」
「10年前から」
「ええええ!?」
思わず大きな声が出て、慌てて口を塞いだ。
「高校になってあんまり話さなくなったけど、ずっと気にしてた。
ジジイんとこ出て今の家選んだのもアコの家が近かったからだし」
「・・・・・・・・・嘘」
「嘘じゃねェよ。アコは気づいてなかったみてェだけど、結構会ってたんだぜ?」
「・・・・・・まったく気付いてませんでした」
最初職場で会った時もエース君だってわからなかったし。
「俺はずっと見てたけどな」
「・・・・・・・・・だって、カッコ良くなってたんだもん」
「・・・・そりゃ、アコも同じだって」
「え、」
思わぬ言葉にエース君を見れば、顔が赤い。
たぶん、私も同じだけど。
「・・・・・・・・・私、思い切って面接受けて良かった。エース君にも再会出来たし、ナミさんていう友達も出来たし」
今までのコトを改めて振り返ってみる。
「うん。やっぱり、良かった。働いてるエース君も見れたし、エース君に支えられて自分自身少し成長出来た気もする」
「・・・・・・・・・アコ」
少し驚いたようなエース君に、感謝の意味もこめて笑顔を向ける。
「これからは、ずっと側に居るね」
そう言えば、エース君はぴたりと歩みを止めた。
自然と私の足も止まる。
「エース君?」
「もう離す気はねェよ。・・・・アコ」
「・・・・・・うん」
「これから先・・・・まだまだ苦労かけると思う。・・・ごめんな」
真面目な顔で真っ直ぐに私を覗き込んでくるエース君に、私は笑った。
大丈夫だよ、との意味をこめて。
「私、幸せにしてもらおうなんて考えてないよ。言ったでしょ?私も幸せにするね、って」
「・・・・・ああ」
「今までエース君にずっと助けてもらってたし、今度は私も助けるから」
「2人で幸せに、だな」
「勿論」
2人で顔を見合わせて、笑った。
「とりあえずまた明日仕事だねー。私残業頼まれちゃった」
「日用品にも品出し応援頼む」
「あははっ頑張る」
「そんじゃま、明日も」
「頑張りますか」
そして強く手を握って、
また歩き出した。
+そうして明日もまた2人+
「・・・・・・・・・えへ」
エース君にプロポーズされて、次の日。
ナミさんにどうだったの?と聞かれてすべてを答えた。
それが冒頭の言葉に繋がる。
「心配して損したわ。ま、いいけど。幸せにしてもらいなさいよ?」
「大丈夫。私も幸せにするから」
「・・・・・・・・・ごちそーさま」
「ありがとね、ナミさん」
「で、お互いの身内に挨拶は済ませたの?」
「うちにはもう来たけど・・・私は明日ルフィ君に言うだけかな、今のとこは」
本当はおじいさんであるガープさんにも、と思ったんだけど、エース君が嫌がってるのでなかなか。
まあ、結婚って言っても実際にそれらしくなるのはまだまだ先だから、のんびりいくことにする。
「・・・・・・・そういえばアコ、辞めたりしないでしょうね」
「辞めないよ、卒業するまでは」
「卒業したらすぐに永久就職かあ。ま、おめでと」
「・・・ん、有難う」
「ということでルフィ君、改めてこれからもよろしくお願いします」
改めてルフィ君にご挨拶。
「アコはエースとケッコンしたのか?それでアコが俺の姉ちゃんになるのか?」
「ルフィは昔からアコが姉ちゃんだったらいいって言ってただろ?」
「エースはアコとケッコンしてェって言ってたもんな!良かったなエース!」
満面の笑みで恥ずかしい言葉を繰り出す弟に赤面のエース君が可愛い。
「・・・・・まあな」
「俺もアコが姉ちゃんってのは嬉しいなー。アコは優しいもんな!」
「そりゃ俺が優しくねェってことか?」
「だってよォ、エースアコと会えない日は機嫌悪、」
ルフィ君が話してる途中、エース君が手で口を塞いで止めた。
・・・・・・・・・・・何か嬉しいやら恥ずかしいやら。
「よーしそこまでだルフィ。アコ、もう行こうぜ」
