ホームセンターストーリー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ぴんぽーん、とインタホーンが鳴った。
私は鞄を持って玄関へ。
「アコ、準備出来てるか?」
「うん、大丈夫」
昨日言った通り迎えに来てくれたエース君。
「あら、お迎え?」
「ん、行ってきます」
お母さんに手を振って外へ出た。
2人で自転車に乗り込んで、
「昨日はあれから何ともなかったのか?」
「うん、特には何も」
「おふくろさんには言ったのか?」
「ううん、まだ確定した訳じゃないし。心配かけたくないから」
「そっか。・・・偉いな」
早く解決して欲しい、と思う。
そしてその為に決めたことがある。
そしてお店に到着。
「じゃ、また後でな。何かあったら大声で俺を呼べよ?」
「うん、ありがと」
お互い着替える為に更衣室へ。
中に入るとナミさんがすでに着ていて、
「あ、ナミさんおはよ」
「ちょっとアコ!ポートガス君から聞いたんだけど、本当なの?」
私の顔を見るなり問いかけてくる。
心配してくれてるのがわかって、嬉しい。
「う・・・ん、でも私の勘違いかもしれないし」
そう答えるとナミさんは呆れたようにため息を吐いた。
「・・・あんたには言わなかったけど、最近このへんで出るのよ、変質者」
「・・・・・でも、もしそうだとしても、大丈夫。もう逃げないって決めたから」
「馬鹿ね、逃げなさいよ。何かあったらどうするの」
「逃げたらきっとエース君やルフィ君に火の粉が降りかかるから」
「そんなもん自力で跳ね除けるわよあいつらなら」
話しながら更衣室を出て、事務所へ。
夕礼に出て、お金を貰って交代。
今日は私の隣がナミさんで、向かいにエース君。
ふとエース君と目が合って、にし、と笑いかけられてドキッとした。
「そ・・そういえばナミさんてルフィ君のこと知ってるの?」
「ルフィ?知ってるわよ。あいつがあんまりうるさいから1度会わせろって言ったのよ」
「どうだった?」
「話聞きすぎて初めて会った気がしなかった。・・・マイペースよねあの2人。悪い奴らじゃないけど」
「あはは、それは確かに・・・あ、いらっしゃいませ」
お客さんが来たので店員モードON。
その男の人は洗剤を2つ。
「396円です。500円お預かりいたします・・・104円のお返しです」
隣で手の空いていたナミさんがサッカーに入ってくれて、袋詰めしてくれた。
お釣りを渡そうと小銭を持った手を伸ばすも、私の手をじっと見て受け取ろうとしないお客さん。
「・・・・お客様?」
「・・・ありがとう、アコ、ちゃん」
「え?」
ようやくお釣りを受け取ると、ぼそっと呟いたお客さん。
「あ・・・有難う御座いました」
くるりと背を向けたお客さんに、ナミさんが、
「何あれ」
「しっ、聞こえちゃうよナミさん」
そして同時に動きを止めたお客さん。
けれどその目線はナミさんでも私でもなく。
「お前・・・何でお前が・・・」
その視線の先は接客中のエース君、で。
「・・・・え?」
その人がナイフを出した、と思ったら向かった先もエース君だった。
「・・・っっ!!」
声が出なかった。
けれどエース君はそれをあっさりとかわして、持っていたナイフを落とした。
店内に悲鳴が響き渡る。
「ナミ!店長・・・と警察に連絡、頼む」
「・・・オッケー!」
エース君はナミさんにそう告げると、そのまま男の人を取り押さえて、見下ろした。
「お前だな?アコの後つけてたやつ」
「お前・・昨日も、今日も、アコちゃんの隣に・・・いた、何で俺じゃ、ないんだよ!?」
「意味わかんねェこと言ってんじゃねェよ」
「アコちゃんは俺に笑いかけてくれるんだ!何があってもにこにこ笑って、言えば何でもやってくれるし、俺の天使で」
そこまで聞いた私の頭の中で、何かが切れる音がした。
ゆっくりと男の人の前まで、出た。
「アコ?」
そして、
パァン!!と小気味いい音が店内に響いた。
私が男の人の頬を思い切り叩いたからだ。
「勝手なこと言わないでよ!いつもにこにこ?当たり前でしょお客さんなんだから!
