もう1つの家族
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「え、今日外食なの?」
その日母は嬉しそうに
『今日は外に食べに行くわよ!』
と言った。
「何処行くの?」
「ふふん。焼肉食べ放題よ!」
「へえ、懐かしい。お兄ちゃんが居たときはよく行ったね」
「食い放題!?」
あ、エースが食いついた。
「肉をか!?好きなだけ食っていーんだな!?」
うわあ嬉しそう。
まるで尻尾が見えるようだよ。
「そうよエース君!好きなだけお肉を食べていいのよ!」
「マジか!うほー!」
エースならたくさん食べるんだろうなー。
お肉大好きだし。
・・・・・ていうか出禁になるんじゃね?
という訳で家から10分の焼肉食べ放題店へ。
母はにこにこと大変機嫌がいい。
「たっくさん食べてねえエース君!」
「うめェ!これもこれも、これも食っていいんだよな?」
「全部食べていいのよ!」
「・・・・嬉しそうだねお母さん」
お皿にたくさんのお肉を盛ってきたエースを見てにこにこ。
や、エースもものすんごい嬉しそうだけど。
「そりゃそうよ!##NAME1##が居た時は来たけど、あんたあんまり食べないし。
お父さんはお酒ばっかりだし」
「あーまあね」
「だから、エース君が来た時、いつか連れて来ようって思ってたのよ。お得だわァ」
うっとりと呟く母に、私は苦笑いしか返せなない。
我が母ながら、うん。
「それにウチだとあんまりお腹いっぱい食べさせてあげられないし」
「でも俺おふくろさんの料理好きだぜ」
「あら有難う!いい子ねえ」
「でも私はサッチさんの料理食べてみたいなあ」
白ひげ海賊団の中にはサッチさんという
面白リーゼントさん(エース談)が居る。
彼の作る料理は美味しいんだそうだ。
「ああ、サッチの料理もうめェけど、でもおふくろさんの料理は、何か違ぇんだよな」
お肉とご飯を頬張りながらエースは思い出すように言う。
「何か、あったけェ。だから腹いっぱいになれなくてもいいんだ」
にこっ、とそう母に笑いかけるエース。
「エース君・・・・!!」
感動する母。
何だこの図。
「肉もいいが酒もいいぞエース君」
「ん、うめェ」
「いやーやっぱり男の子がいるってのはいいもんだなあ」
今度は父がにこにこ。
積み上げられていく皿、皿。
並べられていくお酒の瓶、瓶。
・・・・・・まあ皆楽しそうだからいっか。
「そういえば最近アコの手料理食べてないな」
突然父が言い出した。
「そうね、最近作ってくれてないわね。明日から冬休みでしょ?楽しみねー」
「ちょ、お母さん!」
「へえ、アコ料理出来んのか」
エースは意外そうに笑う。
失礼な。
「まあ人並みには出来る、けど」
「・・・けど?まずいのか?」
ますます失礼な!
「まずくない!・・・はず、だけど」
「あらちゃんと美味しいわよ?美味しいんだけどねえ」
「野菜が少ないんだよな」
と、母と父はしみじみ。
「だって野菜嫌いだもん」
「好き嫌いが多いのよねアコは」
「そんなコトないし!ちゃんと野菜も入れるし食べるし!」
「あら、言ったわね?」
あ、やべ。
「そういうことだからエース君、明日のアコの手料理楽しみにしててね」
にっこりと母。
「や、でもあの、エースだって私の手料理なんか食べたくな、」
「食いてえ」
まばゆいばかりの笑顔のエースには、
やっぱり尻尾が見えるようだった。
「・・・・・・頑張ります」
ちーん。
明日・・・・・・?どうしよう。
どうしようもないな、うん。
+尻尾が見えます 終+
その日母は嬉しそうに
『今日は外に食べに行くわよ!』
と言った。
「何処行くの?」
「ふふん。焼肉食べ放題よ!」
「へえ、懐かしい。お兄ちゃんが居たときはよく行ったね」
「食い放題!?」
あ、エースが食いついた。
「肉をか!?好きなだけ食っていーんだな!?」
うわあ嬉しそう。
まるで尻尾が見えるようだよ。
「そうよエース君!好きなだけお肉を食べていいのよ!」
「マジか!うほー!」
エースならたくさん食べるんだろうなー。
お肉大好きだし。
・・・・・ていうか出禁になるんじゃね?
という訳で家から10分の焼肉食べ放題店へ。
母はにこにこと大変機嫌がいい。
「たっくさん食べてねえエース君!」
「うめェ!これもこれも、これも食っていいんだよな?」
「全部食べていいのよ!」
「・・・・嬉しそうだねお母さん」
お皿にたくさんのお肉を盛ってきたエースを見てにこにこ。
や、エースもものすんごい嬉しそうだけど。
「そりゃそうよ!##NAME1##が居た時は来たけど、あんたあんまり食べないし。
お父さんはお酒ばっかりだし」
「あーまあね」
「だから、エース君が来た時、いつか連れて来ようって思ってたのよ。お得だわァ」
うっとりと呟く母に、私は苦笑いしか返せなない。
我が母ながら、うん。
「それにウチだとあんまりお腹いっぱい食べさせてあげられないし」
「でも俺おふくろさんの料理好きだぜ」
「あら有難う!いい子ねえ」
「でも私はサッチさんの料理食べてみたいなあ」
白ひげ海賊団の中にはサッチさんという
面白リーゼントさん(エース談)が居る。
彼の作る料理は美味しいんだそうだ。
「ああ、サッチの料理もうめェけど、でもおふくろさんの料理は、何か違ぇんだよな」
お肉とご飯を頬張りながらエースは思い出すように言う。
「何か、あったけェ。だから腹いっぱいになれなくてもいいんだ」
にこっ、とそう母に笑いかけるエース。
「エース君・・・・!!」
感動する母。
何だこの図。
「肉もいいが酒もいいぞエース君」
「ん、うめェ」
「いやーやっぱり男の子がいるってのはいいもんだなあ」
今度は父がにこにこ。
積み上げられていく皿、皿。
並べられていくお酒の瓶、瓶。
・・・・・・まあ皆楽しそうだからいっか。
「そういえば最近アコの手料理食べてないな」
突然父が言い出した。
「そうね、最近作ってくれてないわね。明日から冬休みでしょ?楽しみねー」
「ちょ、お母さん!」
「へえ、アコ料理出来んのか」
エースは意外そうに笑う。
失礼な。
「まあ人並みには出来る、けど」
「・・・けど?まずいのか?」
ますます失礼な!
「まずくない!・・・はず、だけど」
「あらちゃんと美味しいわよ?美味しいんだけどねえ」
「野菜が少ないんだよな」
と、母と父はしみじみ。
「だって野菜嫌いだもん」
「好き嫌いが多いのよねアコは」
「そんなコトないし!ちゃんと野菜も入れるし食べるし!」
「あら、言ったわね?」
あ、やべ。
「そういうことだからエース君、明日のアコの手料理楽しみにしててね」
にっこりと母。
「や、でもあの、エースだって私の手料理なんか食べたくな、」
「食いてえ」
まばゆいばかりの笑顔のエースには、
やっぱり尻尾が見えるようだった。
「・・・・・・頑張ります」
ちーん。
明日・・・・・・?どうしよう。
どうしようもないな、うん。
+尻尾が見えます 終+