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携帯の話が出たところで、言うなら今しかないと思った。
思い出すのはナミの言葉。
『え、アコのメアド知らないの?』
『・・・何でお前が知ってんだよ』
『私はいつもアドレス書いた紙持ってるもの。それ渡しただけ』
『・・・・・ナミ』
『いくら出す?』
『お前・・・!いらねェよ!自分で聞く!』
『あら残念。頑張ってねー、エース君?』
『うるせェ!』
今なら聞いても変じゃねェよな?
「そーいや、アコ」
「あ、うん、何?」
「携帯で思い出したんだけど、よ。・・・・その、さ」
アコに限ってそんなことはあり得ないと思うが、もし拒否されたら。
そう考えただけで言葉が出てこない。
「・・・うん?」
「あー・・・っと、だから、その、アドレス、交換しねェ?」
「そっか、そうだね!交換しよ」
よし、言えた。
へ・・・変じゃねェよな?
「しといた方が何かと便利だろ?これから色々相談にも乗ってやれるし。な?」
一応フォローしておくが、アコは何の疑いもなく笑って礼を言ってくれた。
「ほんとありがとー!あ、赤外線ついてる?」
「おう、俺のはこの辺だ」
「私のはこの辺だから・・・あ、私送るね?」
赤外線の場所を教えあって、携帯を近づける。
自然に触れる、手。
「・・・ん、」
「・・・・っど、どう?」
アコの声にはっとして画面を見ると、受信完了の文字。
やべ、今完全に我を忘れるとこだった。
「ああ、大丈夫だ。じゃあ帰ったらメールする」
「うん、よろしく」
とにかくこれで。
アコのメールアドレスゲット。
今すぐにでも自分の気持ちを告げてしまいそうになるのを誤魔化すため、口いっぱいにポテトを頬張った。
帰ってすぐアコにメールを送った。
あれこれ悩んで結局、『これからもよろしく』とだけ。
すぐにアコからも、『こちらこそ^^』と返ってきて、思わずニヤける。
「エース、怒らねぇのか?・・・俺明日の朝飯のぶんも食っちまったのに」
「・・・・今日は許す」
明日は幸い俺も休みだ。
買い物にでも行くか。
次の日ルフィを連れての買い物を終えて家に戻ると、携帯に着信の知らせがあった。
メールだ。
送信相手は、アコ。
「・・・・・マジか!」
送られてきた内容を見て俺は小さくガッツポーズ。
そして、
「ルフィ喜べ!今日の夕飯はアコの手作りだ!」
「おお!やったなエース!」
『エース君今日お休みだよね?夕飯私が作るんだけど良かったら如何ですか?』
アコの手作り。
すっげェ楽しみ。
『助かる。サンキュ』
おかしくねェよな、普通だよな、と3回程読み返して考えてから送信。
返事はすぐに返ってきて、
『そしたら7時くらいに持っていくね^^』
とのこと。
「よしルフィ!7時までに家を片付けるぞ!」
「わかった!肉の為だな!」
『助かる。サンキュ』
エース君からそう返事が来て、思わず頬が緩んだ。
よし、頑張ろう。
「あらアコ、もう料理始めるの?」
「・・・・うん」
「ふーん?エース君に食べてもらうから気合い入ってるのね?」
「まっまあね!」
ニヤニヤしているおかーさんに適当に返事をして、気合いを入れて調理開始。
緊張で震える指でインターホンを押した。
ぴんぽーん、と来訪を知らせるチャイムの後に、どたどた、と元気な足音が聞こえた。
「飯!」
簡潔な言葉と共に満面の笑顔で出迎えてくれたのはルフィ君だった。
「うん、ご飯持ってきたよー」
「肉か!?肉だよな、アコ?」
キラキラと目を輝かせるルフィ君の後ろから、
「こらルフィ、まず挨拶しろっていつも言ってるだろ?悪ィなアコ、汚ェけどあがってくれ」
「お・・・・・・お邪魔します」
2回目となる、エース君達の家。
いざ。
+さしいれ 終+
思い出すのはナミの言葉。
『え、アコのメアド知らないの?』
『・・・何でお前が知ってんだよ』
『私はいつもアドレス書いた紙持ってるもの。それ渡しただけ』
『・・・・・ナミ』
『いくら出す?』
『お前・・・!いらねェよ!自分で聞く!』
『あら残念。頑張ってねー、エース君?』
『うるせェ!』
今なら聞いても変じゃねェよな?