「え、でも」
「別に反対って訳でもねェだろ?・・・今更だしよ」
「・・・・うん、じゃあ」
エース君・・・・・恥ずかしいんだね。
エース君に促されて立ちあがれば、
「アコ!」
元気なルフィ君の声に名前を呼ばれて、
「おめでとうだな、アコ!」
「有難う、ルフィ君」
いたたまれなくなったエース君と2人で外へ出た。
「あー・・・・飯でも食いに行くか」
「うん、そだね」
「・・・・・・・・アコ?」
「ん?」
「俺じゃ不安か?」
「え?」
不安か、と心配そうなエース君に、ドキッとした。
「・・・・・不安ていうんじゃないんだけど。実感が湧かないっていうか」
親からも、ナミさんからもルフィ君からも。
『おめでとう』
と言われたけど。
「まあ、実際式とかもまだまだ先の話だからな」
「それもあるけど・・・・幼馴染のエース君とまさかバイト先のホームセンターで再会して、こんな風になるなんて」
不思議な感じ。
「ああ、それには俺も驚いた。でも俺は元からアコと付き合うつもりではあったんだぜ?」
「え、どういうこと?」
「・・・俺がバイトしてる理由。半分はルフィの食費の為って言っただろ?」
「うん」
『俺がバイトしてんのも半分ルフィの食費の為だしな・・・』
遠い目をしてそう言っていたエース君を思い出す。
「もう半分はアコの為だったんだよ」
「えぇ!?」
「・・・いつかアコをデートに誘おうって思ってたからな」
衝撃の事実。
・・・・・・・そんな風に思ってくれてたなんて。
「そう、だったんだ」
「だからアコがうちに入ってきた時は驚いた。でもこれはチャンスだなと思ってさ」
「・・・・・・・・・え、あれ、でもじゃあエース君いつから私のこと好きでいてくれたの?」
「10年前から」
「ええええ!?」
思わず大きな声が出て、慌てて口を塞いだ。
「高校になってあんまり話さなくなったけど、ずっと気にしてた。
ジジイんとこ出て今の家選んだのもアコの家が近かったからだし」
「・・・・・・・・・嘘」
「嘘じゃねェよ。アコは気づいてなかったみてェだけど、結構会ってたんだぜ?」
「・・・・・・まったく気付いてませんでした」
最初職場で会った時もエース君だってわからなかったし。
「俺はずっと見てたけどな」
「・・・・・・・・・だって、カッコ良くなってたんだもん」
「・・・・そりゃ、アコも同じだって」
「え、」
思わぬ言葉にエース君を見れば、顔が赤い。
たぶん、私も同じだけど。
「・・・・・・・・・私、思い切って面接受けて良かった。エース君にも再会出来たし、ナミさんていう友達も出来たし」
今までのコトを改めて振り返ってみる。
「うん。やっぱり、良かった。働いてるエース君も見れたし、エース君に支えられて自分自身少し成長出来た気もする」
「・・・・・・・・・アコ」
少し驚いたようなエース君に、感謝の意味もこめて笑顔を向ける。
「これからは、ずっと側に居るね」
そう言えば、エース君はぴたりと歩みを止めた。
自然と私の足も止まる。
「エース君?」
「もう離す気はねェよ。・・・・アコ」
「・・・・・・うん」
「これから先・・・・まだまだ苦労かけると思う。・・・ごめんな」
真面目な顔で真っ直ぐに私を覗き込んでくるエース君に、私は笑った。
大丈夫だよ、との意味をこめて。
「私、幸せにしてもらおうなんて考えてないよ。言ったでしょ?私も幸せにするね、って」
「・・・・・ああ」
「今までエース君にずっと助けてもらってたし、今度は私も助けるから」
「2人で幸せに、だな」
「勿論」
2人で顔を見合わせて、笑った。
「とりあえずまた明日仕事だねー。私残業頼まれちゃった」
「日用品にも品出し応援頼む」
「あははっ頑張る」
「そんじゃま、明日も」
「頑張りますか」
そして強く手を握って、
また歩き出した。
+そうして明日もまた2人+