言えば何でもやってくれる?んなことある訳ないでしょ?馬鹿じゃないの!?」
「・・・アコ、ちゃん?」
「天使?何言ってんのあんた。私達だって人間なんだから暴言吐かれれば嫌な思いにもなるし、
有難うって言われれば嬉しいし頑張ろうって思えるんだっての!」
だんだんと青ざめていく男の人に、思いの丈をぶつける。
「しかも夜道で黙って後つけられたら怖いに決まってるでしょ!?最っ低!」
「うそだ・・・僕の、天使、」
「しつこい!ナイフまで持ってエース君に襲い掛かるとか・・・エース君に何かあったらどうしてくれんのよ!?」
と、そこまで言い切ったところで、
「アコ、俺は大丈夫だから、落ち着けって」
苦笑しているエース君、と。
「・・・・・アコさん、話聞かせてもらおうか」
同じく苦笑している店長が目の前に居た。
+ふざけんな+
私は鞄を持って玄関へ。
「アコ、準備出来てるか?」
「うん、大丈夫」
昨日言った通り迎えに来てくれたエース君。
「あら、お迎え?」
「ん、行ってきます」
お母さんに手を振って外へ出た。
2人で自転車に乗り込んで、
「昨日はあれから何ともなかったのか?」
「うん、特には何も」
「おふくろさんには言ったのか?」
「ううん、まだ確定した訳じゃないし。心配かけたくないから」
「そっか。・・・偉いな」
早く解決して欲しい、と思う。
そしてその為に決めたことがある。
そしてお店に到着。
「じゃ、また後でな。何かあったら大声で俺を呼べよ?」
「うん、ありがと」
お互い着替える為に更衣室へ。
中に入るとナミさんがすでに着ていて、
「あ、ナミさんおはよ」
「ちょっとアコ!ポートガス君から聞いたんだけど、本当なの?」
私の顔を見るなり問いかけてくる。
心配してくれてるのがわかって、嬉しい。
「う・・・ん、でも私の勘違いかもしれないし」
そう答えるとナミさんは呆れたようにため息を吐いた。
「・・・あんたには言わなかったけど、最近このへんで出るのよ、変質者」
「・・・・・でも、もしそうだとしても、大丈夫。もう逃げないって決めたから」
「馬鹿ね、逃げなさいよ。何かあったらどうするの」
「逃げたらきっとエース君やルフィ君に火の粉が降りかかるから」
「そんなもん自力で跳ね除けるわよあいつらなら」
話しながら更衣室を出て、事務所へ。
夕礼に出て、お金を貰って交代。
今日は私の隣がナミさんで、向かいにエース君。
ふとエース君と目が合って、にし、と笑いかけられてドキッとした。
「そ・・そういえばナミさんてルフィ君のこと知ってるの?」
「ルフィ?知ってるわよ。あいつがあんまりうるさいから1度会わせろって言ったのよ」
「どうだった?」
「話聞きすぎて初めて会った気がしなかった。・・・マイペースよねあの2人。悪い奴らじゃないけど」
「あはは、それは確かに・・・あ、いらっしゃいませ」
お客さんが来たので店員モードON。
その男の人は洗剤を2つ。
「396円です。500円お預かりいたします・・・104円のお返しです」
隣で手の空いていたナミさんがサッカーに入ってくれて、袋詰めしてくれた。
お釣りを渡そうと小銭を持った手を伸ばすも、私の手をじっと見て受け取ろうとしないお客さん。
「・・・・お客様?」
「・・・ありがとう、アコ、ちゃん」
「え?」
ようやくお釣りを受け取ると、ぼそっと呟いたお客さん。
「あ・・・有難う御座いました」
くるりと背を向けたお客さんに、ナミさんが、
「何あれ」
「しっ、聞こえちゃうよナミさん」
そして同時に動きを止めたお客さん。
けれどその目線はナミさんでも私でもなく。
「お前・・・何でお前が・・・」
その視線の先は接客中のエース君、で。
「・・・・え?」
その人がナイフを出した、と思ったら向かった先もエース君だった。
「・・・っっ!!」
声が出なかった。
けれどエース君はそれをあっさりとかわして、持っていたナイフを落とした。
店内に悲鳴が響き渡る。
「ナミ!店長・・・と警察に連絡、頼む」
「・・・オッケー!」
エース君はナミさんにそう告げると、そのまま男の人を取り押さえて、見下ろした。
「お前だな?アコの後つけてたやつ」
「お前・・昨日も、今日も、アコちゃんの隣に・・・いた、何で俺じゃ、ないんだよ!?」
「意味わかんねェこと言ってんじゃねェよ」
「アコちゃんは俺に笑いかけてくれるんだ!何があってもにこにこ笑って、言えば何でもやってくれるし、俺の天使で」
そこまで聞いた私の頭の中で、何かが切れる音がした。
ゆっくりと男の人の前まで、出た。
「アコ?」
そして、
パァン!!と小気味いい音が店内に響いた。
私が男の人の頬を思い切り叩いたからだ。
「勝手なこと言わないでよ!いつもにこにこ?当たり前でしょお客さんなんだから!
言えば何でもやってくれる?んなことある訳ないでしょ?馬鹿じゃないの!?」
「・・・アコ、ちゃん?」
「天使?何言ってんのあんた。私達だって人間なんだから暴言吐かれれば嫌な思いにもなるし、
有難うって言われれば嬉しいし頑張ろうって思えるんだっての!」
だんだんと青ざめていく男の人に、思いの丈をぶつける。
「しかも夜道で黙って後つけられたら怖いに決まってるでしょ!?最っ低!」
「うそだ・・・僕の、天使、」
「しつこい!ナイフまで持ってエース君に襲い掛かるとか・・・エース君に何かあったらどうしてくれんのよ!?」
と、そこまで言い切ったところで、
「アコ、俺は大丈夫だから、落ち着けって」
苦笑しているエース君、と。
「・・・・・アコさん、話聞かせてもらおうか」
同じく苦笑している店長が目の前に居た。
+ふざけんな+