「そーいや、アコ」
「あ、うん、何?」
「携帯で思い出したんだけど、よ。・・・・その、さ」
アコに限ってそんなことはあり得ないと思うが、もし拒否されたら。
そう考えただけで言葉が出てこない。
「・・・うん?」
「あー・・・っと、だから、その、アドレス、交換しねェ?」
「そっか、そうだね!交換しよ」
よし、言えた。
へ・・・変じゃねェよな?
「しといた方が何かと便利だろ?これから色々相談にも乗ってやれるし。な?」
一応フォローしておくが、アコは何の疑いもなく笑って礼を言ってくれた。
「ほんとありがとー!あ、赤外線ついてる?」
「おう、俺のはこの辺だ」
「私のはこの辺だから・・・あ、私送るね?」
赤外線の場所を教えあって、携帯を近づける。
自然に触れる、手。
「・・・ん、」
「・・・・っど、どう?」
アコの声にはっとして画面を見ると、受信完了の文字。
やべ、今完全に我を忘れるとこだった。
「ああ、大丈夫だ。じゃあ帰ったらメールする」
「うん、よろしく」
とにかくこれで。
アコのメールアドレスゲット。
今すぐにでも自分の気持ちを告げてしまいそうになるのを誤魔化すため、口いっぱいにポテトを頬張った。
帰ってすぐアコにメールを送った。
あれこれ悩んで結局、『これからもよろしく』とだけ。
すぐにアコからも、『こちらこそ^^』と返ってきて、思わずニヤける。
「エース、怒らねぇのか?・・・俺明日の朝飯のぶんも食っちまったのに」
「・・・・今日は許す」
明日は幸い俺も休みだ。
買い物にでも行くか。
次の日ルフィを連れての買い物を終えて家に戻ると、携帯に着信の知らせがあった。
メールだ。
送信相手は、アコ。
「・・・・・マジか!」
送られてきた内容を見て俺は小さくガッツポーズ。
そして、
「ルフィ喜べ!今日の夕飯はアコの手作りだ!」
「おお!やったなエース!」
『エース君今日お休みだよね?夕飯私が作るんだけど良かったら如何ですか?』
アコの手作り。
すっげェ楽しみ。
『助かる。サンキュ』
おかしくねェよな、普通だよな、と3回程読み返して考えてから送信。
返事はすぐに返ってきて、
『そしたら7時くらいに持っていくね^^』
とのこと。
「よしルフィ!7時までに家を片付けるぞ!」
「わかった!肉の為だな!」
『助かる。サンキュ』
エース君からそう返事が来て、思わず頬が緩んだ。
よし、頑張ろう。
「あらアコ、もう料理始めるの?」
「・・・・うん」
「ふーん?エース君に食べてもらうから気合い入ってるのね?」
「まっまあね!」
ニヤニヤしているおかーさんに適当に返事をして、気合いを入れて調理開始。
緊張で震える指でインターホンを押した。
ぴんぽーん、と来訪を知らせるチャイムの後に、どたどた、と元気な足音が聞こえた。
「飯!」
簡潔な言葉と共に満面の笑顔で出迎えてくれたのはルフィ君だった。
「うん、ご飯持ってきたよー」
「肉か!?肉だよな、アコ?」
キラキラと目を輝かせるルフィ君の後ろから、
「こらルフィ、まず挨拶しろっていつも言ってるだろ?悪ィなアコ、汚ェけどあがってくれ」
「お・・・・・・お邪魔します」
2回目となる、エース君達の家。
いざ。
+さしいれ 終+